【山記録】
日時天候 2006年12月09日(日)
山名標高 宮指路山(946m)
山域 鈴鹿
コースタイム
駐車場(08:35)~カワラコバ谷分岐(08:50)~東海展望(10:15-25)~宮指路岳(10:35-40)~馬乗り場(10:50-11;05)~小岐須峠(11:15)~分岐(11:40-12:05)~駐車場(13:30)
総タイム5時間5分(休憩タイム90分程度含む)
距離/累積高度差
人数等 3人

【軌跡ログ

【足跡】
<前書き> 
 今年7月の暑い日だった。蛭に気配りしながら宮指路岳へ登った。
 その時、秋の谷道はどのような景観なのだろうか。また、難路の「犬帰りの剣」から仙ケ岳へも行って見たいとの思いに馳せた。
 その日が到来したが、季節は秋も過ぎ初冬になってしまった。
 予定コースは、大石橋~ヤケギ谷~宮指路岳~仙ケ岳~小社峠~大石橋である。

<登山口付近>
 自宅を6時40分出発。
 小岐須渓谷キヤンブ場まで1時間20分かかった。
 入道ケ岳へ登るのだろうか。キヤンブ場の駐車場には大団体が山行きの準備をしていた。
 小岐須渓谷は、既に落葉が始まり秋の終わりを告げていた。
 奥の林道へと進むが狭くて、対向ができないので前から車が来ないことを願いながら8時過ぎ大石橋に着いた。
 少し先の広場へ車を留める。既に乗用車が1台駐車していた。服装を整え大石橋まで来ると橋の袂に4台車が留っていた。
 2グループの人たちが準備をしていた。奥にいた人たちの前で「伊勢市のゴミ袋」を見つけたので、持主に声をかけたら伊勢Y会の皆様だった。
 明日の山行きのため私たちは、大岩谷の入口を確かめに行く。と話していた。

<登山レポ>
 駐車地から暫く先でUタンし堰のあるところまで戻り、登り始める。
 小さな滑滝のようなところで左岸に出て15分ほどでヤケギ谷との分岐に着く。
 5分ほど歩くと、滝の瀬音が聞こえてきた。先ほどより大きいので名前はあるだろう。
 滝は、樹木に遮られて写真を撮るのは難しい。谷を降りかけたが、足場が悪くて引き返す。
通報ポイントの番号を数えながら谷沿いの道を登っていくと、やがて7番のポイントに来る。

 通報ポイント7は平地で明るく休憩に絶好の場所。
 上部は、美しい谷だが木の葉を落とした裸木が多い。雪がいつ降ってきてもおかしくない冬の装いをしていた。やっぱり11月上旬までにに来るべきだった。この先は、谷を離れ尾根道となる。
冷たい風が吹き気温が低いのでカッパを着る。
 通報ポイント8に来る。 「左、東海展望。右、宮指路岳」へとある。
 東海展望を寄らずに宮指路岳へ行く人は先ずいないだろう。宮指路岳は、三角点あるのみで展望もなく仙ケ岳への通過点といっても過言でない。
 東海展望の前に来ると切れた谷からピュピュと風音凄い。足元に注意しながら恐々大石の上に立つと、仙ケ岳の谷底まで見えるど迫力で何度見ても感動する。正面に野登り山のアンテナ郡が肉眼でもはっきりと分かる。頂双眼鏡なら人影なら十分見えるだろう。

 しかし、雲の動きが早くてあっという間に見えたり見えなかったりする。
 強風と寒さで長くはいられない。
 登山路に戻って三体仏岩による。犬帰りの剣を登っていく4人グループが見えたが、雲で直ぐに見えなくなった。
 宮指路岳へきたら視界が悪く荒れ模様となってきたので、馬乗り岩近くで弁当を食べながら低気圧の通過を待っことにした。
 40分ほど経っても変わらないので、仙ケ岳行きは諦め、カワラコバ谷から大石橋へ下山することにした。13時30分駐車場へ着いたら青空が広がり良い天候となりました。悔しい思いをした。

【登山口】

 登山道沿いには、通報ポイント番号があるので分かりやすい。一般向きである。


【ヤケギ谷通報ポイント7付近】


【尾根に出ると分岐】
樹木は、葉を落とし雪がいつ降ってきてもおかしくない冬の装い。明るい雰囲気で休憩に絶好の場所。
ここから谷を離れる。

【東海展望】

東海展望に来たら風が騒ぐ。大展望は見えたが、冷たい風が強く吹きつけ空は急に怪しくなってきた。

左、野登岳。
右、仙ケ岳。

【宮指路岳手前から北方向に入道ケ岳】

右、山頂アップ。

【馬乗り岩に冷風が舞い視界が悪くなる】

左、馬乗り岩。
右、宮指路岳。

下山は、カワラコバ谷】

カワラコバ谷は比較的歩きやすい。カワラコバ通報ポイント14のところだけは足元に注意。