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【山記録】 | ![]() |
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日時・天候 | 2005年05月03日(火)・快晴 26℃ | ||
山名・標高 | 鎌ガ岳(1161m) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
中道付近駐車()〜長石谷登山口()〜犬星の大滝()〜鎌ケ岳()〜長石尾根分岐()〜三ツ口登山口()〜御在所山の家() 総タイム 6時間15分 ○歩行時間 5時間00分) |
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距離/累積高度差 | |||
人数等 | いせ山の会4人 | アカヤシオ |
【足跡】 |
<前書き> 赤ヤシオが咲く頃、鎌ケ岳花の道を歩きたいものと思っていた。 先月の24日に御在所岳中道を歩いた時に連休の天候を見て決めようと思い3日に出かけることとなった。ヤシオは、三ツ口谷コースを外せない。 上りは、渓谷の美しい長石谷。下りは、三ツ口谷コースと決めた。 長石谷の遠い昔に登ったが、登山口の記憶なし。 <山レポ> 御在所岳中道登山口付近に駐車。 中道登山道の少し手前の所から左へ入り坂を少し下った所で、付近にいた登山者に長石谷登山口を聞く。直ぐ側に標識があることを教えてもらう。橋を渡ると大きな砂防ダムがある。 工事の都合で山が削られたのか、登山道は、脇に追いやられ、高廻りに道が付けられているので最初から急登である。河原に出ると他にも踏み跡らしきものがあり分り辛い。山側へ少し上がるとしっかりした道があった。 長石尾根へ行く分岐を、注意散漫で確認できなかった。今年は、3〜4月は例年に比べ雨の少なかったが、長石谷に流れる水量はかなり多い。谷が狭くなっても水は消えることなく瀬音を聞きながら新緑の美しい渓谷の岩を乗り越えて行く。 1時間30分ほどで、犬星の大滝に着く。高さ20メートル渇水で滝から落ちる水量が少ないので迫力はないのが残念だ。滝の直ぐ横を右回りに道が付けられ長石尾根に鎌ケ岳へ直に上る道があると、ガイド本に書いてあったので確認する。 犬星の大滝を過ぎると中州のような所になる。 上り詰めるとゴロー状の谷となる。間もなく笹の急登に変り、馬の背尾根の斜面には、赤ヤシオが咲き歓声が上がる。新芽のグリーンが鮮やかなのでピンクが一段と映える。 岳峠まで来ると鎌尾根に咲く赤ヤシオで山が燃えていた。鎌への岩登りも緊張することなく楽しい。(昔は鎖場でもっと厳しかったような記憶がある)青年がスイスイと追い越していく。 鎌ケ岳山頂は、武平峠から上がって来た家族連れの人が昼食をしていて超満員である。天気は、快晴、春霞もなく遠くまではっきりと見える。山頂に1時間もいたが見飽きることはない。さすがわ鈴鹿の盟主と謂われるだけのことはあり、展望も実に素晴らしい。 帰路は、頂上直下から転げ落ちるように長石尾根を下る。分岐から三ツ口尾根に向かうと満開の赤ヤシオが咲いている。この尾根には赤ヤシオが多いと聞いていたが、予想を超えるアカヤシオに感激乾杯でもしたい気持ちだ。美しい眺めに何度も立ち止りシャッターを押す。一番のハイライトは、アカヤシオの向こうに御在所岳の全容が見えたのが、とても素敵だった。 御在所岳中道から見たアカヤシオも良かったが、この三ツ口尾根や岳峠から見るアカヤシオは立体感があり、それに長石谷の渓谷の新緑と瀬音を聞きながら行くのは、静か(本日は4人しか出会わなかった)な山歩きが出来るので、鎌ケ岳の方が気に入った。 登山路も思っていたより危険な所もなく道も一本道で歩き易かった。 |
【登山口付近】 |
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【長石谷下流部】 |
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【犬星の大滝】 |
![]() ![]() 犬星の大滝。高さは20メートル弱と地図に書いてあった。水量が少なくて大星の大滝というより中滝であった。滝下に転落遭難した碑が建つ。合掌。 |
【長石谷上流部】 |
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【最上部】 |
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【馬の背尾根と赤ヤシオ】 |
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【岳峠】 |
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【鎌ケ岳】 |
![]() ![]() 鎌ケ岳から御在所岳の展望。 ![]() |
【鎌ケ岳からの展望】 |
![]() 雨乞岳方面。 下、 入道ケ岳と仙ケ岳方面。手前は鎌尾根。 |
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【鎌の鎖場】 |
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【長石尾根から三ツ口谷へ】 |
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【長石尾根、アカヤシオの道】 |
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