【山記録】
日時・天候 2014年12月21日(日)・晴
山名 政子(803.4m)奥草山(820.0m)
山域 鈴鹿
コースタイム
かもしか壮(8:32)~合流点(9:31)~政子(10:03-10:11)~奥草山(10:22-10:31)~休憩(11:02)~林道終点(11:12)~かもしか壮(11:34)
●総タイム3時間02分(休憩タイム10分程度含む)

午後からは忘年会開催。
距離/累積高度差 沿麺距離5.84キロメートル 累積高度差(+685.9m -677.7m) 
団体名等 Gisuzuka 政子三角点(803.4m)

【足跡】
<忘年登山>
 鈴鹿・忘年登山は、「政子・奥草山」である。
 里山なので誰もが容易に登れるのではないかと思う。
 だが、かもしか壮から登る道はなくヤブ尾根をのぼることになる。
 当初は、点線のルートを予定していたが少し登りやすいということで軌跡のルートに変更した。
 距離・標高グラフを見ると 距離1.4km標高差470m。ほぼ直登で緩みのない登りがいのある山であった。

 鈴鹿の名本「鈴鹿の山と谷」に書かれている政子の記事は、次のとおりである。
 大河原道をぬけて野州川にかかる木橋を渡ると植林帯がある。この急な斜面に植林用の道がある。これを行くと上部ジグザグの登路となるが展望全開である。しかし、登りは苦しいのでむしろ下山用とした方が良い。筆者等は、約150分で大河原に下ったとある。
 筆者たちは、「下り150分、植林の道でジグザグの登路で展望が良い」とのこと。
 我々は、「上りなのに90分、ほほ直登で展望もなし」であった。
 大河原から登る道は、エリアが狭いので何処から登るにしてもさほど変わらないと思うが、余りにも時間等の違いが大きくて不思議でならない。国土地理院12500図を見ながら思いに耽った。
 
 政子は、我が母と同じで名ある。母は大正に誕生した。
 国道477号線を走ると死んだ母が浮かぶ墓標の山でもある。
 文献にも政子の謂れ等書かれていたのでこの記事紹介すると、
 点標名は、鶏岩の名が一般的である。ところが鶏岩の名は出所不明である。鶏岩は、トビ岩がトリ岩になったとの説もあり。地元の人は、地名は政子で、トビ岩は通称名とのこと。筆者(西尾氏)は、「政子」は個性的な名であると思うが山の雰囲気を正確に伝えるものでないと記されている。

 三角点のあるところは、密藪の中で貧相な山である。少し南へ下ると伐採地に出て広大な展望地に出る。
 サクラグチ(918m)の連山が正面に展開し、その奥に鈴鹿南部の山がひしめいている。まずこの位置でこれだけの山を見られるところはそう多くはない。
 北側は、最高点820mの広い草原で奥草山として平子では別山として扱う。
 この山は、三角点の存在が絶大な力を発揮し山の玄人筋には好まれている。 と書かれている。

【軌跡図ー山旅改訂25000図
左、鳥瞰図
サクラグチ2138メートルメートル上空から撮影。 

【集合地は、かもしか壮 
 カモシカ壮の玄関から見た政子・奥草山。
 山頂部は、朝日に照らされ輝いていた。

【大河原遊園地の中を通り登山口へ 

登山口】 
 予定した登山口とは違う所から入る。
 鹿除け金網の扉を開けて山の中に入る。

ヤブ尾根に入る】

標高・距離グラフ
登山口から政子まで、距離1.4km
。標高差470m。
 ほぼ直登で緩みのない登りである。低山ながら登りがいがある。

【合流地点は、標高645m地点 

予定ルートとの接点。

【標高674.76m地点で休憩】 
 休憩地点の少し手前から雪が現る。

【水気の多いベタ雪は歩きにくい】 

政子】 
 政子山頂には、三角点石と山名札が二枚あった。玄人好みの山とある。

【山頂から少し南に展望地あり 

上、雨乞岳(左)と御在所ケ岳(右)。両山とも白くなっているようだ。
下、サクラグチ(918m)の連山が正面に展開。鎌ケ岳から南の山は、まだまだ黒い山肌をしていた。

奥草山への緩い尾根道】 

奥草山 

 雪がないと草原の大地となる。
 先発隊は塩の道峠へと歩いていった。間違いと気づいてバックする。

【下山開始】 

 急降下ですが転ぶ人は少ない。

【標高535mで休憩】
11時02分、標高535mで3分休憩。
 南面で日が当たるので雪は解けていた。

 【500m付近の分岐】 
P537を巻いてP500m付近に来ると道が二股に別れている。右、平子へ。左、大河原道。
 間違いやすいので女性二人が誘導する

【林道終点】 

左、林道終点手前は、踏み跡多し適当に歩く。
右、林道終点。

集落の外れから】 
 道沿いには電気が流れる金網が貼られている。奥草山の向こうに水無山と文三ハゲが見えた。

【近くで野外忘年会開催する】