【山記録】
日時天候 2007年11月04日(日)
山名標高 能登ケ峯(608m)
山域 鈴鹿
コースタイム
鮎河坊前橋(08:30)~登山口(09:05)~能登ケ峯(10:10-05)~鹿の楽園(10:55-11:00)~笹の草地昼食(11:35-12:25)~P758(12:40-45)~鯎川林道(14:33)~鮎河坊前橋(14:55)
総タイム6時間25分(休憩タイム80分程度含む)
距離/累積高度差
人数等 iygsuzuka 鹿の楽園にリンドウ咲く

【軌跡ログ】

足跡
<鯎川の左岸を歩いて登山口へ> 
 秋晴れ絶好の登山日和である。
 11月最初の日曜日は、土山マラソンが実施されるので県道は規制される。横眼で係員の様子を見ながら坊橋付近の空き地に駐車させてもらう。
 8時30分うぐい橋を出発。往は、鯎川の左岸。複は、右岸を歩く。
 林道を30分ほど歩いて登山口に到着。 
 地形図にある登山路であるが、登山口に標識はない。手前のガードレールが目印。
 ホウの落ち葉を踏みわけ、暗い植林の中に入るとトレスがある。上へ行くといくつもの踏み跡があるので山師の道だろう。
 P690付近に来ると急登から解放され一本入れる。この先はやや緩い登りである。
 登山口から1時間ほどで能登ケ峰に着く。
 山頂は、杉の植林の中は展望もなし。
 黒滝から登って来た道との三叉路に「能登ケ峯」と書かれた名札が立つ。山頂というイメージはなく味気ない。
 文献(西尾本)によると、
 能登ケ峯は「能戸」とも云われ、黒滝や鮎河の人たち村をあげて登る信仰の山。
 頂上付近は、雨乞儀礼の草刈り場として存在したとある。
 地図を見ると、
 この山域は、ウグイ川を挟んでU字の尾根となっている。

<U字尾根と鹿の楽園>
 U字の尾根上には、能登ケ峰~横谷山~サクラグチがあり鮎河を基点に縦走も可能とある。
 但し、冬枯れの季節しか歩けないらしい。
 今回は、能登ケ峯からP758まで展望の良い尾根を歩いた。
 笹原には、シカ道が縦横に走り、入道岳にあるようなアセビが点在する。
 鹿の楽園と呼ばれるところだ。こんもりした笹原に寝転ぶとリンドウがあちこちに咲いていた。
 ああ、山に来て良かった。これが楽しみで山に来ているのだ。
 昼食で休んだ草地からは、田村川から突き上げる御所平から仙ケ岳の迫力ある眺めが素敵だった。

【スポーツの秋らしい好天の鮎河】

午前8時、青空が広がる鮎河の町。
スポーツの秋らしい好天日。
11月の最初の日曜日は、土山マラソンが開催される日とあって係員が巡視をしている。邪魔でない場所に車を留めさせてもらう。

【登山口は、ガードレールが目印】

 林道を30分ほど歩いて登山口に着く。ガードレイルの先、右側から入る。薄い踏み跡が付いている。
右は、入り口付近。
植林は、手入れされている

【植林の尾根を行く】
 下草も刈られた手入れの良い檜の美林を登る

【P690付近】

急登から解放され一服する。
西側の開けた空間に太陽があたり明るい。

【能登ケ峰】

左、能登ケ峰。平地に山名札あるのみ
右、ビューポイントが見えてきた

ビューポイント
左、
サクラグチ・横谷山縦走路
左、
上画像の続き北側。バックは雨乞岳

【鹿の楽園に入る】

【前方P696を目指す】

右、P696。

【御所平が正面に見える草地で昼食】

【横谷山分岐付近のガレ場。尾根は御所平】

右、御所平。

【P758から下山急降下で林道に出る】

P758。展望なし。 
ここから降下開始。

【林道へ下山】