【山記録】
日時天候 2009年9月6日(日)・晴
山名標高 宮指路岳(946m)~大岩
山域 鈴鹿
コースタイム
R477駐車地(8:40)~猪足谷林道1の標識(9:40-9:50)~林道から山道へ(10:30)~宮指路岳(11:10-11:20)~小岐須峠(11:30)~大岩昼食(12:20-13:13)~縦走路戻る(13:25)~水沢峠(13:40-50)~元越谷沢を渡る(14:35)~林道に出る(14:40-55)~駐車地(16:00)
総タイム7時間20分(休憩タイム)
距離/累積高度差 走行距離15.28キロ/+868m-858m
団体名等 IYGsuzuka

【軌跡ログ
サクラグチ2692メートル上空から撮影

【足跡】
<入道大劇場に感動>
 鈴鹿、「水沢峠~小岐須峠」縦走路に巨大な岩塊があると山仲間のK氏からきく。
 昭文社の山地図「御在所山・霊仙・伊吹」を見ると、大岩谷という名はあるが、大岩という名は何処にも出てこない。K氏によるとこの大岩谷の源頭に大岩があると聞いてようやく場所の特定ができた。
 今回の鈴鹿ヤブ歩きは、当初の予定を変更し、その「大岩を訊ねる」ことになった。
 平凡な名称なので、たいした岩でもなかろうと思い来てみたら、これが全く逆であった。
 深い谷の上部に巨大な岩塊を白滝正面に向かって屹立し堂々たる姿をしていた。
 鈴鹿の山と谷によると高さ50メートル幅100メートルとある。岩の上に立つと正面に入道ケ岳山頂から南尾根が池ケ谷へと伸びている。入道を見るための大劇場だった。

<猪足谷林道から入る> 

 かもしか荘から車で国道477号10分ほど走り、大河原橋手前の空スペースに車を留める。
これから電波塔近く林道を歩く。この林道、手前にしっかりしたゲートがあり通行禁止である。
ゲートの僅かな隙間から体を捻りながら入る。人も車も全面通行禁止のようだ。
 林道は、荒れ放題で歩きにくい。風もなくむし暑い太陽がサンサントアタリ大汗をかく、苦しい道のりだった。途中、スズメ蜂の立派な巣を発見する。
 山道分岐まで距離5キロ余、標高差400メートル、2時間弱で歩いた。

<小岐須峠で元気老人との会話>
 何度も来たことのある懐かしい峠である。三重県側から登ってきた小グループが休憩していた。
 一番ご年配のご老人と会話した。
 自ら年齢は75才と名乗る。三浦雄一郎と同じ年齢ですね。
 8月、立山太郎平小屋から雲の平を縦走したが豪雨にあいえらいめにあったとか。
 当方も同じ頃、黒部五郎に登ったという話で盛り上がる。
 荷物は17キロを背負ったという。こちらは若いのに11キロと完全に負けた。
 ご老人80才までは山登りを続けるといっていた。
 来年夏も北アルプスに挑戦とのこと。
 こちらも薬師岳・雲の平へ行くぞと宣言する。
 勇気(目標)を与えてくれた御ジィに幸あれ。

猪足谷林道
 国道477号へ駐車し、猪足谷林道を歩く。1時間歩いて「1の」標識で休憩する

スズメ蜂の巣

林道斜面にスズメ蜂の巣を発見する

林道標高800メートル付近から電波塔

右、標高910メートル付近から山道に入る。宮指路岳0.40h標識あり

小岐須峠
 小岐須峠に来ると三重県側から登ってきたグループ(6人ほど)が休憩していた。コンニチワ

馬乗り岩
上、
宮指路側から見た馬乗り岩


左、
馬乗り岩。

仙ケ岳方面

宮指路岳山頂

風もなくカンカン照りで暑いなぁ。木陰で休もうと。

【大岩への道】

縦走路には大岩への案内標識はない。
藪っぽいところから入る。
左の写真、ピンク色が縦走路。白色線が大岩への道。

大岩全景
 背後の山は、P919。
 奥に見える山は、宮指路岳と仙ケ岳
 
 大岩谷を遡行するとP919に出る
左、
大岩に立つ孤高の人F・Uさん


下、
大岩からの展望。
 正前に、入道ケ岳山頂から南尾根が池ケ谷へと伸びている。ここは入道大劇場と呼ばれている

大岩で昼食

左大展望を見ながら昼食。右、野登山>

縦走路を行く。水沢岳が迫る

水沢峠で一息入れる

沢からの急登でうん疲れたなぁ。林道に出て大休憩