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【山記録】 | ![]() |
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日時・天候 | 2015年11月22日(日)・曇り | ||
山名・標高 | 高畑山(471m)・陣尾山(687m)・丸山(690m)・高室山(818m)・倉骨山(756m) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
佐目トンネル西口広場(8:10)~佐目霊園(8:18)~P437(8:47)~鉄塔(9:09)~高畑山(9:25)~峠(9:44)~P443(9:53)~陣尾山(10:47-11:01)~鉄塔で昼食(11:24-12:16)~丸山(12:35)~三叉路(12:52)~高室山(13:11-13:16)~倉骨山(13:28)~高室山(13:50-13:55)~林道下山口(14:14)~P543(14:22-27)~佐目トンネルに西口広場(15:02) ●総タイム6時間52分(休憩80分程度含む) |
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距離/累積高度差 | 沿麺距離 12.6キロメートル 累積高度差(+1417m -1270m) | ||
団体名等 | Gisuzuka30数名ほど | 陣尾山三角点三角点(687m) |
【動画】 |
前半は、2つの 鉄塔からの展望。 後半は、高室山の展望。 終了後の再生は、左下の回転ボタンをクリックして下さい |
【軌跡図ー山旅改訂40000図91%縮小】 |
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【カシバート鳥瞰図】八ツ尾山1660メートル上空から撮影 |
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【足跡】 |
<まえがき> 佐目霊園から高畑山経由高室山へ登る人をネットで探して見たが見当たらない。 殆どの人が南後谷を歩いて高室山方面へ歩いているようだ。 山大好き人のTさん(名古屋市)が、本コースをGリーダにリクエストし実現したと聞いた。 何しろ5山も日帰りで縦走するというハードな山行きである。 コースは、とても新鮮で期待感を持たせた。 なかでも、高畑山付近から見た陣尾山に魅かれた。 <登山口> 佐目トンネル西口。 ここは、トイレもあり普通車なら20台位留められる広場。 入口には360度大展望の「高室山登山口」との標識あり。 <陣尾山> 文献(西尾本)によると、 陣尾山は、猛烈なヤブで登頂は難しいとある。 陣尾山の名は点標名で陣屋の端の尾という意味に受け取られる。この付近で重要な位置をしめる山であるが地元でも山名を聞いても分からない。 ヒヨノの名は昔から地元称と聞いていたが現在知っているいる人はいない。 山頂は、植林の中で広い平地で空は見えるが暗い感じがする。現状、ヤブは消えていた。 二等三角点の傍らに名札が一つぶら下がる。高畑山付近から見た格好良い山の容姿(トップ画像)とは違い平凡な山頂にガッカリ。わざわざこの山だけを目指して登る人はいないだろう。 傷んでいない三角点に触ると、西尾本に書かれている「この付近で重要な位置をしめる山」であることの存在が分かるだろう。 この先は、広くて緩い尾根が鉄塔まで続くが、深い二次林の森でナメコ類の木を多く見つけた。 <鉄塔> 本コースの主役は、鉄塔でした。 幾つも鉄塔が出てくるたびに展望が開け景観を楽しんだ。 巡視路のお蔭で日帰り5山縦走も可能になった。 鉄塔がない時代は、ゲキヤブで縦走は難しいと思う。 <高室山> 今日は、5山登ったが展望のある山は、倉骨山と高室山のみ。 特に、高室山が印象に残った。 高室山は、カレンフェルトの山で岩がゴツゴツしていた山頂の雰囲気はA級。 僅か標高800m級の山でこれほどの大展望が得られるとは、まさに額面どおりの眺めでした。 <下山地でアクシデント発生> 15時、全員無事駐車地に下山したがアクシデント発生。 サブが、高室山へトランシーバを忘れ取りに行くことになる。 高室山下りタイム65分だったので往復2時間半位はかかるだろう。 ハードな登山で皆疲れきっていた。 彼の体力なら問題なしに行けるだろうが、この時期は陽の暮れるのが早いので帰り道が心配だ。 |
【集合地と登山口】 |
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![]() 入口には360度大展望の「高室山登山口」との標識あり。 我々は高畑山周回コースをとるため、反対方向(北)の佐目霊園へと向かう。 |
【佐目霊園へ】 |
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【登山口】 |
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![]() 佐目霊園の道。途中から階段を上り山道に入る。 左、テープ標識ははないが薄い踏み跡あり。尾根筋は比較的歩きやすい。 |
【P437で休憩】 |
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【標高401mに建つ鉄塔。下は、昼食地から見た標高401mの鉄塔】 |
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【標高403m付近で送電線が交わる写真撮影】 |
![]() ![]() 空を見上げると、送電線が交叉している。 地図を見ると桜峠、奥は高取山か? |
【高畑山手前の鉄塔付近 |
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![]() ![]() 切株跡はまだ新しいので 歩きやすい。 高畑山手前の鉄塔かの陣笠山(ヒヨノ)が精悍な山容が現る。 |
【高畑山】 |
![]() ![]() 山頂は、ただ広い平坦地で展望なし。 山名札か一枚木に張り付けてあった。昔は、耕作地の跡と聞くく。 |
【古い峠】 |
![]() ![]() 高畑山を降りていくと古い峠(右)に出る。 東、南後谷から佐目へ。西、杉坂峠へ。 |
【P443手前に来ると鉄塔が建つ。奥は琵琶湖】 |
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【収穫物】 |
![]() ![]() かなり大きいシロシメジを見つけた。 |
【特色ある鉄塔】 |
![]() ここの鉄塔は、ジグザグの斜面を岩で固め狭い一角に建てられている。 歩きにくいが、視界は開けているのが救い。 |
【陣尾山手前尾根を直登】 |
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![]() だが、トップは巡視路があるのを知らないようだ迂回せずに尾根を直登する。 この尾根は、下草がなく掴まるところがない三点支持も容易でない体力勝負のきつい登りで喘いだ。 |
【陣尾山】 | |
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山頂は、植林の中で広い平地で空は見えるが暗い感じがする。現状、ヤブは消えていた。 二等三角点の傍らに名札が一つぶら下がる。高畑山付近から見た格好良い山の容姿(トップ画像)とは違い平凡な山頂にガッカリ。わざわざこの山だけを目指して登る人はいないだろう。 傷んでいない三角点に触ると、西尾本に書かれている「この付近で重要な位置をしめる山」であることの存在が分かるだろう。 この先は、広くて緩い尾根が鉄塔まで続くが、深い二次林の森でナメコ類の木を多く見つけた。 |
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【広い尾根筋を行くと何か所でナメコ発見】 | |
![]() ![]() ![]() 殆ど人が入っていないのだろう。低いところまでナメコが密生していた。自然の恵みに感謝。 |
【昼食地は、眺めの良い鉄塔下】 |
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![]() 天気は、雲も多いが晴れで暖かい。鉄塔下で昼食をとる。 上右、鉄塔近くに標識が建つ。地形図に載っている古道である。 降りて行くと南後谷から佐目へと反対側は、杉坂道た。 杉坂道を 300mほど行くと陣屋の祠があった。 |
【丸山】 |
![]() ![]() 丸山は、カレンフェルトがゴロゴロる明るい平地だが展望なし。昔は、一帯がヤブで登る人はいなかったらしい。 |
【林道三叉路へ】 |
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![]() 林道に出て、高室山へ。 下、 三叉路。 高室山への登山道に出る。 |
【高室山】 |
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![]() 僅か標高800m級の山でこれほどの大展望が得られるとは、まさに額面どおりの眺めでした。 |
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北は、金糞山・霊仙山・その左後に伊吹山。右にソノド。 東は、ヨコネ・烏帽子岳・三国岳・焼尾山・御池岳方面。 南は、御在所岳・雨乞岳。 その他、湖東平野・比叡山・愛宕山・比良山地・舞鶴の青葉山・長老ヶ岳・野坂山地・御岳・乗鞍岳・恵那山などが見えるようです。 眼下には、佐目の石灰岩砕石場が見える。山肌が、大きく削られ痛々しい。 |
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【倉骨山】 |
![]() 山頂は、石灰岩の山で岩がゴロゴロしていた。 三国岳やヨコネ方面の山が見えた。 |
【佐目登山口への下り→三叉路 |
![]() ![]() 往路は、丸山から林道を歩いて三叉路へ出て高室山へ行く。復路は、三叉路のところでヤブ尾根を行く。途中、一般道に出て佐目道を下る |
【佐目登山口への下り→標高671m付近】 |
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【佐目登山口への下り→標高528m付近】 |
![]() ![]() 標高528m付近、14時23分休憩。 |
【佐目登山口への下り→標高390m付近にある標識】 |
![]() ![]() 標高390m付近、14時39分。 |
【高室山登山口近くの標識】 |
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