【山記録】
日時天候 2009年5月3日(日)
山名標高 滝谷山(877m)・大見晴(820m)・万野(775m)
山域 鈴鹿
コースタイム
滝谷山登山口(9:15)~滝谷山(9:35-9:40)~鉄塔(10:30)~ミノガ峠(11:15)-大見晴(昼食11:55-12:40)~万野(12:55)~大伐採地(13:30ー13:35)~林道へ降りる(14:05-14:113)ユリゴ峠(14:45-14:50)-P661(15:20)~御池林道近江放の峠(15:45)
総タイム6時間30分(休憩70分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 9.7キロメートル 
団体名等 IYG・SUZUKA 滝谷山プレイト

【軌跡ログ
左、
茶野2692メートル上空から撮影)

【足跡】
<御池林道沿の山縦走>
 本コースは、アップダウンは多いが高低差は少ない。
 二次林・花・谷・鉄塔・地図読みと山歩きの魅力がいっぱい。
 シヤクナゲ尾根は、ピンクに染まる。今の季節ではないと味わえない楽しい山行きだった。
 但し、このロングコースをすんなり歩くのは経験者でも容易ではないだろう。
 近江放峠(下山口)と滝谷山登り口(二か所)へ置車する。
 前半は、ミノガ峠から滝谷山へ新コースのシクナゲ尾根を歩いてミノガ峠に戻る。
 後半は、ミノガ峠から北に大見晴から近江放へ伸びる尾根を歩く。
 
<コース説明>
①ミノガ峠~滝谷山~東尾根~ミノガ峠
 ミノガ峠は、犬上川と御池川を分ける峠です。
 御池岳と対峙するように南に延びる長大尾根上に滝谷山、その先にサンヤリ・天狗堂へと続く。
 過去にもこのロング尾根を歩いたが難路という記憶しかない。
 周回コースを初めて歩く。鉄塔を五か所通過するが、絶好の目標物でもあり眺めもよい。
 シャクナゲは、鮮やかなピンク色で数も多く最高の見ごろであった。
②ミノガ峠~大見晴~万野~722~大伐採地~林道~ユリゴ峠~
661~近江放の峠
 二次林で美しい尾根だが、ルート選定と険しい崖が待っている。

<蛭騒動>
 ゴ゛ールデンウイーク、前半は素晴らしい晴天が続いたが後半は雨模様である。
 本日の天候は、その変わり目で気温20度前後、雲の多い五月晴である。
 湿気のない好天気だった。
 滝谷橋手前で休憩中、女性のリュックに蛭がいると仲間の声に身体検査をする。
 そして足元を見ると、もう誰かの血を吸った後なのか大きく膨れた山蛭が頭を持ち上げているのを発見した。他にも数人の人が献血していた。
 何で、こんな陽のあたる乾燥した場所にキミはいるのかーーと叫ぶ。

<Iリーダの山感>
 ミノガ峠の淵を上がると間もなく広い尾根に出る。
 先頭は直進するが、リーダは足を停める。
 暫く辺りを見回し、左の方向じゃないかとの声でバックする。
 昨晩、 GPSにウエイポイントを入力してきたので現在地と方向を確認する。
 GPS(コロラド)は、ローラを廻すだけで、山の地形が直ぐ判別できるので、数秒で現在地と進行方向が分かる。それにしてもリーダの山感はお見事である。


<大見晴・万野>
 大見晴の山頂は、広くてカレンフェルトの石がゴロゴロしていた。石の上に腰掛けて食事をとる。
 明るい二次林の森は想像していたより雰囲気は良い。
 鈴ケ岳付近の眺望もまずまずといったところである。
 万野は、植林と二次林に覆われているが雰囲気は良い。


<大伐採地>
 
P722を過ぎる大伐採地が正面に見えた所で休憩。
 目の前に展開する広大な明るい山地は、何を意味するのか。苗を植樹したような形跡もない。
 下山、ロープをも覚悟していたのに休憩地の前に山道がある。これには驚いた。
 大伐採するため作業人が歩いた道だろうかと勝手に想像した。

登山口付近

植物採取は、一切行いません。
我々は、登山マナー厳守です。
左、
尾根に出る


下、
尾根から見えた山脈

滝谷山
 山頂南端に来ると展望が開けている。

鉄塔


明るい尾根】

コブの先から新ルートを行く

シャクナゲ尾根

新ルートを行く。
左、
 シヤクナゲは見ごろだった。

谷へ下りる

鉄塔へのヤセ尾根を行く


鉄塔

ミノガ峠

 ミノガ峠の淵を上がると間もなく広い尾根に出るが、この先、道が分からない。

大見晴で昼食
左、
鈴北岳と鈴ケ岳が見えた。

万野
展望なし。
山名プレイトがなければ、山頂と気づかない。

P722峰へと進む
左、
P722峰。

大伐採地に出てる
 突然、天井の明るい大伐採地に出る。 何の目的でこんな大規模に伐採されたのだろう。
 ここで休憩する

【仕事道?】
左、P722付近図。
 大伐採地から先で道は消える。
 10m下に作業道らしき狭い道を発見し林道に降りた。

【伐採地から林道降下地点】

左、作業道?から林道出会い。(目印のテープあり)
右、降り口で軽トラで来たおじさんと会話する

滝谷橋(左)から滝谷川(右)を遡上
左、
ユリゴ峠。
林道がなかった頃、人の往来があったと聞く

【P661峰

P661からミノガ峠方面の眺め良し。
右端、滝谷山。左にミノガ峠。
左、
P661から少し下った地点に鉄塔が建つ。

678峰の中腹を歩いて下山
 整備された林道を歩いて近江放峠へ向かう