【山記録】
日時天候 2009年3月29日(日)
山名標高 入道ケ岳(906.1m)
山域 鈴鹿
コースタイム
椿大神社駐車地(9:10)~愛宕神社登山口(9:20)~北の頭(11:20-12:10)~入道ケ岳(12:30-45)~駐車地(14:40)
総タイム5時間30分(休憩70分程度含む)
歩行距離 約7.2キロ
人数等 2名。 登山口にある

【軌跡図ー山旅40000図

【足跡
<山頂からの眺めは絶品> 
 山頂は、草原状の坊主頭
にお山の大将ともいうべき大きな鳥居が建つ
 ここは、椿神社の奥宮が祀られ山そのものが御神体とある。
 山頂からの展望は、伊勢平野から伊勢湾まで望める。
 四日市方面の町並みが箱庭のように見える。
 地元の人なら「自分の家を」探すこともできるだろう。
 西の鎌ケ岳や南の仙ケ岳の眺めも見事である。
 何時間いても飽きることのない展望がこの山の特色だ。
 子供連れでも気軽に登れる。鈴鹿で最も人気のある山である。
 
<椿神社駐車地へ>
 
三重県側の国道や東名阪高速を走ると、頭を見れば入道ケ岳と直ぐ分かる。
 昨日から実施された高速料金の割引で、1000円(伊勢IC~鈴鹿IC間本来なら2350円)の恩恵を受ける。鈴鹿ICで降りたあと右に曲がり県道を直進する。
 案内標識に従い、15分ほどで登山口の椿神社へ到着する。
 今日は、神社の祭礼でもあるのか。正装した人たちが往来していた。

 大きな駐車場も車が半分近く停まっていた。
 登山の準備をしていたら、隣にいた人から「集合地は何処でしょう」と尋ねられる。
 どうやら山会の一員に間違われたようだ。
 私達は個人で来ましたと云う。奥の方から続々と登山者がやってきた。
 偶然にも某山仲間の人も2~3人いたので話を聞く。
 この山会は「山想散歩」で、25周年を記念して入道ケ岳へ登るとのこと。
 80名余の人たちが参加予定ときく。

<登山レポ>
 上りは、北尾根である。
 北尾根は、北の頭から東へ延びる尾根のことである。
 何処の位置から見て北ということだろうか。椿大社なら分かるのだがーー

 9時20分、北尾根の登山口(愛宕神社)を出発する。
 社殿の階段を登ることも良しだが、少々きついので隣にある踏み固められた山道を歩く。
 通報ポイントが1の登山口から山頂の10まで標識があり安全に歩ける。15年前にも歩いたがこの標識なかったような気がする。
 7ポイント付近から北尾根へ取りつく。
 間もなくアセビの森の中に入る。 トンネルを抜けると入道らしい低い笹の海が広がる。
 北に鎌尾根から御在所ケ岳方面の眺望が開ける。北尾根の頭付近に来ると鎌ケ岳が大きく迫り見ごたえがある。この辺りの雰囲気が一番スキだ。

 山頂に来ると、奥宮の鳥居が立つ。
 前は、急激に落ちているが笹の海で余り怖いという感じはない。御神体の頭に座るのも無礼ではあるが、ここから礼拝することにしょう。
 伊勢湾から吹き上げる冷風のお陰で四日市方面の街並みが澄んで箱庭のよう。絶品の眺めだった。
 12時過ぎ、下山開始。
「山想散歩」の皆様が風を避け二本松登山道付近で食事をしていた。
 リーダ格の「お池護り人」さん夫婦もいてびっくり。また「どこかでご一緒しましょう」と云って二本松尾根を下る

 麓は、桜の花が満開近し。
 山頂部一帯は、エセビの花が白やピンクに染まり山は春の装いである。
 季節感のある山行きだった。


椿大社から10分程で北尾根登山口へ

左、大社境内にある登山道。
右、椿大社。
左、
登山口。
北尾根通報ポイントの標識あり。隣は愛宕神社。

通報ポイント3~4
通報ポイント3は、大久保道との分岐である。
 その先、一旦鞍部に出て登り返す。避難小屋まで急登が続く。

通報ポイント6~7
 通報ポイント
6に非難小屋あり。
 通報ポイント7付近で尾根に乗り継ぎ植林からアセビの森に変る。

エセビの森・トンネルに入る

 トンネルを抜けてもアゼビの花は続く。

【通報ポイント8~9

通報ポイント8地点からの展望。
鎌ケ岳・御在所ケ岳の眺めが良い


井戸谷分岐
四日市方面。

入道ケ岳

左、入道ケ岳。ハゲの頭から大展望。

二本松尾根を下る

避難小屋が建つ

通報ポイント3付近から谷をトラバース

【二本松登山口へ下山
左、
二本松登山口
この付近に多くの車が駐車していた。

【椿大社の駐車場は桜が6分咲き
左、椿大社駐車場の桜は8分咲き。