【山記録】  
日時・天候 2014年02月09日(日)曇り/小雪
山名 猪鼻ケ岳(508.1m)・砥山(615m)・丸茅山(623m)西山(722.0m)
山域 鈴鹿(近江)
コースタイム
鍵掛峠(9:10)~猪鼻ケ岳(9:47-9:52)~砥山(10:50-10:55)~丸茅山(11:35~西山(12;25-13:20)~P684(13;45-13;50)~P616(14;30)~青土ダム湖(15;20)
総タイム6時間10分(休憩ロスタイム70分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 10.4キロメートル 累積高度差(1099+m -1108m) 
団体名等 Gisuzuka 猪鼻ケ岳三角点509.1(m)

【足跡 
 <大雪情報>
 7日南海上を急速に発達した低気圧で太平洋側(東京都心20年振り20センチ超)にも大雪をもたらした。
 前日、山仲間のK(甲賀市)さんから電話があり。
 甲賀の町にも数cm位積雪しているとのこと。
 低気圧は8日にも残りそうなので自宅へ来て貰ってもよいとの有難いお話しをいただいたが、午後から土地の境界査定があり出席しなければいけないので断った。
 明日の天気予報を見ると、鈴鹿の山は雪で荒れ模様の予想である。
 R1号線鈴鹿峠付近は、積雪等で通行規制は必至のように思われる。
 新名神高速はどのようなものか。
 積雪があれば、ラッセル車が出るのでとても集合時間に間に合わないだろう。
 前夜、ネットで鈴鹿峠の現況を調べていたら1号線鈴鹿トンネル付近に備え付けのカメラが10分置きに画像を写しだしていた。現時刻の画像を見ると積雪は少ないが道路は濡れているようだ。凍結が心配だがとにかく行くことで準備にかかった

<午前5時40分自宅出発>
 7時、亀山市関町に来て国道1号線に入る。路上に雪はなく車もスムーズに往来し普段と変わらない。
 片側二車線の道路に入ると、両側に雪が見られたが凍結はしていなかった。鈴鹿トンネルを超え滋賀県側に入ると白景色となる。道路の隅に多少の積雪が見られたが通行には影響はなかった。
 予定より30分も早く7時半(集合時間8時半・青土ダム公園)に到着した。名古屋Tさんの軽車に次いで2番目の早さだった。
 今日の天候は、1日中雪雲に覆われていた。
 風は弱かったが湿めっけの多いベタ雪が時折舞い気温もマイナスでかなり寒かった。
 こんな日は、レンズが直ぐ曇ってしまうので移動しながらの撮影には最悪である。
 お粗末な失敗写真ばかりでした。本来、モノクロの世界をデジカメで撮るとなると超高級一眼デジカメでジックリ構えて撮らないといけないので無理な話でもある。

<登山口へ>
 8時40分全員が揃い数台の車に相乗りし登山口の鍵掛峠へ向かう。
 9時、鍵掛駐車地到着。
 傍らにあった案内板を見ると、シヤクナゲ2万本天然記念物指定とある。散策周回路もあり、花の咲く頃来て見たいものだ。

<登頂記録>
 9時10分鍵掛峠出発。
 溜り池のような池の真ん中を通り尾根の先端からの直登である。
 積雪は20cm位。少し上がると林道と交差する。直登より緩いので数人が林道を行く。
 木の間を縫うように踏み跡がある。30分余りで猪の鼻ケ岳へ到着。
 山頂は、樹林に覆われ視界はなし。三角点と宝殿ケ岳と書かれた古い山名札がある。
 山頂から少し先に来ると樹林の切れ間から平子方面の展望が望めるのだが、雪雲に閉ざされ何もみえなかっ 展望の良い標高722mの西山も荒れ気味の天候で寒くて居ずらかった。
 最高地の西山には30cm位の積雪があった。
 西山から先、P684・P618へのルートは今日初めて歩く。
 前半(猪の鼻ケ岳~西山)の尾根とは少し違い里山らしい雰囲気がする。
 広く平らな尾根なので迷いやすいような気もする。

 雪質は、全コース固めで歩きやすかった。軽アイゼンを嵌めていた人もいたがなくても歩けた。
 ベタ雪が時折舞う尾根歩きの雪中行軍でした。

 下の画像は、猪の鼻ケ岳と砥山(とやま)の山並みが見える。砥山は、富士山の形をした美しい山容である。
 (国道477号線蔵王ダムから音羽行くまでの間で撮影)

【軌跡図ー山旅改訂40000図85%縮小】

【鳥瞰図日野町小岳1288メートル上空から撮影 

R1号線鈴鹿峠】 左、三重県側 右、滋賀県側

集合地の青土ダム湖ふれあい公園へ】 
上、
北土山集落手前の橋。

左、
青土ダム湖ふれあい公園

【登山口の鍵掛峠へ出発 
左、
ふれあい公園駐車地。

鍵掛峠
左、
鍵掛登山口。
背景は、猪の鼻ケ岳。

【尾根の先端から登る】  

左、尾根の先端の部分

猪の鼻ケ岳】 

樹林の中で展望なし。

【林道出会い】 

林道を歩いてもさほど変わらない。

砥山への登り】 

砥山 
左、
砥山山頂は、樹林の中で展望なし。

丸茅山への登り】 

 

左、
山頂は、樹林に覆われている。

【要注意地点】 

赤点線、音羽谷川方面。尾根が赤点線へと延びているので引き込まれやすい。

【西山への登りは厳しい】  
左、
西山への急登は、雪が深く苦しい登りが続く。

【標高722mの西山】 
左、
西山で昼食をとる。
 温度はマイナス4℃くらい。風雪舞う寒くて居ずらかった。

 多くの人がビニールを頭から被り風除けにし弁当を食べていた。

【P684への登り】 

【P684付近は広い尾根で地図と地形とニラメッコ 
左、
後半は、里山の感じがする風景。

【本日、唯一見えた展望は何処の町だろうと議論する。帰宅後、地図で判断すると土山町青土辺り? 

【P618 

【青土ダム手前の森を行く 

この下が青土ダム湖。

青土ダム湖公園へ無事下山 

 無事、青土ダム湖に下山する。