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【山記録】 | |||
日時・天候 | 2011年11月27日(日)/ 晴 | ![]() |
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山名 | 藤原岳西尾根 | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
茨川P(9:00)~蛇谷()~善右江門谷出会い(10:12)三筋滝(10:25-40)~善右江門谷出会い(10:45)~893(11:20)~避難小屋(12:10-13:10)~藤原岳(13:30-13:40)孫太尾根分岐(14:40)~ 迷い尾根(15:10)~茨川P(15:55) ●総タイム6時間55分 |
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距離/累積高度差 | 総距離 10.8キロメートル 高度差(+1125m -1062m) |
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団体名 | GIsuzuka | 藤原岳三角点 |
【軌跡図ー山旅改訂25000図】 |
![]() 鳥瞰図ヒキノ2632m上空から撮影。 下、 標高・グラフ。 |
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【足跡】 |
<前書き> 茨川~西尾根~藤原岳~白船峠から周回する予定だったが、時間的な都合から下山コースが変更となった。即ち、治田尾根道分岐から迷い尾根を歩き茨川へ下山する。 変更コースは歩いたことがないので、大歓迎である。 藤原岳といえば、三重県側から登ることが常だった。 今回、滋賀県側からの藤原岳へ挑戦した。滋賀県側と三重県側の地形か余りにも違っていたので、別の山ではないかと思うほど藤原岳は新鮮だった。 <登山口> 登山口は、茨川という廃村集落である。 ここは、茨川と茶屋川と伊勢谷と交わる谷合いでまさに秘境と云う感じがする。 文明から閉ざされた厳しい環境に人が何故住まざるを得なかったのか。 当時の人は理想郷だったのかも知れないとーー自問しながら古い建物の前を通ると歴史の重みが伝わってくる。この建物は、小学校跡で今は「八幡工業高校山岳部が管理している」とサブI氏から聞く。 <茶屋川溯上> 茨川から三筋の滝までの沢歩き、普通の登山靴で渡れた。。 谷は、二次林に覆われ広くて浅くて明るく美しい。両岸の斜面は、雑木が紅葉していた。 水の流れは緩やかに見えたが、いざ渡渉しょうと川面に立つと水の流れは早かった。 膝下辺りの水量なのでドブンしても問題はない流れである。 沢歩きは苦手なのだが、最高の舞台に立ち感激した。 理想を云えば少人数で歩きたい。 三筋の滝。 豪快な滝というより優しい感じがした。 高さは目測15mくらい。二段に落ち美しい。 三筋という名前だが、一筋に見えた。 現地では、滝は三筋ではなく一筋に落ちていた。 だが、この画像を良く見ると三筋になっているような感じがしないでもないが、三筋とは? ここから真の谷へ行くには、右側を巻いていくのではないかと直感したがー <善右衛門谷登る> 蛇谷から上がるのが一般的と聞く。 本会は、善右衛門谷からP893を経て藤原岳へ。 厳しい登りだが灌木の森は美しい。高度を上げると天狗岩の鋭峰を左手に見える。 P893に来ると一段と眺めが良くなる。 竜ケ岳の長い稜線と治田峠辺りまでワイドな眺めは、三重側では見らない変化に富んだ尾根だった。 <藤原小屋> 藤原小屋には、多くの人が往来していた。 若者もいた。子供連れもいた。山ギャルもいた 展望丘も往来が激しい。 山仲間のKさんが凧を上げていた。 風が強くてもまいまいせず上がった。 <迷尾根> 治田峠手前の分岐から迷い尾根に入る。 名前の通り尾根が複雑に入りくんでいる。 軌跡を見ると尾根芯ではなく淵を歩いてコブに出ている。 頭に入れていないと迷いそうです。 P845付近は幾つも尾根が張り出しています。 第一感、北方向が広くて蛇谷の方へ引きずりこまれそう。 次のコブも軌跡を見ないとコース取りが難しい。 治田峠分岐から茨川への標識は見かけなかったが、テープは巻いてあったように思う。 |
【茨川に車を留め茶屋川を遡る】 |
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【】 |
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【茶屋川斜面の紅葉は一段と鮮やかでした】 |
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【少量でも水の流れは早い】 |
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![]() 水量は膝下辺り、少量でも流れは早い。石を掘り込んで足場をつくり渡った箇所もあり。 左、川幅が狭くなった地点。 下、 尾根の向こうの谷が善右エ門谷。 |
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【善右衛門谷出会を通過し先に三筋滝へ】 |
![]() ![]() 藤原岳へ行くには、善右衛門谷出会の尾根を登るが谷の先近くに三筋滝があるので寄り道をする。 左、善右衛門谷出会。右、滝の谷道。 |
![]() 三筋滝が見えている。 |
【三筋滝】 |
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【善右ヱ門谷を渉り尾根に取り付く】 |
![]() 30分余過ごし再び善右衛門谷出会いに戻り藤原岳西尾根へ取りつく。 |
【P893への登り】 |
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![]() 樹林の隙間から藤原岳が見えた。 下、 P893。 蛇谷から登って来た尾根と合流する。 |
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【西尾根上部に出る】 |
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![]() 春になれば福寿草や節分草が咲く花の尾根道だろう。 |
【上の尾根辺りから帰りの縦走路が見えた】 |
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![]() 背景は、竜ケ岳。右、静ケ岳。その前が銚子ケ岳か。 迷尾根は、右下の辺りになるのだがさて如何なものか。 左、 美しい草もみじの谷に変わる。もう少しで避難小屋への道に出る。 |
【避難小屋と周辺】 |
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【藤原岳】 |
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【復路】 |
![]() バランスを取るのに苦労します |
【17番標識を利用して写真入りの詳細図を作成してみました(下の画像)】 |
![]() ![]() 左、現地にある17番標識。 右、17番標識のある地で休憩。 下、shunonが書き加えた案内板。 |
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【16番(孫太尾根分岐)手前です。ここまで来ると勾配も緩くなります。】 |
![]() ![]() 右の標識は、左の画像手前にある。 |
【16番(孫太尾根分岐)。周辺の雰囲気は鈴鹿らしい光景゛てす】 |
![]() ![]() 右、16番標識のところにある孫太尾根への標識。 |
【16番~12番】 |
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【治田峠分岐】 |
![]() ![]() 右、12番から少し先に上の看板あり。 |
【迷尾根】 |
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【迷尾根降下】 |
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【茨川に近いところから藤原岳が見えた】 |
![]() 上部と下部では露出が違うので焦点距離を変え撮影。 |
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【茨川廃村】 |
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![]() ここは、茨川小学校跡 ①「八幡工山業高校山岳部」との看板がかかっている。、 ②名大ワンゲル部の管理小屋。 とサブのI氏が話していた。 |