【山記録】
日時天候 2008年4月20日(日)/晴
山名標高 ミズナシ(754m)太尾()   
山域 鈴鹿
コースタイム
R421号登山口(8:55)ミズナシ(09:30~09:35)P723(10:13)茶屋川林道へ下山(11:07)ー車で移動ー白谷峠への取次点で昼食(11:50~12:25)-白谷峠(13:15)ー白ガレ往復し白谷峠戻る(13:30)ーP770(13:42)ー太尾(13:50)-長池(14:00~14:15)尾根分岐(14:35)P533(15:17)茶屋川林道へ下山(15:27)茶屋川林道口(16:10)
総タイム7時間05分(休憩40分程度含む) 
人数等 IYGsuzuka 太尾の山名プレイト

【軌跡ログ
左、
50m標高
鳥瞰図。

【足跡】
<心のふるさと>  
 国道411号三重県側石樽峠から滋賀県側へ少しく下ると、古語録谷を挟んで南にミズナシの山塊、北に太尾の山塊が見える。
 ミズナシは、南斜面植林が進んでいるが北斜面は自然林の美しい樹林である。
 太尾は、鈴鹿山系を代表するような二次林の美しい森がある。(トップ画像)
 リーダは、この山を「心のふるさと」と称している。

<玄人向きの山> 
 
八風街道から茶屋川林道に入り300メートルほど進み道路脇の広くなった所に数台置車し、R421号ミズナシの登山口へと向かう。
 車で15分ほどで到着する。植林の境目、多少のヤブがあるが切り開いた道を30分も登ると754のミズナシに着く。ミズナシは樹林に覆われて展望なし。
 南斜面は、植林は進んでいるが、稜線と北斜面は新芽が色づく。
 白いコブシの花が多く時折ミツバツツジも咲き彩る。
 落ち着いた素晴らしい樹林に心が癒される。。
 P723に向かう。
 イワカガミの群落で花の頃に歩いて見たい。雑木とヒメコマツが茂り展望はなし。
 山腹を左に回り込み枝うちされた檜林の急斜面を降りていくと置車した地点に下山する。

 
車でR421号白谷峠への取次地点に向かう。
 取次地点で昼食後、12時25分出発。

 古語録谷
へ降りていく。
 川の水量は増し流れは早いので慎重に岩を選んで対岸へ渡る。 
 檜林の暗い谷の鞍部を白谷峠へと向かう。古い赤テープが時折巻いてあるが、消えかかっていた 30分ほどで、白谷峠に着く。白ハゲに寄り道をする。

<知られていない奇岩の白ハゲ>
 峠から10分ほどで白ハゲに着く。
 ここは、ガレ場でヤセた小山に白い奇岩(石灰岩)が存在する。
 周りにも白いものが点々と存在する。
 ヤセた岩の上に立つと太尾山塊の眺めも迫力がある。
 鈴鹿では珍しい黒松の疎林がガレ場を覆っている。。
 それにしてもこんなところにーー何故こんな岩があるのか不思議だ。
 このガレ場を知る人はいないとリーダは話していた
 ここから竜ケ岳へ登れると仲間が話していた。

<太尾>
 白谷峠に戻り、太尾へと続く細尾根を登る。
 右斜面は、ガレ場が続き、登りつめた太尾の尾根は、前方が開け伐採地に着く。
 南西斜面は杉が植林してあるが、シカやかもしかに食われている。
 植林地を過ぎ、ゆるく登り疎林の中の低い笹原を登りつめると、右にカヤ原が広がる。
 笹の緑のジュウタンが770メートルピークまで続くその先には、静ケ岳や竜ケ岳が望めた。しかし、展望はない。


<謎の長池>
     
 下り始めると、笹は消え、広い樹林の中は深々と落ち葉が積もる。緩い登りを下ると細長い窪地に長池が忽然と現れた。
 ゆったりと広がる池は凡そ40メートルほど春の日差しを一杯うけ輝いていた。

R421号の登山口付近へ駐車
右、駐車地。(登山口は近く)
左、この尾根が登り口。

ミズナシ山頂
 標高754メートルの山頂は展望なし。 樹林の隙間から竜ケ岳が見えた。

ミズナシの稜線
 斜面には、白いコブシの花が多く時折ミツバツツジも咲き彩る。

P723

左、723手前の上り。
右、723頂上。イワカガミが群生していた。

P723から下降中に見えた山
 旭山(右)とヒキノ(左)か?

 谷底は
茶屋川。

【間違い検証】
P723からの下り。
 北西方向の尾根に入り間違う。
分岐に左の大木ありこれが目印。
 広い斜面を下る。
 最初は、左から右方向に進む、最後は左寄り(写真)に向を変える。

【茶屋川林道口へ下山】

この場所に下山する。
傍らに「永源寺渓流の森」の看板が風月に去らされ横たわっていた。荒れ放題の森に訪れる人は、今やなしの気配を感じる。

【太尾の稜線を行く→R421号の登山口付近】
左、
画面の中央から谷へ降りる。
右、
駐車地。
竜ケ峠に建っている電波塔が見える。

谷が入り組んだ古語録谷

右、古語録谷は複雑な地

白ハゲ

左、白谷峠。右、白ハゲ。
 迫力ある白ハゲ。
 現場を見ると石灰岩が露出したものか。
 それにしてもこんなところにーー新発見に興味がわく。
 ここから竜ケ岳へ登れると仲間が話していた。

【白ハゲから太尾】
白ハゲから、太尾が見える。尾根全体が二次林に覆われている  

【P770付近の光景】


太尾

 桃源郷のような明るい二次林の美しい台地で気持ちが良い。        

【神秘的な長池】

【尾根分岐から見えた山】

左、静ケ岳。右、尾根分岐。

【ヘリポート広場へ下山する】

左、ヘリポート広場
右、茶屋川林道斜面。春の花木が多く咲く。