【山記録】   
日時天候 2019年06月09日(日)曇り・雨  
山名標高 明星ケ岳(549m)・花の木(338.8m)
山域 鈴鹿
コースタイム
登山口(08:50)~P435m(09:50)~明星ケ岳本峰(10:15-20)~西峰(10:35)~P422m(11:16)~P400m(11:42)~椿峠昼食(11:56-12:42)~林道広場(13:12)~花の木北尾根登山口(13:18)~標高310m(13:57)~筆捨山分岐(14:20)~花の木(14:57-15:03)~登山口(15:50)
総タイム7時間00分(休憩タイム70分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 11.0km/累積高度差(1042m ) 
団体名等 Gisuzuka多数     明星ケ岳三角点

国土地理院40000図・軌跡ログ

カシミール3D・鳥瞰図

カシミール3D・標高・グラフ

足跡
【山レポ】
 計画では、条件が良ければ筆捨山へも登ることになっていた。
 終盤、疲れた頃に「花の木大岩」の危険地帯を越さねばならいので当日リーダが判断することになっていた。
 その結果、午後から本格的な雨となり危険度が増し取りやめとなった。
 
 鈴鹿南部にある「明星ケ岳」は、本峰・東峰・西峰からなる山塊である。
 国分寺参道から二回登ったことがある。
 本峰は、樹林の中で展望もなく全体的的に暗いイメージで登山者は少ない。

 今回のコースは、マニア向きで手ごわい。 
 500メートルクラスの低山ではあるがアップダウンが連続する。
 展望が開けるのは、二か所(P435と明星ケ岳西峰)のみである。
 後は、急登・急降下のコブが連続し緩むところなし。

 ひたすら登っては下り、下っては登る単調なヤブ山。
 即ち、
 ハードであってハートがない(心が高まらない)山なのだ。このような山は、体力勝負である。
 ハードであってハートがある(心が高まる)山もある。百名山のような山だ。このような山は、きつくても頑張れる。
 記録を見ると、沿面距離11キロメートル。累積高度差1042メートル。
 数字的には、それほどでもないのに何故か厳しい道程でした。
 結論は、体力に余裕がなく疲労度を増したようだ。

 こういうコースは、(時間設定など自由にできる)単独行が適しているように自分は思う。
 地図とコンパスそれにGPSで現在地を確認しながら未知なる山に挑むーーー
 それが例え凡山であったとしても登頂した喜びと達成感がある。
 単独歩きは山男になれるが、団体では疲労が残るのみである。
 だが高齢者となった今、家族の声も無視できずーートホホの心境。

【8時50分ー登山口発】
上左、
当日、12時の天気図。
前夜、三重県北部中部の天気予報は、「曇り後雨・降水確率60%。」
 当日、予報通り12時に雨が降ってきてやむことは有りませんでした。

左、
登山口。
ヤブの中に入る。

【標高316mで最初の休憩

入口からいきなりの急登です。

【9時50分ーP435】
上、
P435手前のヤセ尾根のガレ場。

左、
P435ピーク。

下、
ガレ場から三子山・四方草山・霧ケ岳が見えた。

【分岐】
上、
国分寺(白木町)道との分岐。

左、
分岐手前の斜面。
尾根、右端付近に上の標識あり。

【10時15分ー明星ケ岳本峰】
上、
三角点のある明星ケ岳。
雨が降ってきそうなので早めに集合写真をとると準備している二人のカメラマン。

左、
山頂手前から見た、明星ケ岳。


【10時35分ー明星ケ岳西峰
上左、
明星ケ岳西峰。

上右、
新名神高速道路。

左、
四方草山・霧ケ岳、後方、霞んでいるのは御在所ケ山か。

【西峰からの下りは、ヤセ尾根の急降下】
 ヤセ尾根の急降下。
 突然、40cmほどの中岩が、落下してきた。
 Tさんが浮岩を踏んだようだ。自分のリユックと腰部に当たり勢いをまし落ちて行った。
 頭に当たれば即死?
 幸いにも前に人がいなかったので難を逃れた。

【11時16分ーP422付近】
アップダウンが連続する。

【11時42分ーP400付近】
行けども行けどもアップダウンが続く。ひたすら我慢し粘るしかない。
 

【11時56分ー椿峠で昼食】
 予定より20分は遅れで椿峠着。
 林道広場で昼食の予定であったが、雨も降って来たのでここで昼食をとる。

【林道30分歩いて、花の木北尾根登山口に来る】
上、
昼食を済ませ雨が本降りとなった林道を歩く。

左、
35分林道を歩いて花の木北尾根登山口着。。

【13時18分ー花の木北尾根登山口付近
入口から急登・急降下が連続する。

【13時57分ー標高310m付近】
左、
後半となりNさんもお疲れの様子。
何度か立休憩です。

【14時20分ー筆捨山分岐付近】

筆捨山は、雨等で中止。コース変更する。

14時57分ー花の木
上左、
手前から見た花の木。

上右、
花の木の古いプレイト。

左、
花の木山頂。

【15時50分ー登山口に戻る】