【山記録】
日時天候 2010年09月12日(日)晴
山名標高 竜ケ岳(1099,3m)
山域 鈴鹿
コースタイム
宇賀渓駐車場(7:55)金山尾根取付(8:30-40)P567(9:10-15)右尾根合流地標高700(9;30)標高820(9:50-10:00)標高900(10:10)~裏道に出る(10:40)~竜ケ岳(11:00-12:00)~遠足尾根取り付地点まで戻る(13:00)標高930(13:20-30)~坊主山分岐(13:50)~大日向(14:05-15)西向コブ(14:30-35)林道下山(15:15)~宇賀渓駐車場(15:25)
●総タイム7時間20分。(休憩ロスタイムr100分程度含む)
人数等 単独  竜ケ岳三角点

【軌跡ログ
左、
駐車料金と引き換えに貰ったマップ。
 現地に来ると数字と同じ番号札が建っていた。

【足跡】
<駐車場でのやりとり>
 午前8時前、宇賀渓へ到着。
 トイレがないか周辺を見渡す。
 大駐車場の奥にそれらしき建物が見えたので急いで駐車場へ入る。
 トイレから車に戻ると、観光案内所の管理人がやってきた。

 (会話)○管理人。△自分
 ○どちらへ行かれるのですか。
 △トイレをお借りました。これから竜へ登ります。
 ○ここに停めると有料です。
 △慌ててトイレへ飛び込んだので有料とは知りませんでした。トイレだけなら無料らしいが料金  はいくらですか。
 ○500円です。近くに無料の駐車場があるのでそこへ移動してもらっても結構です。
 △ええ、そんなこと。良いんですか。
 ○貴方が決めてください。
 △分かりました。「トイレ+駐車代」と思えば安いので、ここへ停めさせてもらいます。
 ○お金と引き換えに黄色の領収書と「竜ケ岳位置確認マップ」をいただきました。
 観光案内所の前に来ると
 「登山届」を書いてくださいと先の管理人さんから用紙をもらう。
 他の2グループも届出をすませて歩いていった。

<往路、金山尾根
>
 宇賀形渓駐車場から20分ほどで林道終点。
 ここは、ホタガ谷登山口との分岐でトイレもある。
 左の中道・砂山道をとる。10分ほどで金山尾根の先端に来る。
 金山尾根へのとっかかりが分かりづらい。
 標識がないので地図とGPSで確認する。
 金山尾根。
 前半は、きつい登りだがマイペースで歩く。展望は開けないが、時折竜の頭が見える。
 後半は、最後(標高950メートル付近)、ヤブコギの道で苦戦する。
 金山尾根上部に来ると遠足尾根が見えた。
 延々と伸びる美しい格好良い尾根ーーー遠足にでも出かけたいような気分にさせられる。
 この名を付けた人の気持ちが分かる。

<竜ケ岳>
 11時山頂に到着。
 この日は晴れてはいたが、雲多く風弱く遠くは霞で見えにくい。
 昼食をとりながら1時間居座る。
 その間20人ほど人が往来したが殆どが団体さん
 ある団体さんは、会話の様子から滋賀方面からきたようだ。
 11時50分出発、リーダーの声がかかる。
 石槫峠の方へ下っていった。

 

<復路、遠足尾根>
 今回、初めて歩く。
 遠足尾根では、誰にも会わず静かな山歩きでした。
 竜ケ岳から下り分岐に来る。直ぐ下に尾根が見えていたので錯覚。
 分岐を行き過ぎホタニ谷をかなり降りてしまった。青息・吐息で分岐まで戻る。
 分岐に戻ると、目印の古い赤布が木に付けてあった。
 20分ほどロスして遠足尾根に入る。
 最初は何とか踏み後はあったが、暫く行くと笹わけで分かり面い。
 冬は、雪で歩きよいだろうが、夏は笹漕ぎで苦しめられる。
 南に向きを変えると道が明瞭になる
 そこを抜けると展望の良い尾根に変わる。
 前に竜ケ岳が顔をだしている。
 前景の絨毯を敷いたような緑の大地が新鮮だった。今回は、逆行で上手く撮れなかった。
 P964付近からの眺望も素晴らしい。
 谷の両側が切れ左右の眺めが良い。
 北は、養老山脈全景と谷直下は「いなべ」市街。遠くは、岐阜県側になるのか。
 南は、釈迦ケ岳・仙ケ岳方面が鋭い山容をしていた。方向によってこうも変わるものかと改めて眺めた。辛かったのは、藤原岳の先端は削られ痛々しい山肌で悲しくなった。


<林道へ急降下>
 石榑南」を過ぎると降下地点に来る。標高520メートル付近から下る。根の中腹辺りまでテープはあったが途中から消えていた。
 道のない荒れた暗い急斜面を一気に下って林道に降りるが、降下地点もワンポイントで厳しい。

宇賀渓駐車場】
 三角の建物が、宇賀渓観光案内所で登山届のボックスあり

ホタガ谷登山口。東屋とトイレあり

白竜吊橋

金山尾根への取り付き
 金山尾根への登り口。、 右の斜面を上がって行くが、標識など何もないので通り過ぎないよう注意

金山尾根下部


金山尾根中部

樹林の隙間から竜ケ岳が見えた。

金山尾根上部

標高950メートル付近から先は、ヤブコギ

笹とシダのヤブで顔や足を引っ掻き漕ぐ。

裏道(ホタガ谷道)に合流

ヤブを抜ける。

竜ケ岳

11時山頂に到着。晴れてはいるが霞で見えにくい。昼食をとりながら1時間ほど居座る。この間、20名ほどの人と出会う。主に団体さんが多かった。
左、
静ケ岳方面

遠足尾根に入り南に向きを変える
 最初は、何とか分かる程度の踏み跡だったが少し行くと笹の海となる。
 広い尾根でどれが本ルートか良く分からない。
 冬は、雪で歩きよいだろうが、夏は笹漕ぎで苦しめられる。
 南に向きを変えると道が明瞭になる

遠足尾根、P964付近】

 山肌が階段状に削り取られた藤原岳が痛々しい。竜ケ岳方面の眺め良し。

養老山脈と遠足尾根、谷間の街

右、釈迦ケ岳。

大日向
標高696.12メートル、以外(平坦)なところに三角点があった。 

標高520m付近から道のない急斜面下る】

「石榑南」を過ぎると降下地点に来る。標高520メートル付近から下る。道のない荒れた暗い急斜面を一気に下って林道に降りるが、降下地点もワンポイントで厳しい。
 尾根の中腹辺りまでテープはあったが途中から消えていた。 
 左のブロックの建物付近へ下山する。