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| 【山記録】 |  | ||
| 日時・天候 | 2007年01月21日(日)・晴 | ||
| 山名・標高 | 綿向山(1110m) | ||
| 山域 | 鈴鹿 | ||
| コースタイム | 熊野神社(08:35)~文三ハゲ(09:35-45)~綿向山(10:30-40 )~北峰(11:00-1210)~ブナの木平(12:50)~塩の道峠(13:50-14:05)~熊野神社(14:50) ●総タイム6時間15分(休憩90分程度含む)) | ||
| 距離/累積高度差 | |||
| 人数等 | igssuzuka | 文三ハゲ | |
| 【軌跡ログ】 | 
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| 【足跡】 | 
| <前書き> 雪の文三ハゲを上がるコースは、 樹氷や山の景観に変化があり言葉に表現しがたいほど美しい。 積雪により技術や体力は必要であるが、多数で登山するならばそれほど厳しいともいえまい。 冬の鈴鹿ベストコースと思う。 但し、この道は一般ルートではないので、初心者はベテランと行動すること。 <登山口> 8時30分。山岳信仰の熊野神社を拝礼し林道に向かう。 荒れ気味の林道を軽トラ3台が追っかけてきた。歩いていた先の曲がり角で停車する。荷台には、仕切られたボックスで四頭の犬が苛立っている。狩りの前なので腹を空かしているのだろう。登るコースを猟師に話し立ち去る。 長い単調な林道歩きが延々と続く。綿向山の稜線が見えてきたらやっと林道の終点である。終点手前から積雪が現れたが凍結もなくアイゼンなしで歩ける。 <ボタンブチ> 9時45分水無谷(滝山谷)の登りにかかる。上部は文三ハゲの崩壊地である。 この崩壊地は火山で吹っ飛んだような荒々しい地形で、イシコロや砂礫で歩きにくい。 踏み跡を選びながら高度を上げるとやがて文三ハゲの淵に立つと崩壊の全景が見える。今も山が削られているのだろうか。その傷は痛々しいが皮肉にも壮観な眺めである。 また、文三ハゲの淵から水無山と南尾根の展望も素晴らしい。 絵に描いたような水無山の迫力は北アルブスにでも来たような感じさえする。 綿向山の南尾根は、カヤトの林が美しい。雪が被れば絶景となるのだが、残念ながら今日は雪が少なくて残念。 <綿向山からの展望> 10時30分綿向山に到着。 山頂の周囲は、一面真っ白であるが、樹氷はなく雪の綿向山とはいいがたい。山頂には、30人くらいて大賑わい。正面に白い鎌ケ岳や雨乞岳が大きく見える。 我々は北峰に向い昼食をとる。風もなく寒さもなく1時間ほどのんびり景観を楽しむ。 霊仙山がどっしり構えている。その隣に伊吹山が見える。少し変形した感じに見えた。白い御岳も素晴らしい。微かに北アルプスの山並みも輝いていた。 帰路は、P992から東南尾根を歩く。塩の道峠手前の尾根から下り熊野神社に戻る。 南尾根は、標識もなく踏み跡も薄いので要注意である。 | 
| 【熊野神社】 | 
|   熊野神社は、山岳信仰の神社。 神社の前にあるの「タコ杉」は樹齢数百年と聞いた。 熊野神社の中をとおり林道に向かう。 | 
| 【林道を行くとハンターが】 | 
|   犬を4匹積んでシシ猟に向かうハンタの車が留まっていた。近くに鹿のシャレコウベが落ちていた。 | 
| 【林道上部】 | 
|   林道終点近くを行く。右側に綿向山南尾根が見えてきた。 | 
| 【林道終点】 | 
|   上の車止めから左側に登山路が続いている。雪が少ないのでアイゼンを付ける必要もなし。春雪解けのような感じがする。 | 
| 【文三ハゲを行】 | 
|  滑りやすいガレ場。かなりの急斜面で歩きにくい。 | 
| 【文三ハゲ上部の淵を行く】 | 
|   雪が少ない。 今年は、不作。 昨年とは随分様子が違っていた。 | 
| 【文三ハゲ淵から水無山の絶景】 | 
|  薄らと雪化粧した水無山と文三ハゲは見応えあり。 ここまで来てやっと感激した。 | 
| 【綿向山】 | 
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|  上、 綿向山山頂。 中、 綿向北峰。 下、 雨乞岳と鎌ケ岳。 仙ケ岳。 | 
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| 【綿向山北峰からの展望】 | 
|  御池岳の先に、霊仙山・伊吹山遠くに御岳が見えていた。 | 
| 【塩の道峠から下山】 | 
|  リュックのある西方向に下山。 |