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【山記録】 | |||
日時・天候 | 2005年06月19日(金)・曇り/28℃ | ![]() |
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山名・標高 | 羽鳥峰(850m)・金山(906m)・水晶岳(954.1m) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
林道.口(08:35)〜白滝谷分岐(09:05〜15)〜営林小屋(09:55)ハト峰(10:20〜35)〜金山(12:10)〜水晶岳(12:30〜1320)〜根の平峠(13:45)〜水晶谷(14:20〜30)〜お金明神口(15:25)ヒロ沢(16:00)〜白滝谷分岐(17:00:〜10)〜林道.口(17:50) ●総タイム 9時間15分(うち休憩105分含む) |
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距離/累積高度差 | |||
人数等 | iygsuzuka30人 | 羽鳥峰峠 |
【軌跡図】 |
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【足跡】 |
三重県側から羽鳥峰・金山・水晶岳と三山縦走したことはあるが、滋賀県側から登るのは今回が初めてだ。白滝谷から登りヒロ沢へ下り天狗滝へとゆっくりペースで総タイム9時間余。中味の濃いハードな山行きだった。カメラアイは、もやもやとした強い光線が射し、靄がかかり遠くは見えず最悪であった。 今日の天気は曇り。湿度が高く蒸し暑い。体を動かすと直ぐ発汗し、通常より多めの水分補給をする。後半は、神崎川の水をガブ呑みしたお陰で、胃が疲れ体力を奪われた。水分より塩分を取るべきだった。駐車地に戻ったときは、足が棒のように動かなくなった。j 白滝谷出会いへの道は、アップタ゜ウンをしながら約40分降りて行くので足慣らし程度だが、復路はきつい登り道(疲れもピークとなる)にヘトヘトする。神崎川に出て対岸に渡ると二又道。指示板に従い左側の山道を行く。約40分で廃墟の営林小屋に着く小屋は崩壊寸前である。 少し先の大きな檜の下で一息入れる。日陰で風が通るので休憩には絶好の場所。暫く行くと谷の水が伏流しているところに出る。この付近は、自然林でとても美しいので写真を撮る。これから羽鳥峰まで30分だ。 羽鳥峰は南と北と二つあるのだか、南のピークはいつの間にか通り過ぎてしまった。 北の羽鳥峰は、標高850m。花崗岩の岩塊の頂上に10名ほどの人がいて手を振っているのでパチリとシャッタを押す。朝明から来たのだろうか子供連れの家族も来ている。快晴であれば360度の眺めなのだが今日は霞で今一である。御在所岳もぼんやり見え迫力なし。 金山は、標高906m。縦走路の羽鳥峰と中峠との間に深い樹林に覆われた中間にある。標識がないと素通りしてしまいそうな平凡な山である。縦走路から20メートル位先に山頂がある。回りの木が切られて東南の方向は切れ落ち展望は良いと思われるが、靄で遠くは見えなかった。 水晶岳は、標高954.1m。中岳と根の平峠にある山で、縦走路から別れ5分程度歩く。頂上は不恰好な三角点と永源寺ダム御在所雨量局が建っている。頂上の1/3は雨量計の建物が閉めているので、なんとなくうさんくさい感じがする。ここで50分ほど昼食。三重県側は開けているが滋賀県側は樹林である。ここも霞で展望が利かなかった。 根の平峠から神崎川への下りは、タケ谷沿いに降りる。 今年は、雨が降らず神崎川も水量が少なくヤセ細って弱々しい。川の中は、賽の河原のようにゴロゴロ石がむき出し異様な光景である。勾配のある山道をアップダウンするより川の中を歩いた方が近道なので場所によっては、カットしてゴロ石の上を歩いた。川沿いの道は、新緑が美しい所々に釜跡がある付近は広い空間で素晴らしい。前に登ったお金明神への道も釜跡の一つに道標が建っていた。川を下ること約1時間半やっとのことでヒロ沢に出る。 ヒロ沢から天狗滝に向かう。この山道は、ガケあり鎖ありの難路で今までとは違う変化のある道で、チト厳しい。白谷出会いとの中間辺りに天狗滝がある。「天狗滝危険につき立ち入り禁止」の看板を横目に3本のロープを使って川へ降りる。天狗滝は高さは30mぐらいか。また滝付近の渓谷が素晴らしい。滝壺まで行くにはハードルを超えて行かねばならない。今の時刻が4時半過ぎ。車の駐車地まで行くには、まだかなり歩かねばならないので、直ぐ引き返せとの指示により登山道へ戻る。 ここまで来る人は少ないだろう。秘境の滝に来られたのが、最大の収穫だった。 18時林道口に無事到着。 |
【登山口】 |
![]() ![]() 左、杠葉尾橋を渡って林道を走る。 右、道路脇に車を止めてこの階段を下りていく。 |
【神崎川出会い】 |
![]() ![]() 神崎川出会い。 岩伝いに対岸に渡る。 水が多いときは右のゴンドラに乗り渡るのだろう。 |
【神崎川の水量は僅か】 |
![]() ![]() 神崎川は、雨不足で水量が少ないので、水の中に入っても簡単に渡れる。一旦、水が出れば地獄の川になる。 |
【白滝谷ー植林小屋】 |
![]() ![]() 右、植林小屋。左、川を渡る |
【白滝谷ー上部】 |
![]() ![]() 白滝谷。 上部で一箇所谷が二つに分かれていた。ここを間違わなければすんなり尾根に出る。 |
【羽鳥峰】 |
![]() ![]() 右、羽鳥峰峠から羽鳥峰山頂。 花崗岩で山肌が剥き出している。木が生えないのは何故か。 左、羽鳥峰峠から金山方面へ |
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【縦走路からの展望】 |
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【金山】 |
![]() ![]() 標識がなければ、素通りしてしまいそうな山頂(右)。 金山は鉱山に関係した山。 |
【中峠】 |
![]() ![]() 左、中峠。 右、水晶岳手前に咲いていたベニドウダン。 |
【水晶岳】 |
![]() ![]() 左、永源寺ダム御在所雨量局 右、水晶岳。展望は霞がかかり見えづらかった。 |
【根の平峠から神崎川へ】 |
![]() 左、神崎川。 |
【大瀞付近】 |
![]() ![]() 素晴らしい樹林帯の中を川沿いに歩く。 |
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【お金明神登山口】 |
![]() ![]() お金明神登山口。 ここから右の尾根を登っていくと30分で行けるある。 |
【ヒロ沢】 |
![]() ![]() 大瀞方面。 90度に曲がって天狗滝方面へ流れている。手前のところはヒロ沢が流れ込んでいて三叉路のような形になっている。水量が少なくて大きな石ばかり目立つ。標高600mくらい。 |
【ヒロ沢】 |
![]() ![]() 天狗岳へ向かう登山路は、鎖やハシゴがありなかなかの難路であった。 |
【大瀧入口】 |
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【天狗滝】 |
![]() ![]() ![]() 滝壺まで行けるのだろうか。川の中を行けば近いかも知らないがかなりハードルが高そうだ。 |