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【山記録】 | ![]() |
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日時・天候 | 2006年09月10日(日)・曇り/雨 | ||
山名・標高 | 伊勢谷源流部からブナ清水へ | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
武平トンネル西口(07:35)~武平峠(07:50)~標高1100m付近(08:45-09:00)~御在所岳(09:55-10:00)~国見岳(10:42-50)~根の平道から伊勢谷源流部へ入る(11:15)~ブナ清水(12:40-13:30)~根の平峠(14:10-15)~コクイ谷出会い(14:50-15:00)~沢谷出会い(16:07-20)~武平トンネル西口(17:10) ●総タイム9時間35分(休憩ロスタイム130分程度含む) |
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距離/累積高度差 | |||
人数等 | igysuzuka30名 | 伊勢谷源流部幻の滝 |
【参考地図】 |
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【足跡】 |
<登山口は武平トンネル西口> 今日の注目は、「伊勢谷源流部からブナ清水へ」鈴鹿・上級クラスの山行である。 小さな谷を幾つも横切り谷を超えて行くのでコース取りが超難しい。リーダの山感が頼りである。 天候予報は、午後から雨の予想である。 午前7時50分。滋賀県側武平トンネル西口出たところにある登山口に来ると「今の季節は日暮れが早い」との看板を横目で見て上がって行くと武平峠に出ると鎌ケ岳との分岐である。 「御在所岳右折れ」の案内板に従い樹林の急登を喘ぎながら登ると、ゴツゴツした岩道に変わる。 標高900m付近に来ると巨岩が顔をだし一挙に視界が広がる。 鎌ケ岳と鎌尾根が目の前に姿を現す。 何時見てもこのど迫力に圧倒されるのだが、今日の鎌上空には、白い雲が覆い背景もみえない。やっぱり青空がないと今一迫力に乏しい。 <御在所岳から国見岳へ> 2時間ほどで御在所岳山頂に到着。 ロープウエイ・リフトは動いているが時間が早いので小数しかいない。ゲレンデの端を通らさせて貰い国見岳に向う。 笹の深い谷を降りて行くと神崎川との分岐に出る。これを右にとり国見峠に着く。 堀割れの急な道を上がると、岩のゴツゴツした所から御在所岳が見えるが雲の動きが早くて直ぐ隠れてしまう。樹林の中を暫く行くと国見岳に到着。 北の朝明方面は、雲が厚くて視界悪し。 南の御在所岳は、なんとか見えたが天気は下り坂の模様である。 国見山頂から急降下すると背の高い笹の中に潜り混みながら進み緩くなると、荒々しい岩壁が現れる。小さなコブに来ると、大岩にペンキで青井岳と書かれたところに出る。 青井岳から間もなく行くと分岐に出る。「左、根の平道。右、腰越谷。」 <伊勢谷源流部へ> 左の根の平峠道へと進む。。 少し下ると巨岩あり外側の道を通り抜けると、間もなく適当な所から東方向にあるP946(ブナ清水)方向を目指し伊勢谷の源流部へと入る。 木に掴まり急な傾斜を谷に降りるが、谷の先はガレで進路を阻まれ少し戻って登り道を探すが足場が悪いのでずるずると後退する。 右に左に方向を変え何とか小さな尾根に取り付く。殆ど真横の移動である。 次の谷で進路を東に向かって下るが障害物でまともに進めない。 二次林を抜けたところに高さ10mほどの小滝に出会う。 こんな所に滝があるとは意外な発見である。 水量は多くないが喉が渇いてひいひいと云っていたので、ここで水分を補給し一息入れる。 次の谷越えがまた厳しい。 地形が複雑で、上か下か判断が難しい。谷を上がり下がり巻きながら下降する。女性の一人がかなり疲労して足取りが重い。数名が介護しながら歩く。 いつのまにか離れ離れとなった。「笛の音色が聞こえても谷を一つまたぐと方向が定まらない」との話しを後から聞く。 谷を迷いながらも、ベテランの感で先発隊とは別の方向から15分ほど遅れでブナ清水に到着した <大雨のコクイ谷> 根の平峠手前から雨が、本降りとなる。 神崎川出会いからコクイ谷を行く。雨で増水し岩も濡れていて滑りやすく何度も転びそうになる。転んだら大怪我をするので本当に疲れた。増水のコクイ谷は怖いの一言です。 楽しい沢歩きと思っていたら大間違い(今日)もう歩きたくないです。 写真は、天気が悪くて最悪でした。 |