【山記録】
日時・天候 2010年11月21日(日)/晴
山名標高 雨乞岳(1237.7m)
山域 鈴鹿
コースタイム
鳴野橋(7:55)~桜地蔵(8:40)~奥の畑分岐(9:20)~サワグルミ大木(10:00-15)奥の畑谷源流部(10:50)~尾根上に出る(11:20)~清水の頭(11:20)~南雨乞岳(12:00)~雨乞岳(12:20)~西雨乞岳(12:30-13:20)~展望地(13:30)~千種道(14:20)~鉱山跡(14:35)非難小屋(15:25)~鳴野橋(16:25)
●総タイム8時間20分(休憩70分程度含む)
距離・高度 沿面距離12.2km ・累積高度差 ( +m -m)
人数等 iyg・suzuka
雨乞岳三角点

【軌跡図ー山旅40000図
難所は、
西雨乞岳から千種街道へ下る道。

【足跡】
<千種街道は、紅葉の道>
 今日は、小春日のような暖かい快晴の一日だった。
 千種街道から奥の畑周辺は、赤・黄色に染まり色彩豊かで歩いて楽しい。
 往きも帰りも通ったが、朝と夕とはまた違った色彩を帯び何とも不思議な現象であった。
 山へ登るより、谷歩きの方が見るべきものがあった。
 
<奥の畑から登る>
 千種街道との分岐に来る。
 最近、分岐の標識も出来てすんなり奥の畑へ入れる。
 奥の畑に朝日があたり色鮮やかに紅葉していた。
 落ち葉が深く積もった奥の畑の景観は、秋の終わりを告げているかのようだった。
 遠くに
見えている雨乞岳も晩秋の装いをしていた。
 さて、奥の畑から谷を詰め尾根に出る。
 冬場は厳しいところだが、今日は楽チンに上がった。

<清水の頭尾根筋は、絶景>
 清水の頭で綿向山の景観を楽しみ引き返す。
 短い笹の大地を踏みながら前方の偉大なる雨乞岳を仰ぐ。
 東は、深い谷と尾根の向こうに鎌・御在所の迫力のある山脈が圧巻である。
 西は、深く切り込んだフジキリ谷と高いタイジヨウとのバランスがお見事。
 ミニチロルともいうべき景観だ。
 
 休憩する度に柿が出た。
 柿のオンパレード極めつけは干し柿、疲れた体に相性は良い。
 「柿食えば、雨乞い岳に山ガール」
 雨乞い岳に来ると三人グループの山ガールが近づいてきた。
 記念写真を撮って欲しいとのこと。

<西雨乞岳から下る>
 西雨乞岳は、小さな笹の大地。
 ここで昼食をとる。
 ここから少し下ったところの崖先端からイブネクラシが見える。
 前は、タイジョウから谷まで見え迫力ある景観を楽しむ。
 この先は、北尾根へ巻きながら乗換へる。
 薄い踏み跡はあるが地形複雑で迷いやすい。
 千種街道への道は、経験者でないと難しい。

鳴野橋
 午前8時過ぎ集合地の鳴野橋。

桜地蔵

鳴野橋から45分で到着。桜地蔵で登山の安全祈願をする

往きの千種街道は錦秋

橋を渡ると奥の畑との分岐

最近、分岐の標識も出来てすんなり奥の畑へ入れる。

奥の畑は晩秋の装い

サワグルミの大木で記念撮影

谷を詰めた所で休憩
 ここから南の谷へと向かう

谷筋から尾根への急登】
左、 
上に見えている山は、綿向山か。

下、
奥の畑源頭部付近へ出る。右はダイジョウ

清水の頭
上、
清水の頭

左、
清水の頭から綿向山とイハイガ岳。

下、
清水の頭付近から、フジキリ谷とタイジョウ。

清水の頭から雨乞岳へ
上左、
東、鎌ケ岳の縦走路が見える。

左、
正面、雨乞岳

【南雨乞岳】

以前、南雨乞岳山頂にあった看板はなくなっていた。
南雨乞岳直下は、御在所岳と鎌ケ岳のビュポイント。

雨乞岳
雨乞岳。
山ガールから写真を撮ってくれと頼まれた。
ハイポーズ!!
帰り際、後ろを向いた笑顔がとても素敵でした。
彼女たちは、東雨乞岳の方へ。

西雨乞岳で昼食
西雨乞岳は、小さな笹の大地で昼食。
大展望地からイブネクラシが見える。

復路は難路

左、詳細図。
右、休憩地。
左、
休憩地。
この先、千種街道への下りは経験者でないと難しい

千種道へ降りる
左、
千種道に降りる。

【千種街道、鉱山跡分岐】

千種街道を歩いて鳴野橋に戻る。