【山記録】
日時・天候 2011年09月18日(日)・晴
山名 霊仙山(1083.5m)・経塚山(1040m)
山域 鈴鹿
コースタイム
駐車地(8:30)~昼坂峠(9:00)~落合分岐(9:25)~P990付近昼食(12:00-12:50)~経塚山(13:15)~四丁横崖(13:50)~美しが原(14:25)~広畑口(15:05)~一の谷(15:32)~林道終点(16:12)~登山口(16:20)~浄水場(16:30~駐車地(16:45)
 総タイム8時間15分。(休憩タイム90分程度含む)
距離/累積高度差 総距離12.6 キロメートル 高度差(+1441m -1417m)
団体名 GIsuzuka26名

軌跡・山旅改訂40000図

鳥瞰図(醒ガ井上空1444mから撮影)

【足跡】
<県道醒ヶ井線に入る>
 7時過ぎ、車で醒ケ井小学校前に来たら運動会の飾り付けがしてあった。
 揃いのユニホームを着た子供たちが元気よく歩いている。
 今日は、秋空の快晴で絶好の運動会日和である。
 子供たちどの顔もニコニコとしていた。

<.集合地>
 集合地は、いぼとり地蔵8時30分。8,時に全員そろう。
 新リーダ(大津市G氏)から本日のルート説明あり。
 当初、ピン坂道~霊仙山~阿弥陀ケ峰を予定していたが下見の結果、予定時間を相当オーバすることが分かったので阿弥陀ケ峰行きはカットしたい。
 経塚山から先は、「四丁横崖~横道~広畑~下丹生」を歩くとの説明あり。
 このルートは、初めてなので運動会に出る子供たちようにスタートから気持が高ぶる。
 
<登山口へ>
 8時30分。イボトリ地蔵出発。
 丹生川に架かる橋は下から番号が付いている。
 15橋を渡ると中央に西出橋と書かれている。
 霊仙山へ来る人ならこの人の名前を知らない人はいないと云っても言い過ぎではない。
 その証拠に、横道コースを歩いたら西出親父の存在がいかに偉大であるか知ることになる。
 橋を渡ると、要所に「昼坂峠→」の標識がある。狭い路地を右に左に曲がると谷筋に出る。
 橋から昼坂(ピンサカ)峠までの距離は、地形図で測ると直線で5センチメートルなので1250メートル。
 約1.5キロという計算になる。
 谷沿いに杉の植林の中を歩く。
 下草は、意外と少ないが数日前降った大雨で道は軟弱で歩きにくい。
 しかも蒸し暑いのでヒルの餌食になってしまった。
 誰かれとなくヒルにやられたとの声に立ち止り点検する。30分歩いて昼坂(ピンサカ)峠に来てチェックをする セーフという声はなく全員が何らかの被害を被ったようです。

<ピン坂尾根>
 樽ケ畑へ下るピン坂道と別れ杉林を抜けると、二次林の明るい尾根の左を巻くように登っていく。
 道が二又に分かれた所で左をとり小さな谷を渡り尾根を乗り換える。標高490メートル地点である。
 ここから稜線まで凄い急登である。展望のよい場所で数回休憩をとる。
 サブが、稜線で昼食にすると皆に伝える。
 広くなった尾根は歩きづらい高度計を見ると710メートル。稜線まであと150メートルくらい。
 ここからが厳しいのだ。暑さに体力を奪われポカリスエットを飲み水分補給するが直ぐ汗に消えてしまう。   後方を見ると女性一人(Tさん)が遅れ、かなりお疲れのようだ。
 後方には誰もいないので、彼女が見える範囲で歩きペースダウンする。
 先頭との差はかなり離れている。
 上の方で着いたとの声がしたので、大きな声で彼女に伝えたが聞こえただろうか。
 山頂に12時到着。Tさんは5分ほど遅れて到着した。

<お猿池~経塚山~四丁横崖>
 上のコース一般道を歩く。今日は天気が良いので多くの人とで出会った。
 四季訪れるたびに違う顔があり楽しいところだ。これほど個性を持った山も少ない。
 高さがないので百名山に選ばれなかった思うと残念に思う。

<四丁横崖~上丹生>
 西出道と云われているコースである。。
 本コースは、谷、川を何度も渡渉するので変化があり面白いコースだが、台風など自然災害をもろに影響を受けそうな環境である。
 今回歩いた道は、荒れ気味でシンドイ場所もあった。
 下山口に立派な標識があり。
 これを見ると誰でも行け.る一般道のような気がするが要注意だ。
 登山情報を、西出商店さんに聞いてから出かけるのがベストと思う。
 注意点は、
 ①西出商店の案内版などがポイントにあるので見落さないこと。
 ②地図読みが出来ること。
 ③川の渡渉情報。

<鈴鹿の山と谷の記述>
 ピン坂道は、他のコースにない魅力を持っている。
 霊仙山への最短で雨乞い信仰の道かと、鈴鹿の山と谷に書かれている。

集合地醒ケ井上丹
上左、集合地のいぼとり地蔵。
上右、入口にある西出商店。ご主人は、
霊仙山の仙人か神様のような存在である。

左、醒ケ井上丹生

15橋を渡ると昼坂峠への指示盤あり

左、15橋。
15橋の中央に西出橋と書いてある。

橋を渡り指示盤に従い進むと(薄暗い谷に入る)古道がある。

【ピン坂入口

民家の奥に入ると谷の入口にくる。ここがピン坂の入口である。

【昼坂峠】

 谷筋の道は、湿気か多くヒルの棲み家で全員が何らかの被害を被りました。皆さん峠に来てチェックをしています。

ビン坂尾根標高420付近
 標高420付近の広い尾根を行く

ビン坂尾根休憩
 ポイント登録忘れました。左の山は経塚山でしようか。
 前に深い谷がある地点は標高450m~500m付近と思われる。

ビン坂尾根休憩
 ここもポイント登録なし
 前は、阿弥陀ケ峰と思います
背景の尖った山は、方向は養老の山と思いますが?ーー

ビン坂中部

【標高650m付近からは凄い急登】
高度650mから高度800m
までは、心臓の高鳴りが聞こえてきそうな苦しい登りでした

稜線に出る

【昼食地】
左、
霊仙山から冷風が吹きつける心地良いところで昼食。昼食地から少し先には、カレフエントのゴツゴツした岩塊。

下、
高台に来ると霊仙山と美しい琵琶湖とが見えた。

【お虎池】
 お虎ケ池付近から見た経塚山。

経塚山
左、
 この上が経塚山だ。
 カレフェントが点在し四季折々に変化する霊仙山は美しく魅力的な山だ。

下、
 経塚山山頂から阿弥陀ケ峰と伊吹山が見えた。

【避難小屋】

八合目

 八合目で休憩。四丁横崖は直ぐ近くにある。

四丁横崖

井戸ケ洞
 谷筋には、トリカブトが咲いていた

【美しが原】

一の谷へ降りる道は通行不能。広畑へ降りる

囃子ケ坂付近

【囃子が坂】

【林道に出る】

左,林道。

【登山口】

無事下山する。
 河川増水時は、渡渉が難しいかも。