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【山記録】 | ![]() |
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日時・天候 | 2006年05月04日(木)・晴 | ||
山名・標高 | 鎌ケ岳(1161m)) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
一の谷出会(07:50)〜三ツ口谷登山口(08:15-25)〜長石尾根分岐(08:45)〜鎌ケ岳(10:25-11:35)〜岳峠(11:45)〜犬星の大滝(13:10-20)〜御在所山の家(14:45) ・上り2時間30分・下り2時間55分 |
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距離/累積高度差 | |||
人数等 | いせ山会9人 | 鎌ケ岳 |
【足跡】 |
<初めに> 毎年、連休には御在所近辺の山に登ることにしている。 目的はアカヤシオと小さな花を見たいからである。 今回は、アカヤシオの多い長石尾根を上ることにした。 ハイキングする人なら鎌ケ岳は、憧れの山である。一年前からリクエストされていたので団体で行くことにした。 参加した人たちは、個人では行きたくても行けない人たちである。従ってゆっくり歩けとの条件が私に付された。二万五千分の地図に歩くコースとポイント地点を書き入れたガイドマップを作成し全員に配る。 <三ツ口谷から登る> 連休なので混雑を予想し、5時30分伊勢市を出発。 高速道路を使い鈴鹿スカイライン一の谷付近7時30分到着。駐車場や路肩にびっしりと車が停まっていた。暫く付近を探すが見当たらず仕方なく200メートルほど先へ進むと左側に2〜3台駐車できるスペースがあった。 駐車した直ぐ下に道があるので少し下りて見たが、崖のような所につき、「山の家」まで戻り、左側(湯の山から見て)のガードレール切れめから下りると、直ぐ下に標識があった。鉄の橋を渡り三ツ口谷まで20分である。 スカイラインのヘアビンカーブ近くにある標識に従い河原へ降りる。石畳の道を奥へ進むと登山道へと続く。一つ目の堰堤を左側から乗り越え200メートル進むと分岐である。左側の長石尾根に向かう。(右は三ツ口谷)尾根に上がる。休憩を利用して反対側(北東方向)のコブに赤ヤシオが数本咲いていたので行って見た。 この先は、弥一ケ岳なのだが標高がこちらの方が高いので、何処にあたるのか良く分からない。元の道に戻り、ガレのあるところを通過すると濃い緑に鮮やかなピンクのアカヤシオが数本咲いていた。その奥、(太陽が当たらないところ)に残雪があった。 左側に分岐。辛うじて読める犬星滝(一度行ったことがある)への道である。 膝くらいのある笹道を掻き分け進むと、二次林が美しい。両側が切れたザレ地に出ると前に赤ヤシオの山並みとなる。 更に上がるとゴツゴツした大きな岩が出てくる。斜面には赤ヤシオが点々とあるのみ今一である。 あの斜面一面に咲いていた時の記憶が甦る。 少し早いのだろうか。それとも散ったあとのなのか良く分からない。 <鎌ケ岳> 登山口から2時間で鎌ケ岳山頂に着く。山頂は、40人くらいはいただろうか。関東方面から来ている人もいた。天候はガスっている。時折、風が吹くと切れ間から鎌尾根や雨乞岳や綿向山が顔を出す。隣の御在所は、近くて煙たいのか最後まで頭を見せなかった。 360度の景観だが、見えるのは風次第である。雨乞岳が一番よく見えた。この山の容姿がとても素敵だ。「登っても良し、眺めても良し」名山の資格あり。 <長石谷下る> 下りは、長石谷である。この谷は3回目である。何といっても変化に富んだ美しい渓谷である。上部にはイワウチワの大群落が満開であった。しかし、この谷は右に左に大岩を幾つも越えて行くので、3人が転倒した。幸い怪我はたいしたことはなかったが、岩だらけの道を3時間余も下る。要注意の道であった。 |
【三ツ口谷から入る】 |
![]() ![]() スカイラインのヘアビンカーブの近くにある標識に従い河原へ降りる。石畳みの道を奥へ進むと美しい渓谷に出る。左に小さな滝が見える。この右側に登山道がある。ピクニックに来た家族連れが前を行く。 |
【三ツ口から尾根道へ】 |
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【長石尾根出会い付近】 |
![]() ![]() 尾根道は、良く踏まれた道で分かりやすい。テープも巻かれている。 |
【長石尾根とアカヤシオ】 |
![]() ![]() 長石尾根に出ると、アカヤシオが見ごろだった。 |
【鎌ケ岳】 |
![]() ![]() 左、雨ケ岳。 山頂から雨乞岳は見えたが御在所山は雲で見えなかった。 |
【山頂から鎌尾根展望】 |
![]() 左、 鎌尾根。 赤ヤシオは今一。 下、 雲母方面。 |
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【下山、岳峠へ】 |
![]() ![]() ![]() 左、岳峠へ下る。 中、峠からの遠謀。 右、岳峠の標識 |
![]() 前回来た時は、この斜面は、ビンク色をしていたが、今回は、今一。 |
【長石谷へ下る】 |
![]() ![]() 石谷は、美しい渓谷である。 アカベンキの印が消えて分かりにくい。踏み跡を外して歩くと歩きづらい。下りは、どの岩を乗り越して歩くのが良いか見極めが大事である。注意していても転んでしまいそうな岩場である。 |
【長石谷の花】 |
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【長石谷の堰堤】 |
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