【山記録】
日時天候 2011年06月26日(日)・曇り
山名標高 サクラグチ(918.9m)・横谷山(873m)・能登ケ峰(759.7m)
山域 鈴鹿
コースタイム
ウグイ川林道広場(8:30)~P891(10:00)~サクラグチ(10:55)~ガレの頭昼食(11:30-12:30)~横谷山(12:55)~カタコシ峠(13:25)~758下(14:50)~P696(15:15)~鹿の楽園(15:35)~能登ケ峰(16:00)~北東尾根630(16:40)ウグイ川林道広場(17:15)
●総タイム9時間弱(休憩80分程度含む)
距離/累積高度差 累積距離13.2km/累積跡高度差(+1673m -1622m)
団体名等 iagsuzuka サクラグチ三角点

【軌跡図ー山旅40000図
左、
鳥瞰図。

【足跡】
<前書き> 
 新ハイ関西」解散で、フィナーレ登山となる。
 リーダ(i氏)は、不参加だが最後ということで挨拶にきた。
 今後は、個人グループ(元気な老人倶楽部?)として存続していきたいとのお話があった。
 今回のルートは、鹿の楽園を除くと展望は期待できずアップダウンのある尾根筋を担々と歩いた。

<登山口>
 8時過ぎ集合地の国民宿舎かもしか荘からウグイ川林道広場へ移動する。
 林道沿いにある空スペースは、普通車なら20台は楽に留められる。
 「新ハイ関西」解散で今日がフィナーレと聞いて参加したのだろう。
 見知らぬ人もいていつもより人数が多い。
 8時30分、駐車地を出発。
 林道を10分ほど歩くと道が二又になるところに来て尾根が伸びている。
 この尾根の取り付き地点から登り始める。
 ヒノキの森に入ると薄い踏み跡が点在する。少し上に来ると明確になる。
 最初の200m登るのがきつい。
 三点支持で這い上がること数回でようやくネットフェンスが出てくると西側の展望か開ける。
 鮎川らしき集落が見えた。北へ向きを変え稜線まで標高差250m二次林の美しい尾根筋に出る。
 
<サクラグチ>
 尾根筋に来るとサクラグチの山域である。
 サクラグチは、何処から登っても稜線までのアプローチがきつく奥深い山だ。
 山頂は、植林に覆われ雰囲気悪し余りにも単調で面白くもない不遇の山。
 今回は、変化を求め横谷山から能登ケ峰へと周回コースをとる。
 横谷山から先は、地図読みも必要に付きマニア向き。
 このルートは、アップダウンが厳しく長時間の山歩となるので相当な体力がいる。
 カシミールの累積距離は、13キロ余だった。

<横谷山>
 横谷山も、植林に覆われ雰囲気悪し。
 残念ながら期待外れ。
 高円山辺りから眺めると存在感があるのだろうか。

<鹿の楽園>
 鹿の楽園に来てやっと癒された。ここは、何度来てもい良いところだ。
 笹の草原に卯の花が見ごろだった。

<その他>
 「新ハイ関西」は歴史ある山倶楽部だった。
 6月初め村田代表の死去で、新ハイ関西情報誌の廃刊に伴い6月末で解散となった。
 代表とのお付き合いは少なかったが、懐かしい思い出が二つある。
 ①韓国第二の高峰「智異山」へ一緒に登ったこと。
 ②2011年1月号の情報誌へ「池木屋山紀行文」を掲載してもらったこと。

駐車地
 ウグイ川林道スペース普通車なら20台ほど駐車可能。

 奥、中央の山を登る。
 手前の尾根を下山

サクラグチ南西尾根
上左、
アップが厳しいサクラグチ南西尾根。
北に向きを変えるところに来ると西方面が開ける。

左、
奥のの集落は、鮎河方面か

稜線に出る
二次林の森。

P891に西峰の表示あり
上、
西峰。
西峰とは、サクラグチ西峰とのことか。

左、
西峰から綿向山と水無山が見えた。
本日、これが最高の眺め。

サクラグチ
 山頂は、植林に覆われ暗くて平凡な台地。
「サクラグチ」という立派な山名だが、完全に名前負けしてる。
 この味気ない山に昔の山ガール5人さんが花を添えた。

下、
2010.12.05
政子展望台から見たサクラグチ。

横谷山手前ガレ場の頭で昼食をとる
前に見えた山は、名無し?

孵化したての蛾が、羽を乾かしていた。
今にも飛び立つのではないかと思われる。
昼食地。
何とか食い止めようと上部はセメントで固められていたが崩壊は激しいので山が消えてしまいそう。




横谷山
左、
横谷山。
ここも樹林に覆われて雰囲気悪し。
 高円山か宮指路山辺りか見ると存在感はあるような気がする。

自然界の掟ーカケスの赤ちゃん命危うし

 カケスの赤ちゃんが顔を上に向けて苦しそう。巣から落ちたのかそれとも天敵に攻撃されたのか命危うし。上空には親鳥が泣き叫ぶ。

御所平を望む

P768下で休憩
下、
登りかえしてP696に出る。

長い樹林帯を抜けP696へ
左、
P696

鹿の楽園

卯の花

下山は、能登ケ峰の北東尾根を下る

鰄川林道、駐車地から少し上流に出た。

鰄川河原に咲いていた
左、ツチアケビ右、ジキタリス