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【山記録】 | ![]() |
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日時・天候 | 2007年04月22日(日)・曇り/雨 | ||
山名・標高 | 高室山(818m)・ザラノ(808m.) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
保月(08:55)〜P668(10:05-15)〜P777(11:00-05)〜高室山(11:30-12:10)〜ザラノ(13:10-20)〜スリバチ池(14:25-35)〜林道(15:1110-15)〜保月(15:45) ●総タイム6時間40分(休憩90分程度含む) |
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距離/累積高度差 | |||
人数 | iygsuzuka8名 | 高室山 |
【参考地形図】 |
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【足跡】 |
<廃村保月へ> :8時30分。県道多賀醒井線栗栖の村に来ると栗栖神社のお祭りで大きな幟が立つ。 芹川に架かる橋を渡り「杉坂道」を行く。 この先は、廃村の杉・保月へと続く。暫く走ると車一台通るのがやっとこさぁである。 カーブが連続し、見通も悪く走りづらい。ミラーやガードレールもないので、対向車にひやひやしながらも20分余走って保月に着く。お寺前の空地へ駐車する。 お寺の玄関先には誰かが置いていったのだろう真新しい花がそえられている。 人気のない家屋が十数軒建っている。明治初期には「世帯数65・人口301人もいた大集落で五像越街道の中継基地として」近江商人が往来した道。今やその面影も消え自然に戻っていた。 <ルート読みが難解> 午後から降水確率70〜80バーセントと高いので、リュックの中(雨具)を確認し出発する。 お寺正面にある古い道から中電巡視路へと向かう。道端には々ニリンソウ・イワウチワ・ネコノメソウなど春の花が沢山咲いていた。 地蔵山(標高763メートル)の中腹を巻きながら進む。自然林で明るい樹木は爽快な気分にしてくれる。 傾斜部に階段のある巡視路を1時間ほどで二つ目の鉄塔に来るとP668地点である。 ここからの眺めはとても良い。アサハギ谷の上部に高室山が見える。 山頂部は、円錐型のドーム状で薄茶色(ススキと笹)をしている。新緑の海(潅木と植林)に浮いているようだ見えた。何とも美しい容姿だ。 ここを右折れし、二次林でなだらかな広い森を抜けると最後の鉄塔に出る。 鉄塔から西へ出て緩く降り、両側が植林になる手前で、左のヤブに入る。尾根沿いに歩くのが正規のルートだが、これをカットしP735の中腹をまいていく。 やや西に行きすぎ送電線を見て南へ修正する。 ヤブの中を適当な道を選んでピークにたつ。 P777から木立の間から正面に高室山が見えた。 一旦、鞍部へ下り林道に出る。笹の海で直登は難しいので笹と植林の境まで来て登れそうな道を探す。上部は、笹を掻き分け強引に進んで山頂に到着した。 <高室山頂は大展望> カルスト台地の山頂は、カヤトの原だが最高点の丸い岩の上からは、360度の大展望が広がる。 食事を終えた頃、雨がぽつりとあたってきた。 東の方向へ下りるが背丈ほどのササが前にたちはだかる。 20分ほどササと格闘し林道におりる。 倉骨山を経てザラノに着く。 ザラノの山頂は展望はない。木に「ザラノ八0八」掘り込みがあるのみです。 これも消えかかっているので、意識していないと見過ごしてしまう。平凡な山頂でした。 ヤセ尾根を更に720から740へこの尾根からスリバチ池へ立ち寄りアサハギ谷の崖っぷちを下り たが、何度も滑落しそうな危険な場所に遭遇した。 ルート読みの難解なコースであった。 |
【登山口は保月】 |
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【地蔵山の中腹を巻いて行く】 |
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【塔に出ると西方向に見えた山がザラノと高室山か】 |
![]() ![]() 右、高室山。 |
【P668】 |
![]() ![]() P668に鉄塔が建つ。 |
【P777へ】 |
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【高室山からの大展望】 |
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![]() 上右、 焼尾山・三国岳方面。 左、 鉱山跡。 |
【ザラノ)】 |
![]() ![]() 左、ザラノ山頂。 右、木の幹にザラノ808と刻まれている。 |
【幻のスリバチ池】 |
![]() ![]() 右、スリバチ池。 |