【山記録】  
日時・天候 2011年04月17日(日)・晴
山名標高 ベンケイ(761.6m)・御所平(850m)
山域 鈴鹿
コースタイム
惣玉神社(8:35)~P637手前(9:15)~ベンケイ(10:00)~舟石(10:25)~グミの木平()~御所平(11:30-昼食-12:30)~ヨコネ(13:00)~林道へ下山(14:00)~15:10駐車地
●総タイム6時間45分(休憩80分程度含む)
距離・高度 沿面距離 11.85km ・累積高度差 (+976m -937m)
人数等 iyg・suzuka
 ベンケイ三角点

【軌跡ログ
四方草山2138メートルから撮影

【足跡】
 <前書き>
 御所平は今までに3回登った。
 小太郎谷から2回。田村林道のヨコネ尾根から1回である。
 過去の山行きは、かなり厳しい行程で山を知っているものしか歩けないコースだった。
 今回は、太郎谷から登る予定だったが、(リーダが欠で)、予定を変更し、惣玉神社から登ることになった。ここは、一般道とも云ってもよいほど踏まれたコースであった。
 快晴の天候のもとアセビの花が咲く春の様相に心も緩んだ
 「水無し~御所平~ヨコネ」は、鈴鹿の主脈がパノラマのように見えた。

 私が一番気に入ったのは、御所平。
 ここは、子供が母親に抱かれたようなやすらぎを感じる。
 ヨコネ付近から見た御所平も個性があり忘れがたい(トップ画像)
 また、舟石先のコブから見た鎌ケ岳も印象に残った。
 鈴鹿の山と谷著者である西尾寿一氏が、
 このルートを鈴鹿屈指のルート絶賛したコース
でもある。

 
<登山口>
 
ス養殖場付近から対岸に渡ると前に惣玉神社あり
 神社の建物は安土桃山時代のものか 注連縄も立派で自然に頭が下がる。

<舟石>
 石の先端が舟先のような格好をし長さは4メートルほどある。
 この舟石の前は、遥か伊勢湾まで見える大展望台だ。
 伊勢湾を挟んで、左長坂の頭。右、鬼ケ牙と臼杵山。長坂頭の直下のガレ場が痛々しい。
 10年以前、鬼ケ牙へ単独で登ったことがある。
 途中、迷って夜中まで彷徨い歩いた苦い思い出が頭をよぎる。
 舟石手前にある登山道から女性連れが上がってきた。
 安楽越から登ってきたと話していた。彼女たちは、休憩することもなく通り過ぎていった。
 

<御所平>
 昼食タイム。温かくて展望も良く1時間居座る。
 御所平は、清水の頭から野登山まで大スペクタルに興奮する。
 鈴鹿NO1の展望と云われるのも納得。
 自分は、冬の御所平が好きだ。白い雨乞岳の山容が忘れがたい。
 昼食中、仲間の一人が清水の頭に建物ではないかと疑う。あれは雪だよと誰かが叫ぶ。
 残雪ということで皆さん納得した。

<割谷>
 ヨコネから下山開始。
 山頂から尾根をフエンス沿いにおりる。
 踏み跡はあるが足場が悪い。古いテープも時折見かける。
 150メートルほど降りたところで休憩。
 この先は一寸分かりにくい。
 尾根を左寄りフエンスを潜りぬけると踏み跡があり谷沿いに降りてくる。
 林道降りる手前が危険て゜ある。
 安全に降りるならロープを使った方が良い。

駐車地

駐車地は、黒滝集落の外れに留める

【登山口は、惣玉神社】

右、神社の横に標識あり

植林の中は、歩きやすい道だった
左、
カヤトの隙間から集落が見えた。奥に琵琶湖が見えるので鮎河辺りだろうか

P635手前のコブで休憩
 一日中、寒くも暑くもなく陽春の日差しが射す絶好の登山日和

これ何の花木

アブラチャン・ダンコウバイ・シロモジ?花博士は近くにいない、葉は楕円形だよね。
左、
北方向に見えた集落と山名は

ベンケイ
 ベンケイは、樹林の中で視界はありません。平たい地に三角点標石と青い標識の看板があるのみ。小休憩で立ち去る。

舟石への道

これが舟石だ

舟石からの大展望ー鬼ケ牙と臼杵山】

仙ケ岳と御所平】
左、
仙ケ岳。
登って良し眺めて良し格好良い山。

下、
御所平。
眺めるより歩いて楽しいところ。


【小太郎谷の源頭】
左、
小太郎谷の源頭。
前回、登った時は白い景観で興奮した。
 今回は、絨毯を敷き詰めたようで緑の景観で美しい。

 源頭の淵は崩れているので滑落注意。

グミの木平

水無ピークへ

【水無付近からの大展望】
左、
水無ピーク。

下、
ピーク付近からの展望。

御所平へGO-
 御所平は、二次林の森で雰囲気良し展望良し。
 ここで昼食をとる。

ヨコネへ
左、
正面のコブがヨコネ。

下、
心に残る御所平さようなら。また来る時にゃ笑ておくれ。
 ヨコネから割谷を下り田村林道へ下山する。