【山記録】  
日時天候 210年10月03日(日)曇り/雨
山名標高 タイジョウ(1061m)
山域 鈴鹿
コースタイム
鳴野橋(8:00)~桜地蔵(8:45-53)~大シデの木(9:30-37)~一反ぼうそう(10:27)~杉峠(10:45:-11:05)~杉峠の頭(11:20)~アケンギョ昼食(11:40-12:10)~P1084(12:55)~タイジョウ(13:25-32))~P891分岐(14:05)~P870(14:57)~千種道(15:18)~非難小屋(15:22-35)~駐車地(16:10)
●総タイム8時間10分(休憩70分程度含む)
距離/累積高度差 累積距離13.6キロ/高度差141m (+1097m-956m)
人数等 IYGsuzuka

【軌跡ログ
 綿向山上空上空1660mから撮影。

【足跡】
<雨でコース変更>
 今日の滋賀県南部の天気予報は、「曇り後ち雨」。
 午後からの降水確率50%との予報で決行したが、杉峠へ来たら風雲急変し「佐目峠からイブネ」へ行く予定をカットし、アケンギョからタイジョウへ向かうことになった。

<岩ケ谷林道終点に新案内板>
  新案内板が設置されていた。
 千種街道の詳しい行程(距離・タイム)書かれている。
 「岩ケ谷林道終点から杉峠まで」の区間を見てみると、「距離.3.7km・歩行タイム2時間35分」という計算になる。
 今回のタイムは、休憩含め2時間45分。休憩除くと2時間30分程度で看板ののタイムとほぼ同じであったことに納得する。

<千種街道>
 午前8時、駐車地付近の空は雲に覆われ暗いが、雨の気配は感じない。
 登山口~杉峠までの千種街道は、四季折々の顔を持つ素敵なハイキング道だ。
 初秋は、キノコ類だ。
 ナメコなど白・茶色と豊富だ。20cm以上もある巨大キノコを発見したがキノコ鑑定人はいない。
 鑑定しなくても分かる大マイタケを「Iサブ」の嫁さんが発見する。
 匂いを嗅がせてもらうと良い匂いがしたこれは本物だ。
 木の根っ子に三株あったので二株ゲットし一株は来年用に残した。もう、夕食の膳で味わったことだろう。

<杉峠ーアケンギョ>
 杉峠へ来ると、天気は急変する。
 三重県側から真冬並みの寒風が吹き上げる。雨乞岳の頭は小雪でもチラついているような怪しい雲行きだ。杉峠の頭に来るとポチポチと冷雨があたる。リーダは、天候を見てイブネへ行を取りやめアケンギョで昼食をとると告げる
 佐目峠へと向きを変えると台風並みの風が吹き食事をとるような場所は全然見当たらない。
 経験豊富なリーダは、谷側へ少し降りた平らな地へ誘導する。食事が済んだ頃、冷雨が降ってきたのでカッパを着るも寒い寒いとの声え。ーーー休憩時間を30分で切り上げ出発する。

<タイジョウヘ>
 杉峠とタイジョウとの分岐標識を見て右折れする。
 以前は、この付近は迷いやすい所だった。今はテープや標識が完備され、安心して歩けるようになった。
 その昔、「イブネやタイジョウ」は鈴鹿の秘境として憧れの山だったが、今や楽々に行ける山になってしまった。
 P1121付近に来ると、荒れていた天候が急に治まり気温も上がる。
 上下のカッパを脱いで身軽になると気持ちよく歩ける。
 ヤセ尾根の連続で緊張する。
 斜面は、シャクナゲの木か延々と続く。足元は、イワウチワの葉が瑞々しい。
 葉っぱを踏まないように歩くことは不可能である。何とも花の多い尾根である。花期に来れば壮観なことだろう。
 イブネ・銚子ケ岳・佐目子谷の展望も望めるところに来たが雲に覆われ眺望なし。
 前方に大きな山が見えてくると、タイジョウだ。
 山頂に到着。
 スペースは広いので休憩するのには良いが雰囲気はあまりよくない。
 西は、岩塊の厳しい顔を持つ。眺望なし三角点もなし。
 水舟の池辺りから見るとコニーデ形のの優美な引く立派な個性のある山と文献に書かれている。

<タイジョウ池を見て下山>
 南の尾根を降りる。
 10分ほど下るとタイジョウ池に出る。
 こんな高いところに神秘的な池がある。独特の地形なんだろう。
 P891との分岐に来る。
 先頭グループは、左のP891道をとる。
 バックしろとの声で右の尾根に変更する。自然に歩くと左の道へ進んでしまう。
 P891からの先は、ヤセ尾根で厳しい道とリーダは話していた。
 千種道へ降りて避難小屋で休憩。
 雨は、本降りとなったので上下のカッパを着て駐車地まで戻る。
 

鳴野橋付近
 新案内板には、千種街道の詳しい行程(距離・タイム)書かれている。
 「岩ケ谷林道終点から杉峠まで」の区間は「距離.3.7km・歩行タイム2時間35分」。
 

桜地蔵】

非難小屋
 非難小屋付近にあったキノコ類。

【千種街道】

シダの大木とブナの古木

一反ボウソウ
左、
杉峠手前。

下、
杉峠直下。

杉峠
 杉峠へ来ると、天気は急変する。
 三重県側から真冬並みの寒風が吹き上げる。雨乞岳の頭は小雪でもチラついているような怪しい雲行きだ。

杉峠の頭
 杉峠の頭に来るとポチポチと冷雨があたる。
 リーダは、天候を見てイブネへ行を取りやめアケンギョで昼食をとると告げる

アケンギョで昼食

左、アケンギヨ。右、手前にある標識。

昼食後、タイジョウへ向かう。寒いので皆さんブルブル震えていた。

シャクナゲの尾根を行く

右、イワウチワの群生現る。

P1084付近で休憩。雨は止み、気温は上がったので雨具を脱

ヤセ尾根
左、
晴れていればイブネが見えるのだが


下、
119レスキューポイント。タイジョウー6に来ると山頂は近い

タイジョウ山頂

タイジョウ池。何でこんな高いところに池が

尾根分岐
左、P891道、右、今回歩いた道。普通に歩くと左の方向へ導かれる

P870付近で休憩

千種道、橋の向こうに降りる