【山記録】
日時・天候 2011年04月02日(土)・晴
山名標高 孫太尾根から藤原岳(1238.0m)
山域 鈴鹿
コースタイム
伊勢治田駅付近(7:30)~新町墓地(8:30-8:40)~丸山(09:55-10:05)~草木(11:05-11:10)~多志田山(12:00-30)~花タイム(0:15)~藤原岳(13:30-13:45)~避難小屋(14:00-14:25)~八合目(15:00)~大貝戸(15:45)
●総タイム8時間15分(休憩70分程度含む)
距離・高度 沿面距離 12.4km ・累積高度差 (+1068m -1074m)
人数等 単独
藤原岳三角点

【軌跡ログ
石槫峠3467m上空から撮影

【足跡】
<前書き> 
 花の季節になったら、孫太尾根から藤原岳へ登りたいと思っていた。
 単独での縦走は、登山口と下山口がかなり離れているのでアプローチが課題である。
 最近、山友が単独で登ったとのことなのでコース・タイムを教えて欲しいと頼んでいたがメールが皮肉にも1日遅れて届いた。
 今回山行きのルートを思考した後、アクセスは三岐鉄道を利用することにした。
 往は、伊勢治田駅近くの国道沿いに駐車。
 複は、大貝戸から伊勢治田駅まで戻ることにした。
 7時半国道306号沿いに駐車。
 1時間かかって登山口の北勢町新町に到着

 GPSの軌跡を見ると、登山口(北勢町新町)まで来るのにかなり大回りしているではないか。
 山友メールには、伊勢治田駅から北勢町新町までバスが走っているとの知らせあり。
 悔しいが後の祭りでした

<登山口>
 ネットを見て新町配水池と記したが、現地を見ると南部第2配水池とある。
 手前に墓地がある。ここから100メートルほど進むと山道となる。
 道が二股に分かれていたので地図を確認し、左の道をとる。
 この付近に標識と赤テープはなかったように思う。
 入口で間違うとチヨットツライのでテープは欲しいなぁ。
 杉林の植林帯に薄い踏み跡を辿る。
 植林帯を抜けるとヤセ尾根でカレンフェルトがゴツコヅと突き出し歩きにくい。
 岩陰にはスミレやネコノメソウが可憐に咲き楽しめる。丸山手前まで続く。
 
<丸山>
 平たい山頂に来ると小グループが休憩していた。
 灌木に覆われ展望はなし。
 足元にはセツブンソウやミスミソウの花が咲いていた。
 
<草木>
 前に人が歩いていたので、後追いで巻き道を歩いてしまった。
 北の先端に来ると広い尾根に変わる。樹林の隙間から石灰岩採取場が見え重機や車の音も聞こえてきた。ピークを踏まなかったことがとても残念だった。

<多志田山>
 12時到着。眺望なし。
 雪昼食をとる
 山頂付近、積雪あり。
 上から単独男性が降りてきた。

<福寿草の楽園>
 多志田を過ぎると残雪あり。
 急な尾根筋は明るい。
 柔らかな日差しあたる花の尾根。
 セツブンソウ・フクジュソウが足の踏み場もないほど咲いていた。
 写真撮りに20分遊ぶ。

<最後、ザラ場の急登>
 藤原岳へは滑りやすいザラ場の急登だ。
 前に、樹林帯が見えるが足場が悪く急勾配である。
 左側よりの斜面を行くのが正規のルートらしい。右側は崖で切れている。
 その上に観測器らしきものが聳え立つ。
 左より厳しい道だが、この方向へ進むことに決めた。崖の上に立つと素晴らしい眺めに疲れも吹っ飛んだ。

北勢町から見た藤原岳孫太尾根】

南部第2 貯水池と駐車地】

貯水池の奥が孫太尾根への山道

【】
先陣隊が休憩。足元にも小さな花が踏まぬように
 植林を抜けるとカレンフルトのゴツゴツした岩が現る。足元には小さな花が咲く

【丸山】

【花の尾根】

【草木】

【草木周辺に咲いていた花々

【草木と多志田山鞍部

多志田山への登り
 

多志田山
 手前から雪が現る。
県境尾根への道もありだが直登する
 

【上部に来ると福寿草の園】

【福寿草の楽園、花数多し】

最後は、適当に登る
上左、
観測器らしい建物。中段には太陽パネルが
ある。

上右、
孫太尾根。縦走してきた山並みが見えた。

左、
静ケ岳・銚子ケ岳。鞍部が治田峠の県境尾根

藤原岳
左、
背景の山御池岳。

下、
非難小屋方面。

【大貝戸にある庭園】
左、
 大貝戸から見た藤原岳。