【山記録】   
日時天候 2020年03月15日(日)  
山名標高 藤原岳(1140m)多志田山(965m)・草木(834m)・丸山(645m)
山域 鈴鹿
コースタイム
(マイベース歩きで標準タイムより遅い)
新町墓地駐車地(07:45)~丸山(09:11-27)~草木(10:10)~多志田山(11:03)~花撮影(11:30-50)~藤原南頭(12:12)~藤原岳(12:25~13:15)~多志田山(14:16)~草木(14:51)~新町墓地駐車地(16:25)

総タイム8時間40分x撮影・(休憩タイム120分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 12.1キロメートル/累積高度差(+1899m-1876m ) 
団体名等 単独      三角点

国土地理院25000図・軌跡ログ

カシミール3D・鳥瞰図

カシミール3D・標高・グラフ

足跡
<山レポ>
 孫太尾根は、コブが幾つも超えて行かねばならないのでハードな山行きである。
 今回の登山記録では、孫太尾根往復の累積高度差(ガーミンGPS64s)+1899m-1876m であった。
 これは、3000mクラスの登山と変わらないほどの数字である。
 当初、「新町から登り大貝戸へ」下るコースを考えたが、
 単独なので電車とタクシを使わなければ駐車地の新町に戻れない。
 費用もさることながら時間もかかるのでメリットも少ないのでピストンとした。
 
 3月15日の休日、7時30分。
 新町墓場の駐車地は、孫太尾根へ向かう車が多く留まっていた。
 何とか、スベリ込みで止められたが道路下まで車が溢れていた。
 登山者は、車の台数から見て100人位は来ているのではと思われる。
 リュックには、水2.5リットルとガス器具を入れる。重さは8キロ程度である。
 登山靴を履いていたら、隣に三重ナンバの車が留る。これ以上留めるスペースはない。
 車の中から高齢の男性1名と中年女性2人の3人グループである。
 何か、騒がしい話し声が聞こえる。
 どうやら、男性がリュックを車の中に入れるのを忘れて来たと思案していた。
 食料は、女性の方から賄えるとしても水がないので困っている様子である。
 そこで、私の出番である。
 自分は、車の中に水を積んでいるので良かったら使ってくださいと伝える。
 大変、喜んでくれたので水筒(1リトル)を渡す。
 丸山手前に来たら女性が戻ってきた。今度は、カメラを置き忘れたので探しに行くとバックしてきた。
 忘れた所は、どうやら分かっているようである。
 アクシデントが続いているにも係わらず、山登りは続けて行くとーー。
 3人さんの顔は、今日のお天気の明るかったのが救いだった。
 帰りもほぼ同時に駐車場に着いた。


【駐車地―新町墓地】
上、
7時30分新町墓地到着。
周辺の道路脇には、登山者の車が留り満車状態。もうダメかと思いながら墓地付近に来た。何とか、1台留められるスペースを見つけた。

下、
分岐に孫太尾根の標識あり。

標高390mに来ると展望開ける】
左、
前のコブが380m。ここから北東に向かう。後から来た中年男女ペアーに早くも追い越される。

下、
コブに出ると遠足尾根が見える。

【丸山】
 花撮影のため、丸山で引き返すという写真家もいた。
 周辺には、ユキワリソウなど多くの花が咲く。足元に気を付け花を大切にしよう。

【j丸山付で見かけた花】
 

【標高696m付近から見た藤原岳】
標高696も付近に来ると、藤原鉱山掘削の山肌が見えてきた。何処から見てもこの傷は痛々しい。

【草木ー10時10分】
上左、
草木手前。

上右、
藤原町方面。

左、
草木山頂。
バックに丸山が見える。

下、
前方に多志田山と藤原岳。



【標高782m-10時22分】
上、
ここは、多志山へ登る鞍部。ブナの大木に掘られた
恥部。

左、
多志山への登り。

【多志田山-11時03分】
上、
手前にあるブナの変珍木。

左、
多志田山。

下、
山頂から藤原岳を見る。

【治田峠分岐ー11時37分】
上、
治田峠との分岐。

左、
前に藤原岳が見える。
標高差150m位だが数字よりきつそうに見える

下、
気持ちの良い尾根筋歩き。

11時31分ー51分険しい斜面に咲く福寿草
 急斜面で土は、練った状態で滑りやすい。大勢いるので落石もあちらこちらで起こっていた

 花の撮影となると、滑りやすく足の置き場に皆さん苦労する。
 花撮影には、少数が望ましい。
 福寿草の咲き具合は、蕾のもの多し。
セツブンソウは、精気がなく終わりのよう。 花の数も多い。大切にしたいものです。

【藤原岳南頭(標高1100m付近)から見た藤原岳方面】
上左、
藤原岳南頭から見た孫太尾根。

上右、
山頂には、数人いる。

左、
藤原岳南頭から見た、山頂部。

【藤原岳】
上左、
山頂から藤原岳南端をとる。

上右、
山頂手前の大岩。

左、
藤原岳1140mの標識。後ろは御池岳。

下、
鈴鹿縦走路の大展望。銚子ケ岳~静ケ岳~竜ケ岳へと続く

【復路も同じ道】
13時19分、下山開始。
小雪が散らついてきた。
左、
藤原岳の南端。

【下り、尾根下の治田道を行く】
上、
18番治田道分岐。

左、
17番治田道分岐。

下、
多志田山

【草木ー14時50分】
上、
正面にコブが2つ見える。

左、
手前のコプから見た草木。

下、
草木。

【丸山ー15時29分】
左、
丸山。
岩がゴロゴロ周辺には花が咲く。

下、
丸山からの展望。

【標高450m付近、】
左、
標高450m東北側の展望。
この先は、樹林帯に入る

【午前、登山路を整備中でした】
 三重県山岳連盟会会員さんの有志が、ボランテイァで登山路の整備をしていてくれていました。有難うございます。