【山記録】
日時天候 2008年05月03日(日)快晴
山名標高 御在所岳(1209.5m)
山域 鈴鹿
コースタイム
武平トンネル西広場(8:15)茨谷登山口(08:22)いっぷく峠(08:53~09:00)ー沢谷出会(09:25)-コクイ谷出会(10:0010:10)ー左岸尾根(10:30)ーP1065(11:40)ー西峰昼食(12:1012:55)ー御嶽神社(13:45)大岩(14:00)ー広場((14:10)いっぷく峠(14:35)茨谷登山口(15:00)ー西広場(15:10)
総タイム 6時間55分(休憩80分程度含む)
距離/累積高度差
人数等 IYGsuzuka イワウチワ

【軌跡ログ
 上水晶谷左岸尾根から御在所岳に初めて登る。

 西峰から竜ケ岳の展望が良い。
 最後は笹を掻き分けアカヤシオで染まる御在所岳に着いた。
 適期は冬枯時。夏はお勧めできない。

【足跡】
<沢谷からコクイ谷へ>
 沢谷は、暗くて陰気な感じのする谷。

 今日は、一日快晴でコクイ谷出会い
付近に来ると光が射す。
 岩影には、首を垂れたイワウチワが多く咲いていた

 沢谷、クラ谷、コクイ谷が出会う場所に来て休憩をとる。
 何気なく指示板を見ると、沢谷とは別の方向(クラ谷)を指している。

 何故、このようなことになったのか分からないがイタズラをしたような感じでもない。
 ここは、三叉路の重要ポイント。
 分かりやすい大きな看板を設置して欲しいものです。
 コクイ谷出会いに来て千種街道と合流する。
 昔は、標識がなく間違いやすいところだった。今や標識や踏み跡もしっかりとあり銀座道に変わりつつある。景観は、鈴鹿らしい二次林の森で楽しめる。
 
<上水晶谷左岸尾根>
 上水晶谷左岸尾根は、神崎川に張り出したところから登る。
 10分ほどで左の尾根と合流する。
 この辺は、急登が続く。
 右に三人山や東雨乞岳が姿を表す。杉峠が見えるとの声ありーーこれはどうも怪しい。
 新芽が吹き出した自然林は明るくて美しい。
 疲れも忘れるほど快適な景観ーー単独でゆっくり歩いてみたい。
 標高900メメートル付近に来ると国見の尾根が見えてきた。
 露出した岩がハゲているかのようだ。
 斜面は、アカヤシオで赤く赤くなっている。後ろを振り返るとイブネ・クラシの姿も確認できる。
 やや西に向をかえ最後のきつい登りにかかる。
 これを登りきるとP1065に着く。
 ここからは西峰まで緩やかな登りとなる。前が開けたところに来て腰を下ろす。
 標識がないのでどこが山頂か分からない。多分、この開けたとこが山頂としておこう。
 前は、郡界尾根とクラ谷を挟んで北側の尾根が東雨乞岳へ突きあげている。
 大迫力の景観に息を呑む。
 昼食を挟んでここに一時間ほどいたが、雲ひとつない澄み切った五月の空でとても居心地がよかった。


<花の百名山>
 快晴の御在所岳山上は、アカヤシオやタテヤマリンドウが満開で花の百名山にふさわしい景観だった。ロープウエィで来た人たちもさぞ満足したことだろう。
 山ツアーで有名な東京アミューズの団体さんも来ていた。

【駐車地と登山口】
左、駐車地は武平トンネル西出口広場。
右、登山口は茨谷から入
る。(雨量計のあるところ)

沢谷・クラ谷・コクイ谷の分岐

沢谷、クラ谷、コクイ谷が出会う場所。左のの指示板は、何故かクラ谷の方向?
左、
三叉路が出会う場所。

沢谷・クラ谷は、昼間でも暗い感じがする。

コクイ谷は、明るく樹林が美しい。増水すると渡渉困難。

【コクイ谷】

谷筋は、広く明るく美しい。

神崎川出会い
左、
神崎川本流

上水晶谷左岸尾根

左、国見尾根。
P1066手前付近からアカヤシオがきれいに見えた。
下、御在所岳西峰。昼食をとる

上水晶谷左岸尾根
 黒谷の源頭部
 この谷を降りていくとコクイ谷へ行けるが超ハードな谷ときく。

望湖台
 笹を掻き分け上がると望湖台が見えた
周りは、アカヤシオで染まる。御在所近くに来るとタテヤマリンドウが花盛り。   

御在所岳

この付近、ロープウエイで来た人たちもいて大賑わい。東京アミューズの団体さんも来ていた。

【大岩と鎌ケ岳】

左、大岩。右、鎌ケ岳。
岩の上によじ登るのが超難関だったが、鎌ケ岳の眺めは超一流の眺めだった