【山記録】
日時天候 2011年12月25日(日)/大雪
山名標高 不老堂(845m)水木野(898.7m)
山域 鈴鹿
コースタイム
駐車地(8:27)不老堂北尾根登り口(8:35)~塔の岩(9:30)~不老堂(10:40)~水木野(12:00)~昼食(12:10-13:00)~三角点(13:10)~P861(13:35)~林道分岐()~八風キャンプ場(15:10)~駐車地(15:20)
●総タイム7時間(休憩約90分含む)
距離/累積高度差 累積距離 11.4キロメートル 高度差()
団体名等 iagsuzuka 割山三角点峰

【軌跡ログ

【悲しい事故】
前日(24日)の天気予報は、冬の低気圧が樺太・日本海・太平洋と三つもあり明日は猛烈な寒波が日本列島に来そうだ。滋賀県は大雪の予想である。
 さて、降水確立70%で山行きは中止だが、大雪はやって来いとのことらしい。連絡もないので、防寒具とアイゼン・ピッケルなど冬山の装備を整えた。
 凍結。この言葉を聞くと背筋が寒くなる。
 坂道(山道)で車がコントロールできないこともあった。
 今日(25日)は、どうだろうか。
 鈴鹿ICを7時過ぎ降りると雪が舞い始めた。
 見る見るうちに辺りは白くなっていく。国道306号も車が余り走っていないので不安になるが、スピードを落とし安全運転で走る。
 石榑トンネル手前は、2~3センチ程の新雪が積もり凍結もなくドロドロした状態でないので走り良かった。
西口を出たところに電子表示の温度計を見たら「-3度」の表示か出ていた。(帰りは0の表示)

集合地を過ぎ京の水をUターン(7時40分頃)をして集合地にきた。
この時、悲しい事故が発生していたかも知れないのだ。
昨日(27日)、山友(中澤さん)からメール送信してきた新聞記事(滋賀版)を見て驚いた。
 新聞記事によると、
 25日午前10時50分頃「京の水」を汲みに来た男性(60)から「軽乗用車」の中で男児が冷たくなっていると110番通報があった。
 東近江署員が調べると後部座席のベビシートで滋賀県内の男児(1)が死亡。現場から約200メートル離れた河川敷で母親(34)の遺体が見つかった。
警察の調べによると長男に目立った外傷はなく、母親は橋から落ちて死亡したと見られる。
 私が、京の水脇道を通った時間は25日7時40分頃。男性(60)より3時間も早いのだ。この時、軽自動車が留っていたことも確認したからだ。

足跡
<極寒の山行きレポ>
 駐車地から国道421号を歩いて、「ひだりたにはし」を渡ると北尾根の先端が伸びている。
 ここが登山口である。
 北尾根の前半は、植林の尾根。不老堂までほぼ45度の急勾配を上がらなければなぬ。
 北尾根の後半は、急登で大岩を縫うように登る。
 三点支持の確保も容易でない岩場もあり、雪で滑りやすく苦労した。

 不老堂は、山頂はこんもりしたコブて樹林の中で視界なし。
 不老堂から水木野へは、100メートル下り200メートル上がるが下った地点から40度の勾配で少々きついかったが滑ることは余りなかった。
 水木野は、名札がなければ通り過ぎていくようなところ。
 昼食は、水木野と三角点と鞍部でとる。
 積雪は5~7cm、気温-7℃。
 停まっていると寒さで凍えそうな極寒だった
 風が弱かったのが幸いした。
 三角点峰、樹林の中に三角点標石あり山頂の雰囲気なし。
 P861付近から先は、地形が複雑で地図読みが難解で予定コースを歩くことができなかった。
 八風林道を歩いて駐車地に戻った。

【登山口変更】

当初は、杠葉尾神崎橋から登る予定が道路事情により北尾根登山口に変更した。北尾根の後半は、急登で大岩を縫うように登る。三点支持の確保も容易でない岩場もあり。雪で滑りやすいので苦労した。神崎橋からの登頂が通常の山道らしい。

駐車地と登山口
①集合地。(石槫トンネル西口から500m位先の空スペース)。
②駐車地から不老堂らしき山が頭を出す。
③登山口から後ろを振り返ると石榑トンネル横の723峰と754峰が見える
④駐車地から300mほどで「ひだりたにはし」のところから階段を上がる。

北尾根入り口

北尾根中部に来ると岩が点在する
上、
北尾根中部

左、
北尾根上部に来ると急登で滑りやすい雪の岩道

塔の岩

不老堂
左、
水木野へ行く道から見えた不老堂。

水木野

水木野と三角点の鞍部で昼食

割山ー三角点峰】

P861付近からルート読みが難解
P861を過ぎると地形が複雑。
Aコース・Bコース・Cコースどのコースを取るかは、Gリーダが現地に来て判断するとのこと。
どうやら予定ルートを外したようだ。
寒波の真只中、無理はできないので安全地帯(Cコース)の林道を歩くことになった

バックして林道に出る

左、林道。

R421に出て駐車地へ