【山記録】
日時天候 2009年4月5日(日)曇り/晴
山名標高 霊仙山(1083.4m)
山域 鈴鹿
コースタイム
今畑登山口(8:15)~笹峠(9:10-20)~近江展望台(10:30-50)~南霊岳付近で昼食(11:20-12:00))~霊仙山(12:35)~お猿岩(13:15-20)~ピン坂道経由で見晴台に来る(13:50-14:00)~汗拭き峠(14:25-35)~今畑登山口(15:05)
総タイム6時間50分(休憩70分程度含む)
距離/累積高度差  約9.1キロ 
人数等 IYGsuzuka 霊仙山頂

【軌跡ログ
経塚山北西ピーク高度894mから撮影

【足跡
<恒例の福寿草花見登山>
 
4月5日、恒例となっている霊仙山へ花見の登山にやってきた。
 今年は、暖冬で花の咲くのが何時もと様子が違っていた。
 南霊岳付近に来るとフクジュソウの群落地あり。
 南斜面に咲いていたフクジュソウは、葉が伸び過ぎ花も小さいのでガックリ。
 反対の斜面は、日当たりが悪いので蕾のものもたくさんあるが生気がない。
 もう少し早い時期に来れば違っていたかも知れぬ。
 
 
4月5日の週刊天気予報が、
 全国的に晴との予報であったので花の名山「霊仙山」へ登る人たちで本日は大賑わいだった。
 だが、天気予報は外れ雲の多い荒れ気味で山はシケッテいた。
 午前8時前、集合場所で相乗をし10分程で今畑登山口へ来る。
 マイカーが県道脇に並んで駐車していた。
 我々の車は、停めるスペース何とか確保できたが、後から来た車は、奥へと向かうが満車だろう。落合は、狭くてUターンも厳しいのでとても気になる。

<今畑登山口>
 8時15分、今畑登山口出発。
 後ろも前も団体さんに挟まれた。小型バスで来た人たちだろうか。
 最高齢者は、85才の女性がいるとの情報が入る。高齢者にはとても勇気づけられる。
 廃村の今畑に着く。
 神社や寺の中を覗くとお供えものあり。
 今も村民との交流があるのだろう。桜咲く集落にもミスミソウが咲き春の匂いがする。
 一般ルートを避け、ショートカットで笹峠へ向かう。
 登山口から1時間ほどで笹峠に着き休憩する。
 2月来た時にはなかった、真新しい標識が付いていた。裏を見ると北山ウオークと書かれていた。
 笹峠からは、石灰岩の急登を登る小さな人影が数珠つなぎに見える。
 マイペースで登って行く。
 高度を上げるとだんだんと視界が開けてくるが冷たい風が吹きあげる。
 雲も多くて遠くはすっきりしない荒れ気味の空を見上げ、「快晴の天気予報はどうなってんてだ」と愚痴をこぼす。
 前を見ると、どんどん人が登っている。自分では後ろの方と思っていたら、近江展望台へ着いたらグループの先頭にいた。後続を15分待つ、離れ過ぎに反省。

<近江展望台でのこと>
 ここで休憩中。後から来た中年男性小数グループも足を止めリーダのI氏に尋ねる。
 <両人の会話>
 ○小グループ
  私達は、これからどの山に登れば良いのでしょうか。
 ●I氏
  人が登って行く道が一般ルートで右の高い山は最高峰で左が霊仙山です。
 ○小グループ
  分からないので、連れてって下さい。
 ●I氏
  私達は、一般ルートを歩かないのでダメです。
 ○小グループ
  (残念そうに)そうですか。
 ●I氏
  初めての方は、(山が大きいので)一般ルートを歩かないと危険です。
 ○小グループ
  しかたなく前の人の後を付いて歩きダス。
  この会話、本当の話です。
 多分「花の霊仙山」ということで気軽に来たのだろう。
 話の内容から、近江展望台が山頂ではないかと考えていたとしか思えません。
 地図もコンパスも持っていないと思う。
 この大きな山を無知で歩くのはとても危険、霧に巻かれたら遭難必至です。もっと勉強してから登って欲しいものです。

<復路>
 お猿岩からピン坂道経由で近江見晴台へ。
 ピン坂道途中から左に巻くが降下ポイントが良く分からなかった。

廃村今畑の里

左、水場。
右、神社。
 廃村今畑の里にも桜が咲き春が来

笹峠へショートカット】

笹峠

 まだ真新しい笹峠の標識。裏に「京都北山ウオーク」と書かれていた。

西南尾根】
左 
中央の鞍部が笹峠。背景の高い山が鍋尻山。

近江展望台

 花崗岩の急登、振り返れば絵に書いたような景観で疲れも癒される

南霊岳付近】
 大展望を見ながら昼食。

南霊岳付近のお花畑

今年は、暖冬で花の生気が今一。
 南斜面のフクジュソウはは、葉が伸び花も盛りを過ぎたもの多し。

 通年なら、花の咲く適期だが暖冬でもっと早く咲いたのかなぁ。それにしても今年は不作か。

南霊峰から三角点峰へ直登

西峰】

左、西峰下り斜面にも福寿草が咲く。
 2月22日来た時は、雪が10センチ位積もっていた。
 テッペンは、緑の原に変った。
 下ると福寿草の群落に出会う。

お猿岩

お猿岩からピン坂道へ下る。

ピン坂道

左、ピン坂道に入る。
左、
ピン坂道途中から左に巻くポイントが良く分からなかった。



近江見晴台で一般道に出る
見晴台に来ると天気は回復する。風もなく温かい。のんびり休憩タイムをとる。

大洞谷を下る

大洞川に流れる瀬音は優しかった。