【山記録】
日時天候 2009年1月25日(日)・快晴
山名標高 綿向山(1111.m)・竜王山(826.8m)
山域 鈴鹿
コースタイム
駐車地(8:55)~奥の平橋(9:16-:20)~あざみ小屋(9:33-)~五合目小屋(10:05-10)~行者コバ(10:30-35)~綿向山(11:15-20)~北峰鞍部原・昼食(11:47-12:50)~竜王尾根鞍部(13:25-35)~P913(14:10)~鉄塔(14:40-55)~竜王山(15:10-:25)~竜王登山口(15:50)~駐車地(16:05)
総タイム7 時間10分(休憩80分程度含む)
距離/累積高度差
団体名等 iagsuzuka 展望の良い竜王鉄塔

【軌跡ログ
 水木林道口(ゲート手前)
黒色のP地点へ駐車
する。

下記、
「西明寺周辺地図」にあり。
 この周辺は、一般道・登山口なので休日は、混雑する。

【足跡】
<駐車地>
 国道477号東近江市音羽町の交差点を右折れ、県道に入る。
 北畑集落は、多少の積雪あり。畑を見ると黒い土がところどころで顔をだしていた。
 県道に雪はなく凍結もなし、西明禅寺まではスムーズに入れる。

 西明禅寺の前を通り水木林道ヘ入る。
 水木林道ゲート手前(記の地図黒色のP地点)に駐車する。
 近辺の駐車地としては、ピンク色のPへ10台位駐車可能。ここへ車を停めて歩くのが無難。西明寺口駐車場のスペースは狭い。マイクロバス一台のみ駐車していた。
 
ここは、一般道の登山口なので休日は混雑する。

<水木林道>
 車で水木林道に入ると積雪あり。ゲート前で積雪は20センチくらい。
 まだ、前進出来そうな状態である。ゲートは閉まっていたがバーを上げ更に100メートルほど行ったところまできたら雪が深く前進できずバックする
この位置でのUターンは厳しく前進・後退をしながら何度も切り返し脱出した。
 結局、ゲート前付近の少し広くなったところまで戻り停めた
帰路は多少雪が溶けていたので道路幅が広く感じたが、もう少し下山が遅れれば凍結を覚悟せねばならぬ。
 普通車で水木林道へ入るのは、とても危険である。

<綿向山>
 水木林道ゲート前から歩いて、20分歩いて奥の平橋に到着。

 
右の林道をとり、あざみ小屋を目指す。
 雪は適当に締まり歩き良かったので、山頂までノーマルで歩く。
 
あざみ小屋で休憩。
 一合目(一般道)から登って来た人たちと合流する。
 今日は、天気が良いのでかなりの人が登るように思える。
 五号目小屋で休憩。
 10分くらいで10人以上もの人が続くーー。
 天気は、雲りだが青空も覗く。南の尾根に鉄塔が立つ。 あそこまで周回することになる。
 この付近から山頂まで、樹氷が張り付き雪もどっさりあった。
 七合目から先は冬道を行く。
 雪は、適当に締まり歩きやすかったが、安全のためアイゼンは付けた方が良い。
 ブナの原生林に樹氷が美しい。 一つのピークに着くと白い御池岳方面が見えた。絶好のアングルでカメラマン多し。厳しい登りも癒される。
 山頂は、大賑わい。目視で70人くらい。
 風もなく太陽が射しあたたかいお天気である。
 雨乞岳や鎌ケ岳など鈴鹿の主峰が遠くまで見えた。
 素晴らしい眺めに誰もが感動したことだろう。綿向大明神(嵩神社)に拝礼し感謝を申し上げる。
 これだけ名山なのに三角点がないのは寂しい。神聖な神域なのでそれを許さなかった。心すべき山でもある。

<綿向北峰>
 綿向山からバツクし分岐で竜王道に入る。
 少し先、ブナの変珍木あり。ここを潜り抜けると良いことがあるとの話し。 
 竜王分岐から北峰は近い。
 この尾根筋は、ヤセ尾根で雪ぴが張り付きやすい。今日は、適当に雪が締まり歩きやすかった。  北尾根筋は絶景でしびれる。デカイ綿向山を見ると、雲の流れも早く躍動感がある山肌が、東面になるので雪が溶けやすく黒っぽいのが残念。
 鞍部で昼食とる。近くには、少数のグループもいてのんびり食事をしていた。
 ここに1時間ほどいたが、風もなく太陽も顔を出す好天気。ラッキーなメシタイムでした。
 イハイガ岳から雨乞岳の縦走路が美しい(トップの画像)

<竜王山>
 竜王山分岐から下る。急降下の尾根が続く。根っ子に掴まりながら長い尾根を下る。
 鞍部に出ると、雨乞岳やイハイガ岳が見えた。さらにピークに出ると展望は一段と良くなる。
 白い神聖なる山が雨乞岳。その前にイハイガ岳が雨乞岳の守り神のように鎮座する。
 突然、登山道の真ん中に見慣れぬ標柱があった。名前は三峯山と書かれていた。
 ここは、登山道の一部で山と云われても理解できぬ。送電線の関連か。
 この先、開かれた崖で展望か良い。近江の街並みと琵琶湖が一望できた。
 オンバノフトコロと書かれたを標識の前を通る。この名前の意味分からず。周りを探索するが何もなかった。
 竜王山鉄塔着。
 ここから見た綿向山は、まさに巨大な見張台であった。
 綿向山は、大きな四本の尾根に接続し安定した山地を形成する。.
 山容は、大らかなドーム形をしている。
 東や南方向の山から見た綿向とは全然違っていた。1000メートルクラスの山とは思えぬ立派な容姿に感動した。 
 近江平野と琵琶湖の向こうに比良の山々が見える。
 同僚のNさんから説明を聞く。
 煙の立つ所の近くにNさんの我が家で、前に三つ並んでいる低山。あれがタロボウ山、あれが○○山とか。滋賀県の誇り高き山と教えてもらった。
 雨乞儀礼の竜王山 山頂からの展望はないが明るい。
 ここから、竜王登山口へと下山する。

北畑の里から見た三山

【駐車場付近】
左、西明寺周辺図。
右、水木林道口。今回は、黒色のPに留める。

【奥の平橋から五合目小屋】

左、あざみ小屋。一合目から登って来た人たちと合流する。
右、水木林道、奥の平橋。
左、
 五号目小屋。天気は、雲りだが青空も覗く。 
 南の尾根に鉄塔が立つ。あそこまで周回することになる。

七号目

左、竜王鉄塔から見た綿向山。(赤い建物が五合目小屋) 右、七合目

冬道

左、樹氷の中、一つのピークに着くと白い御池岳が見えた。
下、御池岳拡大。

綿向山

綿向山山頂。
 山頂は、目視で70人ほど大賑わい

 風もなく太陽が射しあたたかいお天気である。
 雨乞岳や鎌ケ岳など鈴鹿の主峰が遠くまで見えた。

綿向北峰へ

左、ブナの変珍木。
右、奥が綿向北峰。 
下、北峰付近から見た綿向山。雲の流れも早く躍動感がある。

北峰鞍部で昼食

左、奥、御池岳。
下、北峰鞍部昼食。
 鞍部で昼食とる。
 ここに1時間ほどいたが、風もなく太陽も顔を出す好天気。
 イハイガ岳から雨乞岳の縦走路が見える。

竜王尾根

左、竜王山への分岐標識。
右、シヤクナゲ尾根。蕾を持っていた。
 分岐から下降し鞍部に出ると、雨乞岳やイハイガ岳が見えた。
 さらにピークに出ると展望は一段と良くなる。
 白い神聖なる山が雨乞岳。

【三峯山?】
左、突然、登山道の真ん中に見慣れぬ標柱があった。名前は三峯山と書かれていた。送電線に係るものか。この先、ガケで開かれ展望か良い。右、近江の街並みと琵琶湖が一望できた。
左、
尾根の先が竜王山か。

【オンバノフトコロ】
 オンバノフトコロと書かれたを標識の前を通る。この名前の意味分からず。周りを探索するが何もなかった。

鉄塔からの大展望
 左、近江平野と琵琶湖の向こうに比良の山々が見えた。
 煙の立つ所の近くにNさんの我が家があると聞く。
 前に三つ並んでいる低山。あれがタロボウ山、あれが○○山とか。滋賀県の誇り高き山と教えてもらった。

四本尾根の綿向山
 鈴鹿の名本(西尾著)の記事によると、
 「綿向山は、大きな四本の尾根に接続し安定した山地を形成する。.山容は、大らかなドーム形」。と記されている。

 この鉄塔から見ると四本の尾根が良くわかる。
 

竜王山

 雨乞儀礼の竜王山。
 山頂からの展望はないが、明るい。  

竜王山登山口
 竜王登山口へ下山する。 登山道は、下に来ると雪が少なく歩きやすかった。