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【山記録】 | |||
日時・天候 | 2012年03月28日(水)晴/あられ | ![]() |
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山名・標高 | 野登山(851.6m) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
坂本駐車地(8:00)~矢原谷本谷(9:20)~花散策~痩せ尾根入る(10:10)~P498(10:25)~P778鶏仙尾根(11:15)~鞍部(11:30)~野登車山道出会(11:40)~野登寺(12:10-昼食-12:45)~登山口(14:00)~駐車地(14:20)--- (野登山は急な天候悪化でカット) ●総タイムーー6時間20分(休憩70分程度含む) |
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距離/累積高度差 | 総距離 9.8キロメートル 高度差(+1316m -1202m) | ||
団体名等 | 登山口の石碑 |
【軌跡ログ】 |
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【足跡】 |
<前書き> 亀山市坂本の棚田は、日本棚田百選の一つ。 坂本は、野登山や仙ケ岳の流域にあたるので豊富な水が得られる。 先祖は、丘陵を改良して棚田にしたのだろう。 近年、新神名神高速の開通で高い橋桁がこの棚田とのマッチングが良い。 新名所として地元の期待が伝わってくる。 新名神が走るガード下付近の道路は、二車線の快適な道に改良された。 その先、坂本集落へ向かう道は狭くてすれ違うのも困難なところもある。 「みつまた」のある場所は、水路を工事していたが道路の改良と駐車場の確保が課題であろう。 <坂本棚田のミツマタ> 現在、駐車地は二箇所。 手前は、整備されていない小さな空き地である。 もう一箇所は、トイレもある整備された小公園的な雰囲気を持つ。 現在、駐車場の隣に水辺と棚田を人工的に造り出す工事をしていた。これが完成すれば、もっと人気が出るだろう。 ミツマタへ向かう途中にある説明板によると、休耕田の保全のため、山林の群生地から移植したもので約500本あると書かれていた。 駐車地から黄色に染まったミツマタ全体の光景が見えた。 駐車地から道路をまたいで降りて行くと目の前に500本のミツマタに興奮する。 花は、ほぼ満開である。20分ほど畑に居座り写真を撮る。 <棚田から野登山.レポ> 野登山へは、棚田の奥から入る。 矢原谷本谷に咲くミツマタを見て、鶏仙尾根に出て野登山へ。 だが、登山経験の乏しい二人なのでヤセ尾根の通過が心配である。 どの程度か自分も分からないので、現場を見て引き返すという約束で出発した。 矢原谷本谷に咲くミツマタ。 明るい谷とは云えないが、暗いという感じもしない谷である。 花は、蕾が多い。やはり気温が低いので、里の花よりは遅れている。 花の数は、凄く多い。太陽にあたると黄金色が゛鮮やかである。 自然のものは、本当に素晴らしい。 道なりに進んで、ヤセ尾根に取り付いた。 後から資料を見ると、谷沿いを暫く北上するとあらたな花の群落があるということが分かった。(地図に出ている登山道) さて、ヤセ尾根の通過はアップの連続たが恐いという感じはしなかった。 ゆっくり歩きでP778の下を巻いて無事通過した。 ここからは、鶏仙尾根である。 左、仙ケ岳への道でアップタ゜ウンあり厳しそう。 右の道をとる。 鞍部までは急降下である。 下がぬかるんでいたので登山道を外して鞍部に出た。 鞍部に来たら、巻き道があることが分かったが後の祭りである。 野登山へ向かうが、三本のトレースがある。 真ん中の尾根コースを登ると15分ほどで車道に出た。 その場所に鶏仙尾根道との表示のある標識が立っていた。 舗装された車道からは、仙ケ岳・宮指路岳・鎌ケ岳・雨乞岳・御在所山などが見えた。 今まで晴れていたが、ここに来て怪しい雲が上空に現れた。 アンテナ塔を見ながら車道を上がる。 間もなく舗装のされていない道が左に現る。地図を見ると野登山への分岐か。その奥にアンテナが建っているのが見える。 この付近に、案内板があって欲しいと思った。 直進するとアンテナ塔に立つ広場に出た。 手前には野登寺が見えたので、下に降りる。 野登寺は、古刹なお寺である。 寺門には33観世音もある。 この前に来ると歴史の重みを感じる。 階段に座って昼食をとる。 間もなく空は黒くなり急に気温が下がり上から「アラレ」が降って来た。 荒れ模様になってきたので、野登山はカットし下山するこにした。 |
【坂本の棚田】 |
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【棚田にあるミツマタ畑】 |
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【東海自然歩道を歩いて野登山へ】 |
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【矢原川谷上流部に来る】 |
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【森林小屋付近のミツマタ】 |
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【ヤセ尾根に取り付く】 |
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![]() P778手前の小尾根。 上右の道をとりP778へと向かう。 等高線は広いが意外ときつい登りだった。 |
【鞍部。三本のトレースあり尾根コースをとる】 |
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![]() 野登道路に出る。 仙ケ岳がバック。車道を少し進むと宮指路岳・御座所岳・雨乞岳なとが確認できた。 下、 仙ケ岳。 |
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【鶏足山野登寺】 |
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【表参道道へ下山】 |
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