【山記録】 
日時天候 2018年02月14日(水)快晴
山名標高 竜ケ岳・1099.3m(登り金山尾根・下り足尾根)
山域 鈴鹿
コースタイム
R477号竜ケ岳駐車場(07:20)~アイゼン装着(08:05)~金山尾根登山口(08:18)~休憩(08:35-45)~標高890m休憩(09:45-55)~遠足尾根合流点(10:40)~竜ケ岳(11:10-17)~クラで昼食(11:30-12:42)~遠足尾根下山口(13:45)~分岐(14:00)~大日向(14:15)~分岐(14:30)~遠足尾根登山口(15:15)~R477号竜ケ岳駐車場(15:50) 総タイム8時間30分(休憩タイム100分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離13.9キロメートル 累積高度差(+1824m -1829m) 高度差881m
団体名等 Gisuzuka8名

【動画】 

【軌跡ログー国土地理院12500地図70%縮小】

【カシミール標高・グラフ

【立体図

【足跡】
<竜ケ岳小屋番日記さんの近況報告>
 ・現在白竜吊橋が老朽化の為撤去されました
  金山尾根・中道・表道へ行く為には丸木橋を渡ります
 ・裏道(ホタガ谷)は登山道崩壊により通行止めです。
  下部上部ともに閉鎖しています、復旧目途なし
 ・竜ヶ岳山域三重県側は、すべて地権者の私有地です。
  地主様の許可を得て目印(テープ)等を設置し登山道を使わせて頂いています。
  近年、登山道の目印を外し(新たに)登山道以外に設置される方が見られます
  登山される方は、節度ある山行をお願いいたします。
  1月13日に遠足尾根から金山尾根を歩いてきた
  このルートは竜ヶ岳登山道の中ではメジャールートだ
  入山者が多いため積雪期でも安心して登降ができる。
  現在の遠足尾根登山口は、北河内林道の奥にあり。
  本来の遠足尾根は、421号線沿いにある石部神社境内裏が起点。
  登山道は、北河内川にかかる北河内橋の左岸が起点だ
 
<.登山道の現況>
 小屋番さんの近況連絡を参考にさせて貰いました。、
 今までメインルートだったホタガ谷は、登山道崩壊により登山禁止。
 石槫峠からの登山道も冬期は閉鎖されているとのこと。
 金山尾根・遠足尾根ルートは、積雪期も入山者が多いため安心し登降ができるので竜ヶ岳がメインルートになったと書かれていた。
 shunonは、
 2010年に「金山尾根~遠足尾根」を歩いたが当時はヤブコギルートだった.。
 今回も同じルートを歩いたが、登山道や標識(テープ・番号札など)が整備され一般道として認知できるほど変身していた。
 金山尾根筋(標高800メートル)に来るると、積雪20cm位あり。 
 雪も閉まり軽アイゼン歩きも楽しかった。竜ケ岳まで長々と続く登山道からの展望は、疲れを忘れてしまうほどで快適な歩きである。
 竜ケ岳山頂は、風は冷たいが快晴である。登山者は6名。
 抜けるけるような蒼い空と遠くに御嶽や南アルプスまで見える360度の眺め。
 鈴鹿の白い山々が素晴らしかった。
 
  駐車場に置かれていたパンフによる登山タイム。
 金山尾根道→上り3時間10分。下り2時間05分。
 遠足尾根道→上り3時間05分。下り2時間15分。
 
 過去(2010年09月12日)の記録。
 
往路→金山尾根
 金山尾根へのとっかかりが分かりづらい。標識がないので地図とGPSで確認する。
 前半は、きつい登りだがマイペースで歩く。展望は開けないが、時折竜の頭が見える。
 後半は、最後(標高950メートル付近)、ヤブコギの道で苦戦する。
 金山尾根上部に来ると遠足尾根が見えた。延々と伸びる美しい格好良い尾根ーーー遠足にでも  出かけたいような気分にさせられる。この名を付けた人の気持ちが分かる。
 複路→遠足尾根
 竜ケ岳から下り分岐に来る。直ぐ下に尾根が見えていたので錯覚。
 分岐を行き過ぎホタニ谷道をかなり降りてしまった。青息・吐息で分岐まで戻る。
 分岐に戻ると、目印の古い赤布が木に付けてあった。
 20分ほどロスして遠足尾根に入る。
 最初は何とか踏み後はあったが、暫く行くと笹わけで分かり面い。
 冬は、雪で歩きよいだろうが、夏は笹漕ぎで苦しめられる。
 南に向きを変えると道が明瞭になる
 そこを抜けると展望の良い尾根に変わる。
 前に竜ケ岳が顔をだしている。
 前景の絨毯を敷いたような緑の大地が新鮮だった。今回は、逆行で上手く撮れなかった。
 P964付近からの眺望も素晴らしい。
 谷の両側が切れ左右の眺めが良い。
 北は、養老山脈全景と谷直下は「いなべ」市街。遠くは、岐阜県側になるのか。
 南は、釈迦ケ岳・仙ケ岳方面が鋭い山容をしていた。方向によってこうも変わるものかと改めて眺 めた。辛かったのは、藤原岳の先端は削られ痛々しい山肌で悲しくなった。

 遠足尾根では、誰にも会わず静かな山歩きでした。

【宇賀渓に車を駐車】
上、
駐車場案内所前がスタート地点。

【鵜の巣小屋付近】
上、
ホタガ谷登山口は立入禁止の看板あり。
平成29年8月13日お盆の日、名古屋市の男性が行方不明で探していますとの看板あり。胸が痛む。
上、
橋は流され谷底におりる

【魚止滝】
上、
魚止滝。
落差8mのミニ滝。魚も上れず行き止まりになるほどの急な滝。

左、
魚止滝の全景。

【金山尾根登山口】
 8年前来たときには何なかったが、現在は分かりやすい標識が二つあった。
 しかもルート全体には七大字生産森林組合の番号表示がポイントポイントにあり非常時の対応ができている

【ジャ谷との分岐】

【平たい地(標高890m付近)で休憩 】
 標高890m付近は、広くて平地のようなところで休憩していたら上から四日市の単独男性が降りてきた。
竜ケ岳の日の出の写真が目的で登山しているとのこと。
 今日は目的が達成で感激されたとのこと。

【急登】

急登に喘ぐ。
一歩一歩前進しました。

【合流点近くの絶景地。全員で記念撮影】

【遠足尾根との合流点を行く】
 分岐に来ると新しい立派な標識が建つっていた。

【静ケ岳分岐付近】
空の青さが8000メートルクラスにも負けないくらい青の色が濃い。
 竜ケ岳バンザイと叫ぶ。

【竜ケ岳は快晴。360度の眺め】

御嶽や南アルプスまで見えた。白銀の山々は美しい。
 山頂は、ミニモーグルができそうなコブが幾つもできていた。

【白ヤシオの森を抜ける】
 白ヤシオに付着した小粒の樹氷は溶けていた

【復路は、遠足尾根を行く】
 幅広い尾根筋は、遮るものなし歩いて楽しくなるまさに遠足気分にさせてくれた。

【P964から少し下った地点から竜ケ岳を背景に記念写真】

【下降地点に来る】
 新ルートは、標識やお知らせ番号など整備され地図などなくても安全に歩ける。
 森林組合が整備されたと聞く。
 入山料200円の価値はある。

【大日向】
大日向は、視界なし。
山頂を踏んだことで満足しよう。

【下山途中展望良い所が1箇所あり】

【遠足尾根登山口に下山】
 こんな立派な新道を造っていただき遠足尾根の登山者が、急激に増加しそうな気がします。

【竜の雫で汚れたアイゼン洗う】
左、
竜の雫。チョロチョロと流れていた。
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