【山記録】
日時天候 2016年04月30日(土)・晴
山名標高 水沢岳(1029.7m)・鎌ケ岳(1161m)
山域 鈴鹿
コースタイム
駐車地(8:32)~不動滝(8:55-9:10)~水沢登山口(9:30)~花タイム(0:15)~水沢峠(10:33)~水沢岳(11:00-11:10)~鎌尾根西端(11:52)~岳峠(1220)~鎌ケ岳(12:45-13:50)~カズラ谷下降口(14:01)~雲母峰分岐(14:37)~カズラ谷登山口・駐車地(15:25)
総タイム7時間07分(休憩70分+滝・花撮影40分程度含む
距離/累積高度差 沿麺距離 12.1キロメートル 累積高度差(+1345m -1347m) 
団体名等 単独 水沢岳三角点

【軌跡ログ山旅40000図ー縮小0

【足跡】
 <宮妻峡の駐車場>
 朝8時過ぎ、宮妻峡の大駐車場は超満員。登山者が多く集まっていた。
 パトカーもいて、通る車に関心がありそうだ。  
 道路脇スペースには、受付のテーブルも置かれ人が列をなして並んでいた。
 入道岳で何かイベントが開催されるようだ。
 横目で眺めながら車を走らせ「カズラ谷登山口」付近にやってきた。
 
 <花の鎌尾根>
 4月30日、天気は晴て温かい。絶好の登山日和に気持ちは昂る。
 鎌尾根は、やや冷たい風か吹いていたので遠くまでは見えたがぼんやりと霞がかかる。
 写真を撮るには、今一悪い。
 目的は、鎌尾根の大展望とアカヤシオの花見である。
 例年に比べ花が開いたのは早いとネット情報を見てやってきた。
 鎌尾根のアカヤシオは、まだまた花は咲いていたが最盛期は終わっていた。
 それに代わり、アケボノツツジの花に勢いが見られた。
 ハルリンドウは、今が見ごろで登山道沿いに群落で咲いていた。
 シャクナゲ、今年は不作か豊作か分からないが開花寸前の蕾を見かけたが数は少ない。
 谷筋に咲くイワウチワは終わり。イワカガミも最盛期は終わっていた。
 展望は、1日好天気だったので鎌尾根・鎌ケ岳・水沢岳ともに素晴らしかった。
 鎌尾根縦走路は、刻々と変化するので登山の醍醐味を味わえた。

登山口】 
 左、ガスラ谷登山口付近に駐車。
 既に4台留められていた。

 入道岳方面に伸びる林道は、バリケートがあり車は通れない。

下、林道から滝の音色が聞こえてくるので寄り道をする。
高さ15mほどのミニ滝でした。
 

不動の滝】 


水沢峠登山口】 
 花が目的なのでここから入る。
 このまま林道を歩いて水沢峠へは行ける。

【花の多い谷道だが
 谷上部の斜面は、イワウチワやイワカガミの多いところ。
 今年は二日前に降った大雨でイワウチワは花びらが落ちていた。
 イワカガミは、花付が悪い。

【水沢峠】  
 峠付近に咲くアカヤシオは、
 花びらが沢山落ちていた。
 咲いている花は少なくてさびしい。

ザラ場、滑りやすいので足元はに要注意。滑落したら大怪我】

【水沢岳】 
 国土地理院の地図には、宮越山1029.2mとある。現地の標識には、水沢岳1029.7mと山名と標高が違っている。

【キノコ岩】 
 現地標識には「キノコ岩」の名札あり。
 ここは花崗岩のザレ場で滑りやすい。
 木と岩の境に道あり。
 中央部は、滑りやすく危険。

【アカヤシオと春リンドウの尾根を行く 
 アカヤシオ花尾根。
 花付きも良いが、最盛期は数日前のような気がする。

 晴れてはいたがやや雲が多く写真撮影には今一だ。
 ハルリンドウは至るところに咲いて見ごたえあり。

西端尾根分岐】 
 鎌西端から見た荒々しい岩尾根は迫力がある。 
 荒々しい鎌尾根だが近年標識や鎖など整備され歩きやすくなった。

シャクナゲは間もなく開花】 
 谷筋の先は四日市市方面。
 シャクナゲが開花し始めていた。
 だが、花の数は少ない。

【衝立岩 
 衝立岩付近のアカヤシオは、まだまた楽しめる。
 アカヤシオに変わってアゲノツツジが主役となりつつある。
 イワウチワは終わりの花。
 
 

【「展望良し」の位置から撮影】 

【鎌尾根ザレ場迂回路】  
 迂回路に来ると、背景の雨乞山・イハイガ岳の展望が素晴らしい。

【岳峠付近】 
 岳峠の厳しい岩場。
 現地にくるとしっかりしたルートが付いている  

【鎌ケ岳】 
 山頂から縦走して来た迫力ある鎌尾根。
 斜面にはピンク色に染まっていた。
 ゴツゴツした厳しい岩尾根を歩いてきたと思うと感激だ。
 今やルートは、完璧で慎重に歩けば初めての人でも楽しめる。

カズラ谷から下る】 

カズラ谷への標識に従い下山開始。

雲母峰山分岐】 
 雲母峰は尾根筋へ。
この道は未踏なので一度はいって見たい。
 カズラ谷は下降。

【イワカガミの群生 

谷の上部は、花の道。
イワカガミは見ごろ。イワウチワは終り。

【迷いやすいとこに案内板 

左、昔のルート。ロープが張られて通行止め。
現在は、右道を行く。

【堰堤


滝と堰堤が並んでいる。 その真ん中に登山道がある。
滝の名は?なし。目測20メートル

渡渉】 

川を二回渡渉し登山口へ。
カズラ谷は、下へ来ると暗くて迷いやすかったが
今はポイントに標識がある。

カズラ谷登山口へ下山】 

登山口。