【山記録】
日時天候 2008年5月18日(日)・快晴
山名標高 リョウシ(722m)コザト(829.0m)
山域 鈴鹿
コースタイム
駐車地(7:50)登山口( 08:20)P600,(10:15~10:25)ーリョウシ(11:00)-リョウシ岩峰昼食(11:1012:00)ーアケビの森散策(12:10~12:30)ーコザト(13:10)白谷林道(14:28~14:35)ー駐車地(15:05)
総タイム 6時間50分(休憩80分程度含む)
人数等 IYGsuzuka   コザト三角点

【軌跡ログ
 コース中、最大の難関は、登山口から標高差100mほどの登り。
 ここは、石灰岩の岩屑が崩壊したザラ場の斜面で落石・滑落が怖い。
 多数で登るのはとても危険。経験者向きヘルメット必携。

【足跡】
<落石・滑落>
 8時10分過ぎ権現谷白谷橋に到着。
 ここは、白谷と権現谷との合流地である。
 橋を渡り、白谷林道側広場へ駐車する。10台程度なら駐車可能。

 新緑で美しい白谷橋の手前のリョウシに延びる尾根に取りつく。
 入り口から厳しい登りが待っている。
 狭くて一人づつ順次入る。
 石灰岩の岩屑が崩壊したザラ場の斜面は、人を拒むかのように崩れていた。
 落石が常時起こり危険地帯である。
 突然、50cm位の大岩が落ちてくるのでは逃げようがない。
 安全なルートの選定と前の人の動きを見て移動することが重要である。
 ここでの撮影は、命の保証なし。

<花の尾根>
 登山口から100メートルほど喘ぎながら登ったところ(時間にして40分ほど)でようやく緩い登りとなる
 広くなったところに来て一息入れる。足元を見たら花が群生していた。
 撮影タイムが僅かしかないので、夢中でシャッターを押す。
 ゴツゴツした石灰岩が露出する尾根を越して行く。
 岩の周りにピンクや黄色の可愛い花盛りで癒された。

<リョウシ>
 11時リョウシ着。
 山頂は、やや広くなった樹林の中で視界なし。
 10分ほど先に展望の良い岩峰で昼食。
 ここから霊仙山西南尾根が一望できた。迫力ある素晴らしい眺めだった。
 「アケビの森」も鈴鹿の秘境といえる雰囲気のあるところだった。
 コザトの山頂は、小広場で三角点標石あるのみで展望なし。
 西尾根から白谷林道へ一気に下山した。

【登山口】

左、登山口の白谷橋。
右、斜面は、急なザレ場で落石が怖い

カレンフェルトの尾根を行く
 落石・滑落の危険から逃れホットする。
 皆な無事で安堵する
 
 尾根先は、皆を慰めるかのように花彩々。

足もとに咲いていた草花

【リョウシ山頂】
左、
山頂は、大木があるのみで視界はなし。
 左のところから岩峰へ10分で着く。


下、
岩峯からの展望。
霊仙山西南尾根の雄大な景観が心に残る。

【アセビの森】
 アセビの森は、奥山の雰囲気あり。
 鈴鹿最後の秘境だ。

【コザト山頂】

左、コザト。黄色い山名札が一つぶら下がっていた。
右、三角点。

【白谷林道へ下山】

左、コザトの西尾根から谷へ降り白谷へ向かう。
右、白谷林道。橋の少し奥へ下山する