【山記録】 
日時天候 2018年02月04日(日)曇り
山名標高 油日岳()693m・三国山(690m)・倉部山(690m)
山域 鈴鹿
コースタイム
奥余野公園広場・登山口(08:32)~三馬谷小屋(08:44-46)~油日岳(09:50-10:00)~加茂岳(10:15)~忍者岳(10:36)~三国岳(10:51-56)~倉部山(11:20)~ゾロ峠(11:30)~北打山(12:07)~分岐昼食(12:15-35)~小平山・鳥山(13:10-15)~分岐(13:20)~旗山(13:35-50)~分岐(14:10)~北打山(14:30)~ゾロ峠(14:50-15:00)~登山口(15:32)
総タイム7時間(昼食休憩60分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離11.8 キロメートル 累積高度差(+1702m -1685m) 
団体名等 Gisuzuka41名

【軌跡図ー山旅12000図87%縮小

【鳥海図】

【グラフ・標高図】

【足跡】
<初めに>
 自宅(伊勢市)からの交通アクセスは、伊勢道関から名阪国道に乗り換え上柘植(伊賀市)IC下車。
 三重県側から滋賀県に伸びている道路を走る。上柘植から直線の道を15分ほどで余野公園に到着。ここから更に(7分ほど)奥にある余野公園森林公園に向かう。
 余野公園森林公園は、トイレや駐車場も広くて案内板も整備されている。
 奥の林道口には東海自然歩道が整備された記念碑が建つ。ここが、鈴鹿南部の低山8座を巡る登山口である。
 三国岳から先の4座(倉武部山・北打山・小平山・旗山)は今回初めて歩く。
 今回歩いた沿面距離は、11キロ余。8座の累積標高差は、+1702m -1685mと距離に比べ標高差のプラスマイナスの差が大きいのでかなりアップダウンが厳しいことが分かる。
 GPSは、ここ数年で急速に進歩している。
 今年買ったガーミンEtrex30xjは、みちびき衛星3ロシア衛星に対応しているのて誤差は数センチとも云われている優れものである。沿面距離等の数字は、実測にかなり近いものと思われる
 リーダの下見報告によると、
 ルートは整備され危険個所はないがしっかり雪が付きアイゼンは必携とのこと。

<油日岳~加茂岳~忍者岳~三国岳>
 以前、油日岳~鈴鹿峠まで大縦走をした時にも油日岳~三国山を通過したがアップダウンが厳しかった想い出が蘇る。今回は、登山口が余野森林公園である。
 森林公園から林道を15分ほど歩いて林道終点に来ると三馬谷小屋が建つ。
 小屋から左の急峻な谷に入る。小さな滝が氷瀑している。ハシゴを上がり急な谷を巻いていくように道が付いている。標高500m付近に来て滑りやすいのでアイゼンを装備するが手間取る。
 皆さんから少々遅れ油日岳に到着。
 積雪は、10cm程度気温は-5℃と低い。奥宮に安全登山を祈る。
 この先は、アップダウンを繰り返すと加茂岳・忍者岳・三国岳の標識が現れる。距離は短いがガレ・ヤセ尾根・岩尾根・キレットを通過せねばならない。

<ゾロ峠~北打山~旗山>
 標識には、ゾロゾロ峠と書かれている。
 変わった名前である。三叉路で東海自然歩道が余野森林公園へと続く。
 ゾロ峠から北又山へはロープのある急登で喘ぐ。
 樹林を抜けると風速10メートル前後の寒風にさらされる。
 体感温度は、-10℃前後で手足は凍えそうである。
 厳寒期には、手袋を二つもっているが本日は写真用の手袋しか持っていないので耐えるしかない
 北打山から旗山の尾根道は、甲賀の集落や伊賀の霊山方面の景観がパノラマの眺めである
 角度を変えて眺められるので壮観である。
 ゾロ峠から尾根分岐(旗山と小平山)に来て昼食をとる。
 昼食後、
 分岐から小平山に登り分岐に戻り次に旗山へ登って分岐に戻る。本ルートは比較的案内板など整備され勾配も緩いので歩きやすい。
 復路は、分岐からゾロ峠まで同じコースを歩く。
 ゾロ峠からは、東海自然歩道を歩いて余野森林公園へ戻る。

<サプライズ>
 余野森林公園に下山したら
 山仲間の
Uさん(地元伊賀市在住、本日欠席)が、余野森林公園で自家製の温かいぜんざいを用意してくださいました。
疲労と冷えた体が、直ぐ温かくなり活力が蘇ました。Sankyuです。

【登山口の奥x余野森林公園】
上左、
奥余野森林公園。トイレ駐車場あり。
駐車スペースは広い。

上右、
林道入口にある記念碑。
東海自然歩道としても整備された。

左、
登山道口。
三馬谷口まで林道が整備されているが通行止めのようです。

【三馬谷小屋】

三馬谷
上、
三馬谷口付近。谷を流れる水は凍結していた。

左、
中間部に来てアイゼンを付ける。

【油日岳】
油日岳頂上は積雪10cm。 

下、
西方展望台より甲賀の田園風景が一望できた。

【加茂岳】
 油日岳から急降下・急登の連続。
 

【尾根筋から那須ケ原山が望めた】

【忍者岳】
 低山ながらアップダウンの激しい。雪道なので下り道は緊張が続く。

【三国山へのキレット】

厳しい。息が切れアップアップする。

【望油峠】
 変な名前。
 この辺りから油日岳でも見えるのかなぁ。

【三国山】

【倉部山】

【ゾロ峠】
 ここは、三叉路。伊賀・関・三国岳への分岐である。
 復路は、ここから余野公園(東海自然歩道)へ下山する。

【名古屋から来た2グループ】

左、ガイド付。右、少人数のグループ。

【北打山へのきつい登り】

北打山への登り。寒風にさらされ手足がちぎれるほどに冷たい。

左、
極寒の北打山。

下、
旗山方面。

【分岐で昼食】

【小平山】

別名、鳥岳。錫杖ケ岳の鋭鋒が望める

【旗山へは展望の良い道】

旗山

【鉄塔からの眺め】
 次は、上の欄干まで上げたらアッパレを三つ。
 アッパレ;一つで10代若くなるのでアッパレ三つは30才台という計算。

【サプライズ】
 下山したら、山仲間Uさんのサプライズ。美味しいぜんざいをただきました。
サンキュウ