【山記録】
日時天候 2009年12月15日(日)・晴
山名標高 タイジョウ(1060.6m)
山域 鈴鹿
コースタイム
鳴野橋(10:20)~向平谷~尾根取りつき(11:00)~向平西(12:05)~タイジョウ(13:05-13:10)タイジョウ東鞍部昼食(13:25-14:05)~P1084(14:30)P1124(14:55)~杉峠(15:15)~林道終点(16:15)~鳴野橋(17:05)
総タイム5時間55分(休憩60分程度含む)
人数等 iga塾

【軌跡ログ
ヒキノP752。
標高2138メートル上空から撮

【足跡】
<伊賀登山塾> 
 今回は、伊賀登山塾の「一般向き」コースに参加。
 参加メンバーは、女性4人・男性4人計8名。
 塾生の年齢は、50才~60才台前半。70才の自分が最高齢である。
 多くの方が谷や崖のクライミングで鍛えた強者ばかりで正直レベルが高い。
 皆さんに付いていくのが精一杯の山行きでした。

<登山レポ> 
 10時20分鳴野橋出発。
 塾長から、12月中旬にもなると日没が早いので、明るいうちに林道へ戻らなければならない。
 遅い出発なので、暗くなる前にエスコートして千種街道へ出ることもあるとのこと。
 タイジョウへ何時に着くかが一つのポイントである。
 先頭は、塾長である。ドンジリは、サブの O(女性)さん。
 鳴野橋から向平谷を40分ほど遡上し、尾根の先端に来ると裾野が広い。
 葉の付いていない枯れ木の雑木が美しい。
 前を見ると、季節の変わり目を伝える白い大地にかわっていた。
 向平谷から尾根先端まで300メートル程の急登。
 最初は、前を歩いていたがいつの間にか後ろから二番目になる。その後も少しづつ離された。
 休憩時間も短いので撮影・雰囲気を楽しむ余裕もなかった。

 カクレグラから細い踏跡が続く尾根上に出る。
 緩い下りに来てやっと落ち着いた。
 周辺は、自然林で美しい尾根が続く。
 一つのコブに来て誰かか山名のある標識を見つける。「向平西」との名札がぶら下がっていた。
 アップダウンしP911付近に来ると、薄らと白い化粧したイブネ・クラシ方面が見えた。
 鈴鹿の奥座敷らしい風情は、本コース中一番の景観だった。
 この先は、佐目子谷のヤセ尾根を通りタイジョウへと向かう。
 タイジヨウ直下は、美しい雑木林の中に苔むした大きな岩がなだれ落ちるように転がり一種独特の雰囲気を持った山である。
 タイジヨウで新標識を見つける。ここから200m間隔で杉峠まで付けられていた。
 ということは、タイジョウから杉峠までは一般道並み扱い。  
 P1121付近に来ると、薄っすら白くなった御在所ケ岳・雨乞岳の眺めは素晴らしい。
 杉峠付近は、冬山の感覚を味わう。
 ここから千街街道を歩いて登山口の滝野橋に戻る。
 実タイムは、5時間程度でハードな山行きでした。

【鳴野林道の奥から入る】

左、鳴野橋。
右、谷を遡上する

【向平西へ】

左、谷から尾根出会いに来る

P911付近)
左、
イブネ・クラシ方面

杉峠
左、
国見山と御在所ケ岳。
左、
雨乞岳。
左、
御在所岳

千種街道
左、
ダイジョウが見えた