【山記録】  
日時天候 2017年03月05日(日)
山名標高 ベンケイ(761.2m)・舟石(760m)・御所平(850m)・ヨコネ()
山域 鈴鹿
コースタイム
駐車地(08:17)~惣玉神社H346m(08:25)~H571m休憩(08:55)~P637(09:26)~ベンケイ(09:55)~舟石(10:15-30)~小太郎谷源頭(10:44)~御所平(11:10-12:15)~ヨコネ(12:40-45)~御所平(13:15-25)~水無し(13:38)~西南尾根下る~田村川林道(14:10)~駐車地(14:55)
●総タイム6時間38分(休憩等90分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 12.0キロメートル 累積高度差(+1021m -979m) 
団体名等 Gisuzuka 舟石三角点

【軌跡図ー山旅40000図
左、
カシバート鳥瞰図。
土山町上の平上空1288mから撮影。

【足跡】
<前書き>
 滋賀県側の林道は、2月に入ると凍結状態で奥まで入ることが難しいようです。
 3月に雨乞岳へ登る予定であったが、清水平谷林道への道路事情が悪く車が走れない状態だと聞く。
 今回の例会登山は、雨乞岳から「ベンケイ・御所平」へと変更となった。
 2月25日リーダG氏が「ベンケイ・御所平」を下見をした内容のメールが届く。、
 それによると、ベンケイ付近と「水無し~御所平」付近に積雪あり。一部腰まで沈む部分があったとのことです。
 念のためワカン又はスノーシユーを持参した方が良いとのことでした。
 本番(3月5日)は、春日和の好天気でした。
 雪の状態は、適当に締まり歩きやすかった。
 御所平~ヨコネ間で一部深雪が見られたが沈むことはなかった。
 ワカンや8本爪のアイゼンはリュックに入れたままでノーマルで歩けた。

 足の治療に4カ月要した本格的な山行は初めてだ。
 今回の登山口は、黒滝の惣玉神社である。
 この道は、国土地理院地図にも破線のある古道らしき感じがしたので参加することにした。
 だが、予想していたよりきつい登りで荒れ気味の尾根に体力を費やした。
 単独なら途中で引き返したかもーー皆さんと一緒だったので何とか最後まで頑張れたような気がする。
 駐車地に着いたら疲労困憊で暫く動けなかった。

<登山口>
 3月に入ると三寒四温の陽気である。
 本日は、1日中晴れで春の暖かい゛陽射しで風もなく絶好の登山日和であった。
 黒滝集落周辺は、南面になり雪は見当たらない。
 8時25分、登山口の黒滝の惣玉神社発。
 神社の裏に山道がある。自然林と植林の混じるやや荒れた急な尾根に出ると、ネットフエンス沿いに登っていく。

 最初からかなりの急登で喘ぐ。標高570mに来てやっと平たな小広場に出て最初の休憩をとる。
 ベンケイまでは、単調な樹林の尾根を登る。

<舟石>
 舟の形をした大岩から三重県側の展望よし。
 臼杵ケ岳と臼杵山の後方長沢の頭が近くに見える。
 新名神高速道路を走る車が立体的だ。
 バランスの取れた眺めだ。

<御所平>
 草原の丘陵地帯の中心地が御所平である。
 北と西寄りに二つのコブがある。西寄りは幅が広くてゆったり三重県側の展望よし。
 北寄りに山頂名札あり。仙ケ岳を中心に左に右にゴツコヅしたアルペン的な山が見える絶景。
 何度来ても飽きることのない鈴鹿の名山だ。
 春のような暖かい陽射しで昼食をとり1時間も粘る。

<ヨコネ>
 御所平からヨコネへの草原散歩である。
 積雪の深いところもあるが、雪は締まりアイゼンやワカンの必要もなく歩けた。
 今の時期は、鈴鹿の山が遠くまで澄んでワイドに見えた。

<御所平へのアプローチ> 
 三重県側は、東側に位置するので凍結しにくい。登山道もありアプローチしやすい。
 滋賀県側は、西側に位置するので凍結しやすい。急陵で厳しいヤブ歩き。


【駐車地】
 上、
田村林道の駐車地。
左、
黒滝で田村川を渡り登山口の惣玉神社へ向かう。

【登山口】
左、
登山口の惣玉神社。
神社横に「ペンケイ舟石」の標識が建つ。

下、
カシミールの標高・距離ク゜ラフ図。

【H571付近で休憩】
左、
P571付近。
神社の裏からは急登か続く。平地に来て最初の休憩をとる。

【ベンケイ】
ベンケイ。
樹林の中に三角点石と「弁慶山761m」の標識がある。
弁慶の漢字名には違和感あり。源義経の弁慶が頭によぎるーー

【三重県側から登る安楽道との分岐】

舟石
左、舟石。
舟の形をした大岩から三重県側の展望よし。
臼杵ケ岳と後方に長沢の頭が近くに見える。
下、
 舟石の少し先にも展望地あり。相似峰の仙ケ岳眺めよし。
 右の峰は仙の石と云われている。

【P756付近展望地】

【小太郎谷源頭ー】

水無しへ直登

ク゜ミの木平は左方向、深い雪の斜面を行く。

【展望の良い水無し】
左、
西南方向。
中央の尾根が登山口から登って来た尾根筋。背景はダイヤモンド滋賀。

下、
東北方向、雨乞岳。

【三重県側の眺め-鬼ケ牙から長坂の頭】

右、鬼ケ牙

【御所平で昼食】
 春のような日陽射しで温かい御所平。
 綿向山から仙ケ岳まで見える遠くまで澄んだワイドの眺め。
 ここで1時間余り昼食タイム。
 昼食中、ヨコネから4人グループがやってきた。1人は、顔なじみ。
(上の写真)

【ヨコネへの道】
上、
リュックは御所平ににおいて空荷でヨコネへ向かう。
左、
ヨコネへの途中。振り返れば御所平が大きく見える。

【ヨコネ】

鎌ケ岳から仙ケ岳の尾根筋が迫る。

【御所平に戻り水無しへ】
上、
御所平に戻り全員で記念撮影をした後、復路道へ。

左、
御所平手前。

下、
記念写真
shuuさん提供

【水無しから西南尾根へ向かう】

下、水無し」「から復路道へ。別名「グミの木平」

【西南尾根を下る】
左、
標高510m付近で休憩。
ここからの下りは、転げ落ちそうな急勾配。

【休憩地から小太郎谷へは、急降下】


左、水無し~小太郎谷口までの勾配計算。
標高差450m÷距離1400m×100=32%
左、
小太郎谷口。
 林道へ出るには、川を渡らなければならない。
 雪解け水で水量はは増していたが、堰堤の前まで歩いて飛び石伝いに川を渡る

【田村川林道へ下山】

左、田村川林道。 右、駐車地。