【山記録】
日時天候 2009年2月15日(日)・晴
山名標高 藤原岳(1140m)
山域 鈴鹿
コースタイム
駐車地(8:10)~三合目(8:40)~七合目(9:37)~八合目(10:03)~避難小屋(11:15-12:00)~天狗岩(12:40-13:00~避難小屋(13:40-55)~四合目(15:10~15:20)~駐車地(15:50)
総タイム 7時間40 分(休憩90分程度含む)
人数等 3人(男1・女2

【軌跡ログ
2月中旬、
雪の溶け始めたお山に花の山へ花探しの山行き。

【足跡】
<前書き>
 福寿草が咲き始める頃、藤原岳へは何度か登っている。
 今年は、雪が少ないことから2月15日と決めた。
 花の好きな女性(初心者)二人のお伴である。
 コースは、大貝戸から登り木和田尾経由で下山する予定だったが、相棒の体調不良で天狗岩でもときた道を引き返した。

<大貝戸へ>
 伊勢高速から東名阪四日市icで降りる。いなべ市の大貝戸登山口駐車場へ8時前に到着。
 駐車場は、既に10台ほど車は停まっていたが、登山の準備をしている間に次から次へと車が入場しあっという間に満車となる。
 名古屋近辺のナンバーが多い。関西・関東の車も見受けられた。地元三重ナンバは少ない。
 本日の天気予報
(いなべ市)は、晴天との予報で、花目当で登る人が多くきたと思われる。

<福寿草は九合目に咲く>
 大貝戸神社前に来ると
地元の人たちが参詣道を掃除をしていた。
 軽い挨拶をかわし鳥居を潜る。 風も弱く温かいキツイ登りをゆっくり歩いて三合目に到着。後から来た人たちにどんどん追い越される。
 四合目は、自然林に変る。
 ここは雰囲気が良く休憩に絶好地である。少数の人が休んでいた。
 休憩は、四合目と八号目にかぎる。
 此処にきてやっと雪が出てきた。

 聖宝寺から来た4人グループと会話する。
 裏道は、崩壊地もなくすんなり来られたようだ。
 六号目で福寿草を見たが、数は少ないとのこと。
 八合目から九合目への冬道は雪が固そう。
 ピッケルがいるかも知れない。
 殆どの人が夏道を行く。我々も後を追う。ジグザグの厳しい道となる。
 日蔭は、固まった雪があり、陽の当たるところは溶けてドロンコの道である。
 殆どの人が、アイゼンを付けずに歩いていた。
 初心の相棒は、安全のためアイゼンを付けるという。
 上から降りてきた人から九合目に福寿草が咲いていたと話してくれた。

 九合目に到着。数人が写真を撮っている。
 10株ほどあちこちに咲いていた。皆さんも初対面らしくとても感激していた様子である。
 花を踏まないようそっと近寄り、15分ほど撮影タイム。
 小屋前は、日辺りが良いので雪がなく寒さも感じない。
 天気が良いので、大勢の人が食事をしている。小屋の中も満員で入れない。ベンチに座り食事をとる。

<天狗岩>
 白銀の中に付けられたトレースの道をいく。雪解けで歩きにくいところもあったが、まずまずの道である。天高く青空が広がる。まるで高原にでも来たよう爽やかさである。
 近くに御池岳、遠くに霊仙山、真っ白な伊吹山まで見えた。灌木の小山を超えと天狗岩への近道を歩く。
 天狗岩手前、風の当たらないところで、数人の団体さんが昼食をしていた。
 天狗岩から藤原・御池の展望が素晴らしい。
 前を見ると岩陰からひょっこり女の人(50代)が一人現れる。藤原岳が好きで一週間前にも来たという。 藤原岳のことなら何でもご存知のようだ。セッブンソウの咲いている場所を教えて貰う。
 さて、相棒の女性群は、かなりお疲れで膝にきたとのことで元来た道を戻ることにした。

<下山>
 15時10分四号目で休憩。
 夫婦連れと単独で木和田尾から来た人も休んでいた。
 彼らと会話する。
 木和田尾に花はなかった。
 頭陀ケ平辺りも雪は少ないようだが、降り口がやや厳しいように聞こえた。

大貝戸登山口

駐車場の横が大貝戸神社。
鳥居を潜る。ここが、登山口。

八号目】】
左、冬道。
右、夏道。

夏道を行く。

九号目
 福寿草が、10株ほどさいていた。
 写真撮影には、要注意。

避難小屋
 避難小屋は大賑わい。以前登ったとき、トイレの汲み取りはボランティアでやっていると聞いた。
 これだけの人が来たら便槽も直ぐ満タンになる。
 尾瀬のような環境トイレが欲しいがーー ここは、小野田メントの所有地の看板がある。

天狗平
 気分爽快になる大地。 鉄塔の建つ所が頭陀ケ平。
 霊仙山と白い伊吹山の眺めが良かった。

下、御池岳。

天狗岩

左、天狗岩からの展望。
右、天狗岩。

福寿草を探しの山旅】
 早春、花の山藤原岳にやってきました。

左、福寿草。

 セツブンソウ