【山記録】
日時天候 2009年2月22日(日)・薄曇り
山名標高 霊仙山(1083.5m)
山域 鈴鹿
コースタイム
今畑・駐車地(8:35)~あせふき峠(9:30-40)~見晴台(10:20-35)~お猿岩(11:10-20)~霊仙山(12:10-55)~霊仙最高点(13:10-15)~南霊岳(14::00-10)笹峠手前(14::55-15:05)~今畑・駐車地(16:00)
総タイム7時間35分(休憩80分程度含む)
人数等 iygsuzuka 霊仙山三角点

【軌跡ログ
恒例、真冬の霊仙山へ登る。
 今年は、雪が少なくて感激は今一だったが、霊仙山花の代名詞「フクジュソウ」を見つけた。

【足跡】
<前書き> 
 恒例となっている真冬の霊仙山登山。
 過去、豪雪で雪深く手足が冷たくて凍結
しそうな時もあった。
 また、猛吹雪で撤退したこともある。
 雪山はもう止めようと思ったことも多々あるが、翌年になると登頂した時の感激を忘れられず。
 再々挑戦したいという気持ちにさせられるのが真冬の霊仙山である。
 技術も体力もない自分にあの厳しい霊仙山に登れたのも山仲間のお蔭である。

<暖冬で雪少ない霊仙山>
 今年は、暖冬で雪の少ない霊仙山でした。
 滋賀県北部の天気予報は、曇り。降水確率30%である。
 午前8時30分、今畑(駐車地)を出発。
 静寂な落合の集落を抜け奥の木橋を渡ると大洞谷の上流に来る。大洞谷は、数日前の雨で水量も多く流れも早くて瀬音が騒がしい。 
 大洞谷と別れ山道へ上がると間もなく道に小鹿が死んでいた。
 外見上は、傷もなく異常は見受けられなかった。まだ、死んで時間が経過していない感じ。

 あせふき峠で休憩、衣服調整をする。
 この先、勾配がきつくなるので、積雪の状況が気になる。上の様子を探る。さほど積雪もしていないとのことで、何も付けずに前進する。

 四合目付近の道は、固くもなく柔らかくもなく普通に歩けた。
 気温が上がってくると様子が変わるかも。
 見晴台。
 空は、ポッカリ口を開いて明るいが、周りの樹林か大きくなりすぎ展望は今一。
 琵琶湖もかすんでいた
 
 お猿岩手前。
 尾根を上がるとだんだんと視界が開けてくる。
 この辺は、皆とはかなり遅れリーダと2人で歩く。
 西出商店さんが、建てたと思われるお猿岩のプレイトが建つ。
 ここから西峰の全容と琵琶湖が見える。
 今日は薄曇りで青い琵琶湖ではなかったがーーー
 ここが、真の「近江見晴台」と我は思う。
 
<西峰から山頂へ>
 西峰直登。ここは、雪がドッサリあった方が登り良い。 
 今日は、温かいので雪質が今一悪い。
 普通ならワカンを使うのだがアイゼンを付け霊仙山へ到着。
 山頂に来ると、冷たい風が吹いて寒い。
 雪を抱いた伊吹山が素敵だ
 山頂直下の鞍部で昼食をとるが、オニギリは凍って食べられない。
 パンとインスタントミソ汁(ポットの湯)を呑んで終わり。
 兎に角寒くてジットしていられない。尻滑りをしているshuuさんは楽しそうだ。
 山頂から、近道をして最高点に到着。

<西南尾根>
 権現谷の北尾根は、墨絵のように美しい。
 背景の藤原岳や御池岳、迫力ある山容が見えた。
 カルスト地形の大地。白い長い道は、素晴らしい展望であった。
 カレンフェルトの足元には、フクジユソウが雪の中からソット顔を出していた。

 近江展望台から笹峠まで標高差300メートルほど急激に落ちているので滑りやすい。
 転倒すると岩で大ケガをする恐れあり。冬場の下りは怖い。
 今日は、雪が少なくアイゼンを付ける人、付けない人それぞれ自分の判断による。
 皆さん無事笹峠から今畑に下山。

大洞谷を行く

落合は、春のような陽気で暖かい。

【あせふき峠】
 積雪の状況が気になる。上の様子を探る。
 さほど積雪もしていないとのことで、何も付けずに前進する。

四合目付近
 登山道は、固くもなく柔らかくもなく普通に歩けた。 気温が上がってくると様子が変わるかもーー

近江見晴台
 空は、ポッカリ口を開いて明るいが、周りの樹林か大きくなりすぎ展望は今一。
 琵琶湖もかすんでいた。

【お猿岩】

左、お猿岩。
右、西峰ピーク。
左、
お猿岩手前を登る山仲間。

【西峰へ直登】
左、
西峰を登る山仲間。
左の画像は、syuさん提供

西峰

左、伊吹山。
右、藤原岳
左、
霊仙山。

霊仙山で昼食

左、三角点から伊吹山。
右、昼食の適地を探す。
左、
 昼食地後、霊仙山最高峰へと向かう

【最高点から南霊山】

西南尾根

やっと、福寿草を見つける。
西南尾根は、開花が遅いので大発見。
左、
西南尾根の大展望。墨絵のように美しい。

近江展望台

 笹峠まで標高差300m
 アイゼンを付ける人、付けない人それぞれ自分の判断に任す

笹峠
笹峠の標識。旧登山道に付けてありました。
 現峠から東に100mほど