【山記録】   
日時天候 2019年02月10日(日)天候曇り/晴
山名標高 紅皿山(600m)溝千山()・唐木岳()・那須ケ原山(799.6m)
山域 鈴鹿
コースタイム
那須ケ原山参詣橋広場P(08:54)~登山口(09:24)~P644m(09:30)~紅皿山(10:04-14)~長石山下部(10:23-37)~長石山(10:42)~溝千山(11:26-41)~坂下峠昼食(12:02-56)~小笹山(13:14)~唐木山(14:03-08)~三ツ頭山(14:22)~那須ケ原山(15:07-27)~参詣橋広場P(16:14)
総タイム7時間06分(休憩タイム70分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 9.0キロメートル 累積高度差(+1333m -1258m) 
団体名等 Gisuzzzuka 人   那須ケ原山三角点

軌跡ログ国土地理院25000図

【鳥瞰図】

【標高・グラフ】

【足跡】
<山レポ>
 日本列島上空には、2日前から北と東に低気圧があり寒波に見舞われた。北海道や東北は大雪となった。
 真冬の寒波到来で数名の方が風邪で参加をキヤンセルされた。
 鈴鹿南部のお天気は、曇り時々晴れ。
 最低気温は、ー3℃。雪は、降らず。風弱く山行きには殆ど影響はなかった。
 2日リーダが下見した報告によると、鈴鹿南部にも係わらず県境尾根付近では深さ40~50cmの予想に反した深  雪とあり。ワカン・アイゼンは必携とのこと。
 本番では、数センチの積雪でワカン・アイゼンを使うことなく登山を終えた。
 だが、このルートはヤセ尾根で危険な岩場が連続する。
 岩に薄らと積もった雪が凍結し滑落しやすい。
 紅皿キレッドでは、ロープを張り1人づつ慎重に通過した。
 このことにより大幅に時間を要し予定したコースの一部をカット(高畑山)した。

 
 集合地「道の駅あいの土山」から10台の車に乗り合わせ那須ヶ原山登山口参詣橋広場に駐車する。 
 駐車地から西に150mほど歩いて紅皿山への尾根にとりつく。ここが、登山口である。 
 9時24分登山口出発。
 ここから県境尾根(溝千山)までは、急登急降下の連続である。
 この尾根筋には、紅皿山・長石山の名も地理院地図や昭文社地図に載っていない。
 紅皿山周辺は、ヤセた岩場でキレットもある。
 西尾本によると、
 紅皿岳から北に張り出す岩尾根の末端は岩稜となって仏谷に落ちているが、岩登りの対象とはなり難い。
 この付近の岩質は、花崗岩の風化したものとある。名称は、不明だか露岩が赤茶色とも考えられる。
 
 11時26分県境尾根の溝千山着。登山口から2時間要した。
 東南北3方向が開けワイド眺めに癒される。
 左から、雨乞岳・御在所岳・鎌ヶ岳・仙ヶ岳・明星ケ岳・伊勢湾・錫杖岳へと三重県側の山と海が見えた。
 これから登る小笹山・唐木山へと続くパノラマは見ごたえがある。
 15分も展望を楽しんだら昼食地の坂下峠へと一気に下る。
 峠から東に100mほと行った林道に来て昼食タイム1時間ほど。
 ここは、南向きで日当たりよく風も避けられ春の気配を感じる心地よさである。

 昼食後は坂下峠に戻り那須ヶ原山への登山道を登る。
 小笹山から唐木山・唐木キレット・山頭山のアップダウンを繰り返しながら那須ヶ原山に到着した。
 朝からここまで10回ほどアップダウンを繰り返したのではないだろうか。
 鈴鹿南部の山は、低山で優しそうに見えるが実際は険しい山である。
 GPSが計測した累積標高差は、1333メートル。距離9キロ。
 歩いた距離に比べ、標高差(アップダウン)が大きいかということが良く分かる。
 16時14分駐車地に着くと、
 Uさん差し入れの豚汁のご馳走がーー美味しく頂きました。

【駐車地】
上、
那須ケ原神社参詣橋


参詣広場
に車を留める。



登山口】
 紅皿山への尾根にとりつく。ここが登山口。

【P544】
 最初から急登の連続。P544に来てやっと下る。

【P544先での展望】
上右、
コブの上に出ると展望が良い。

左、
迫力ある三子山が顔を出す。。

【アップダウンのある岩場】
左、
岩場。
凍って滑りやすいので要注意。

【紅皿キレット】
 凍った岩場で滑落しやすい危険な状態である。  安全のためロープを張っての綱渡り。
 大勢いたので予定より30分位はタイムロス。
 

【紅皿山】
上、
紅皿山は。平凡な岩場の上にある。
 木にプレイトがあったので山頂と分かった。

左、
ヤセた岩場を下る。

下、
紅皿山から那須ケ原山が見えた。

【長石山】
上、
長石山。
650mと書かれた古いプレイトあり。

左、
少し先で展望が開け新名神高速が見えた。

【アップダウンの連続】
左、
写真に見えている稜線が、溝千山に続く尾根筋である
あそこまで下って一気に登るのかキツイなぁ。

疲れたよ
上、
高畑山が見えてきたぞ。

左、
やっとこさぁ稜線に出る。
空と平野が水平線となり
疲れも癒される絶景。

【溝千山】
 東南北3方向が開けワイド眺め。
 左から、雨乞岳・御在所岳・鎌ヶ岳・仙ヶ岳・明星ケ岳・伊勢湾・錫杖岳へと三重県側の山と海が見えた。
 大パノラマは、見ごたえがある。

【溝千山から坂下峠へ】

 坂下峠は、溝千山と唐木岳とV字型の谷底である。
 この高低差は大きく心臓破りの急坂である。
 幸いにも土道で安定しているのが救いである。

【坂下峠東100mで昼食】
 谷間とも云える峠で昼食をとる。
 風は遮られ余り寒さは感じない。
 1時間ほど休む。

【小笹山登り】
上、
坂下峠から小笹山への登り。

左、
ガレ場。

下、
ガレ場からから見た縦走路。

 紅皿山から溝千山は、がアップダウンがきつくしかも岩のヤセ尾根でした。
 ここは、上級コース並み

【小笹山】
 小笹山から振り返ると溝千山と紅皿山の縦走路見えた。

【唐木山キレット】
左、
唐木山キレッド。テッペンが唐木山かキツイキツイ

【唐木山へは巻き道を行く】


左が唐木山。右、巻き道を行くが直登も可能らしい。
上、
厳しそうな山道にみえるが巻き道は、さほどてもない。

左、
唐木山山頂。

唐木山から三頭山へ】
上右、
三頭山が正面に見えてきた。

左、
登山道から三重県の山が見える。
尖った山は錫上ケ岳。後方が経ケ峰。

三頭山近しの所でアクシデント

 凍って滑りやすい足場の悪い道で杖を谷へ落とす。
 ロープを使い拾いに行く15分ほどタイムロス。

【三頭山登って下ると】
三頭山を登っ下ると那須ケ原山まで10分の標識あり。

下、
錫上ケ岳が夕日にあたりモルゲンロードの雰囲気。

【那須ケ岳】

【中央に大原ダム湖】

【林道終点】

【駐車地でのサプイス】

Uさんからまたまたのサプライズ。
冷えた体に温かい豚汁美味しくいただきました。有難うございました。