【国土地理院25000図・軌跡ログ】 |
【カシミール3D・鳥瞰図】 |
【山記録】 | 献花 | ||
日時・天候 | 2023年05月03日(水)晴 | ||
山名・標高 | 仙香山(1092.2m) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
八風キャンプ場駐車地(09:03)~大鳥居(09:28)~段木尾根分岐(09:46)~水晶谷分岐(10:04-10~八風峠分岐(10:30-35)~中峠(11:34)~I氏慰霊地(11:42-55)~仙香山(12:08)~仙香池(12:11-13:18)~大平尾根分岐(13:45)~大平尾根登山口(15:16)~八風キャンプ場駐車地(15:18) ●総タイム6時間15分(休憩タイム90分程度含む) |
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距離/累積高度差 | 沿麺距離 6.8キロメートル/高低差( m)/累積高度差(1305m ) | ||
団体名等 | ゆっくりナナハチ会(第三例会)9名 |
【足跡】 |
今年3月に新発足した。「ゆっくりナナハチ会」(俗称)第三回例会の足跡(記録)です。 今回の主な目的は、慰霊登山です。 今から3年前、山仲間のIさん(70才台・名古屋市)が仙香山近辺で突然意識を失いヘリコプータで搬送するも還らぬ人となってしましいました。 彼は、健脚で関西ハイクのサブリーダもした丈夫な山男でした。この現実に皆さん驚きで言葉を失いました。 いくら健康でも人の命は、はかないものだと私たちは痛感させられました。 慰霊登山コース設定は、Tさん(名古屋市)にお願いしました。 日時は、連休の天気予報を見て決めていただたきましたが、最終的には4日から3日に変更となりました。 この日は、素晴らしい好天気でまさに登山日和でした。 登りコースは、高度を上げていくと、赤や白やピンクの花采さぃ。木々は、緑の新芽で山は燃えていた。 シロヤシオ・シャクナゲ・イワカガミは「蕾、先始め、開いたもの」と種々多彩で生き生きした景観でした。 急登の岩場も、疲れも忘れてしまうほど花の撮影に夢中となりました。 登りは、会の趣旨であるゆっくり歩きを堪能しました。 八風峠に来て、驚きました。 白い筋状の雲が黙々と天に向かって湧きあがっていました。(トップ写真) まるで線香の煙が上がっているかのような光景です。 仙香山から亡くなったIさんが「よう来てくれた」と云ってくれているような空でした。 慰霊地は、峠から直ぐそこです。 現場に着くと、Uさんにお経を唱えて貰いました。 皆さんも1人1人が線香を上げお参りさせていただきました。 昼食は、中峠に戻り仙香池でゆっくりと昼食をとりました。 下山は、大平尾根分岐まで釈迦岳の縦走路を行く。 この縦走路からの景観は、素晴らしかった。 遠くは、深く切れ込んだ谷や伊勢湾まで見える三重県北部の町々が見えた。 近くは、格好良いハゲた段木の岩がオイデオイデをしている。 目先は、芽の先が成長し顔を出した奇妙な感じのシロヤシオも咲いていた。濃いピンク色をしたシャクナゲも見ごたえがあった。 足元は、色濃い紫のリンドウの花。 何ともスガスガしいゆっきり歩きの尾根歩を楽しんだ。 大平尾根からの下山開始。 予想もしていなかった厳しい尾根道が待っていた。 この道は、岩山で下山は要注意である。 ゲキ下りで、足元が見えづらいので一歩誤ると大怪我の恐れあり。 何とか岩場をしのいでヤレヤレと思ったら次は常緑樹の落葉が積もってスベリ台のようになっている。 何度も転んで尻もちを着いた。 目印のテープもあるが、足場はツルツルです。 大平尾根の下りは、危険なので一般向きではない。 段木尾根も同じようなものと聞く。 |
【八風キャンプ場駐車地】 |
上、 八風キヤンプ場駐車地。10台位は適当に留められる。 大平尾根との分岐 看板はほぼ消えて分かりにくい。 左、 堅木橋を渡る。 |
【三池岳尾根道との分岐】 |
上、 三池岳尾根道との分岐。 左、 舗装路を行く。 下、 登山マップ。 詳細図を見ると、 今日のコースの登り道はあるが、下りの大平尾根道は書かれていません。 |
【伊左衛門の碑】 |
伊左衛門の碑・嘉助の碑とか出てくる ここは、伊勢と近江の商人街道だろうか。 |
【嘉助の碑】 |
【南谷出会】 |
花の多い谷筋の道は結構楽しい。。 |
【水晶谷・八風谷分岐】 |
左、谷筋の道。 一番後ろで歩くKさんの姿勢は、お見事です。 右足→足と頭のテッペンまで45度と一直線。左足→膝と腰の位置もほぼ45度。また、膝と頭の位置も45度とほぼ真っすぐなので体重移動がスムーズに可能。少々重いリュックを背負って長距離歩いても疲れない歩き方の見本です。他の人と比較すると分かります。 |
【八風峠・中峠分岐】 |
ここは、八風峠道中峠道との分岐。 標識には、中峠は難路と書かれています。 |
【中峠難路の道を行く】 |
谷筋、何度か渡渉したが新緑と花の多く急登の難路もなんなく歩けた感じでした。 |
【中峠手前は、花の道】 |
【中峠】 |
中峠に来ると、空は青く遠くまで見える絶景絶景でした。 左、 慰霊地は直ぐそこでした。現地は平坦な地でした。空は青く筋雲が印象的でした。 |
【慰霊地】 |
【中峠へ戻る道、釈迦ケ岳が顔を出す】 |
【仙香山へと向かう尾根道】 |
白ヤシオの蕾も満載です。今年は当たり年ということか。幸せを感じる白い花はいつ見ても心がなごむ。 思い出すよ 青春時代に聞いたあの歌をーー。 ♪♪白い花が咲いていた、故郷の遠い夢の日、さよならと言ったら、黙ってうつむいていたおさげ髪、悲しかったあの時のあの白い花だよ♪ 歌手は、岡本敦夫だったかなぁ。 https://youtu.be/Cxjfo_omwb0 へのリンク |
【仙香山982.1m】 |
【仙香池で昼食をとる】 |
池の周りで昼食。 仲間は高齢者。それぞれ皆さんもご苦労されているようです。最後、昭和の時代は良かったなぁということになりました。 |
【南峠付近】 |
【段木尾根が見えた】 |
花あり展望よし。ここは、釈迦ケ岳への縦走路です。ポイントには標識があり整備されています。変化に飛んだ尾根で楽しい登山道でした。 左、 前は、段木尾根口です。 下、 段木尾根と三池岳尾根。奥は、何処の尾根かなぁ |
【大平尾根下る】 |
大平尾根。 帰りは、怖い岩場の急登で危険な尾根でした。 ここは、高齢者の来るところではないとーーうぐいすが鳴いていました。 これでお終いにします。次の計画は、散歩程度の山でお願いします。 |
【この先、岩場の難路】 |
危険な岩場。 特に、下りは足場が分かりにくいので要注意。 |
【標高830mのシロヤシオ】 |
【無事、駐車地に戻る】 |