【山記録】
日時天候 2008年10月5日(日)・雨
山名標高 鈴北岳(1182m)・鈴ケ岳(1130m)・茶野(938m)
山域 鈴鹿
コースタイム
鞍掛トンネル(8:23)~尾根上の送電線(9:05-13)P1028(9:55-10:02)~鈴北岳(10:20-25)~元池(10:35-40)~ヒルコバ(11:15-12:00)~鈴ケ岳(12:15-20)ー桜峠(12:50-55)~茶野(13:20-25)~P631下(14:30-35)ー大君ケ畑(15:20)
総タイム 7時間07分(休憩70分程度含む)
人数等 IYGsuzuka 鈴ケ岳に咲くホウズキ

【軌跡ログ山旅40000図】
左、鳥瞰図。、 茶野という山名は、国土地理院の地図に掲載なし。
 鈴北岳から奥にあり余り知られていない。
 自分も初登頂である。
 山頂には、コブが二つあり展望も良く雰囲気も素晴らしい。

【足跡】
<初めに>
 「鞍掛トンネル~鈴北岳」への道は、御池岳登山メインコースでもあり何度も歩いた。。
 鈴北岳から西尾根筋にある一本木(桜峠)までは数回歩いたことはある。
 その奥にある「茶野」は未踏であり今回が初めて登る。
  今回行く先の山名は、公表されてはいるが細かいルートは当日リーダの胸三寸で決まる

 一般コースから外れて登ることが、モットーにつき今日は東か西か。
 (本来は好ましくないと思うが)その都度コースが変わるので変な期待感が湧く。
 飽きることのない山登りにすっかりハマってしまった。

 朝8時、鞍掛トンネルは厚い雲に覆われていた。
 鉄塔で休憩した後、P1056辺りに来たら雨が本格的に降ってきたので雨合羽を着用する。
 
この後、大君ケ畑へ下山するまで雨は降り続き合羽を脱ぐことはなかった。

<元池>
 元池で5分休憩をとり出発する。
 元池から分かりやすい尾根筋(鈴ケ岳へ)に入るものと思っていたが、リーダの胸三寸は違っていた。元池から反対側のヤブ中に入る。ここは、初めて歩く場所である。
 トッブは、ドンドンと先へ行ってしまうので地図を見る余裕などない。
 平坦な台地で何処を見ても特徴のない景観で迷いやすい御池の怖さだ。
 1枚写真を撮るのに立ち止まると離れてしまう。
 何処を歩いているか全く分からずまま人の後を追っかけていた。鈴ケ岳尾根筋に出てようやく現在地が分かった。元池がすぐ下に見えたからだ。
 元池からどのようなコースを歩いてきたかは全く不明だった。
 家へ帰ってからGPSで検証の結果、元池の淵(西)を周回していたことが分かった。

<鈴ケ岳>
山頂はヤブの中で展望なし。石灰岩がゴロゴロしていた。
アケボノソウ・ヤマシャクの実など花が多く咲いていた


<茶野>

山とは縁のないような名前である。
広々とした丸くなったコブが二つある。奥に山頂名の名札が木にぶら下がる
葦の枯色にぬりつぶされた可愛いドーム。ゆるやかに北方へ傾斜した斜面を持ち雰囲気がとても良い。他の山にない個性があり魅力的だ

山頂(コブ)からの展望は、素晴らしい。
今日は雨が降っていたので、手前しか見えない。
丸みを帯びた鈴ケ岳・鈴北岳がとてつもなくデカクて迫力ある。
低い山から高い山を見るとこんなに凄いということが分かる。
ヤブの奥山なのでここまで来る人は少ないだろう。
雨の中、「奥山越えてケフ越えて」来たかいがあった。

鞍掛トンネル西口から登る】
 鞍掛トンネル西口から尾根に向かって荒れた植林の中を登る。

鞍掛トンネル頭上の尾根筋】

鉄塔で最初の休憩を取る。
左、
鉄塔から暫く行くと、正面にP1056が見えてきた。
 雨が
本格的に降ってきたので雨具を着用する。

下、
雨にけぶる藤原岳・ヨコネ方面。
 描画風に編集したものをアップする。(鈴北岳近辺から撮影)

【鈴北岳】

左、鈴北岳背景は鈴ケ岳。右、鈴北岳から見たヨコネ。

【元池】

左、元池に咲くトリカブト。右、元池。

【元池の西面を300度廻りこみ尾根に出る】

ここは、初めて歩く場所。余裕がないので人の後を追っかける。いったい何処を歩いているか全く分からずにいた。

家へ帰ってからGPSで検証の結果、
元池の淵(西)を周回していたことが分かった。

元池から北の尾根に出る
左、鈴ケ岳への尾根に出る。
右、尾根筋から見た鈴ケ岳。

【ヒルコバで昼食】
背景は、鈴ケ岳。雨は、依然としてやまない。

鈴ケ岳
左、鈴ケ岳山頂
展望なし。
石灰岩がゴロゴロしていた。

下、
山頂に咲いていた花。

アケボノソウ
ヤマシャクの実

桜峠
 一本木ともいう。
 雨が降っていて展望はきかず
。    

【茶野】

茶野。山とは縁のないような名前だが、雰囲気が素晴らしい。奥山越えてケフ越えて来たかいがあった。広々とした丸くなったコブが二つ
ある。
 コブに立つと鈴北岳と鈴ケ岳のボリュウムに圧倒される。
 茶野は、個性豊かな魅力ある山だった。
 ナメタラアカンぞよ。悔しかったらココマデオイデと叫んでおられる。

【大君ケ畑下り道の検証】

軌跡は、②の地点からUの字に下り①の鉄塔へと歩く。国土地理院の登山道は、②の地点から北東斜面をダイレクトに下り①の鉄塔へと歩く。
 仲間が、②地点付近の破線(国土地理院)を探しに行ったが
分からなかった
 茶野から大君ケ畑の上りは良いが下り道は、不明瞭。

【大君ケ畑^へ下山】

左、鞍掛地蔵尊。
三重と滋賀の県境に立つ。両県側から登るとこの峠で出会う。
左、
大君ケ畑と書いて「オジガハタ」と読む。