【山記録】
日時・天候 2023年7月17日(月)・晴
山名・標高 鈴北岳(1182m)
山域(整理区分) 鈴鹿
コース・タイム
鞍掛トンネル西口駐車場(08:23)~鞍掛峠(09:00-07)~P1056(10:07-15)~鈴北岳(10:24-30)~木陰昼食(10:44-12:03)~真の池(12:07)~北の池(12:12)~鈴北岳(12:30-47)~P1056(13:21-27)~鞍掛峠(13:45)~鞍掛トンネル西口駐車場(14:10) 総タイム5時間47分(休憩タイム100分程度含む)
 距離/累積高低差  沿面距離7.3km .累積高低差(+778m -719m)
団体名 ゆっくりナナハチ例会6 参加人数12名
ナナハチ会会員Uさんと共有

https://photos.app.goo.gl/rPTrD1hG9fUs5BBw5 (7月17日鈴北岳)


【国土地理院25000図・軌跡ログ】

【動画ー鈴北岳からの展望】

 この動画は、Uチュブではありません。
下の▲ボタンをクリックすると再生します。バックミュジックは、「惜別の歌」歌手は小林旭

遠き別れに耐えかねてこの高殿(鈴北岳)に登かなぁ悲しむなかれ我が友よ旅の衣を整えよ

別れと云えば昔よりこの人の世の常なるを流るる水を眺むれば夢恥ずかしき涙かなぁ

【足跡】
「ゆっくり ナナハチ会」は、2023年2月に発足しました。会員は少数ですが、関西ハイク山友会メンバーOBの高齢者です。
皆さんは、鈴鹿のヤフ山を長年歩いた経験者ばかりです。
鈴鹿の山歩きは、名リーダの岩野さんから後藤さんへと引き継れました。
岩野明(亡)さんといえば、鈴鹿の山ならどんな所でも地図なしで歩ける鈴鹿の仙人。
とにかく表現が出来ないほど偉大な人でした。
お二人には、30年近く鈴鹿の山へお供させていただきました。
今回、後藤康之さんがツメカリ谷で亡くなられた事を聞いて信じられませんでした。
彼は、私よりも10才も若くて73才でした。
「ライン」を拝見すると多くの方から悲しみのメールを拝見しました。
彼は、京都大学工学科を卒業されコンサル会社に長年勤められていたがーーーー
人生の中場で資格をとり、親の跡継ぎの仕事をなされていたことを初めて知りました。
その人柄の良さと経験豊かな知識と忍耐力の強さに敬意を表します。
多くの皆様に惜しまれたメッセイジーが強く印象に残りました。
ご冥福をお祈りします。(いせ人の山楽誌・大西脩郎)

【後藤康之さんの親友稲津賢治さんから追悼文が届きましたのでご紹介させて頂きます】
 後 藤 康幸君を偲んで 稲津謙治 後藤君とは同じ⼟⽊ のコンサルタント会社に 私 は 1970 年、彼は 1974 年に⼊し、私は河川、彼はダムの技術者として切磋琢磨 し 、 そ れ 以 来 5 0 年の付き合いであった。 あるの昼休みにズボンの後ろポケットに資料を突っ込んで⼀⼈ で 喫茶店 にくのをて「後藤君 、 なにしにくんや?」と聞いた ら、「これ社労の勉強」と い、 そのときはじめて 2 0 年近く勤 めてきた会社を辞めて 、 技術の 資格を投げ打ってまで おさんの 経営する事務所を引き継ぐ覚悟を知った。 その後、私が定年退職でこれまで憧れてきたきたいと彼に 相談すると、「に乗せるからにおいで」と誘われて私の登 ⼭⼈⽣が始まった。彼は私の登の恩である。 その時のリーダーは岩野さんというを知り尽くしたなかなか 威厳があり話しかけるのも怖い存在で、地図もずにみんなを引っ 張っていっていたが、ちょっとわからないところに来ると、後ろのを 向いて「ごっちゃん(後藤君のこと)!ここはどっちだ?」と 頼りにされていた。 そのうち 岩野さんから 鈴のリーダーを 託され てからは皆さんの ご存じのとおりである。 新ハイキングクラブから新しい今の友会に引き継がれすでに 1 2 年、彼は⽉ 2 回の例会を⼀度の休みもなくこなし、これで 300 回 になろうとしていた。 私の⻑い付き合いの中で彼が本気でに対して怒ったのをたこ とがない。それは皆さんも同感であろう。その優しさがこれまで多 くのを惹きつけてきた。 集合時間がいつもより早くて彼の家に泊めてもらった時に 、 奥 さ んから「稲津さん、配やから下⾒を 1 ⼈にしないで!」と懇願 され、何回かついていったことはあったが、ほとんどの下が単独 になり、 いつかこのような悲劇が 起こるのでは ないかとつねに 恐 れ て いたが、それが現実のものとな っ て しまい、 誠に痛恨の極みで ある。 彼の偉 業 を引き継ぐ ことができる リーダー が すぐにつかること は 現 時 点 で は 考 え にくい が 、 いつかは鈴の例会が 再 開 されること を願う ば かりである。

【登山口は鞍掛トンネル西口】

鞍掛トンネル西口に駐車。駐車場は、送電線リフレッシュ工事(山中)における地質調査工事に伴い駐車場が一部封鎖されている。凡そ15台位は駐車可能。8時30分現在ほぼ満車となる。

下、
木陰の歩きやすい道。それなりに風が吹いて暑いという感じはしない

【早めの休憩】
ゆっくりナナハチ会の方針に従い早めの休憩。

【鞍掛峠、伊賀のUさん差し入れで一息つく】

【鉄塔】

鉄塔。
KとY氏二人は、巡視路の道を上がってきたのでここで合流する。

【涼しい風が吹く快適な尾根筋を行く奈良のOさん】


【休憩】

Aさん差し入れありがとうーーK氏お馴染みのスタイルで休憩しています。

【冷風の森で休憩】
紺碧の空と濃いグリーンの森。
爽やかな涼しい風が吹く。夏山なのにこんなさわやかな山登りが出来るなんて予想もしてなかった。このコースは、何十回も登っているが真夏に来たのは今回が初めて。下見された伊賀のUさんから聞いたお話しの通りでした。

【P1056】

緑の絨毯を敷いたようなきれいなグリン。疲れを感じさせない景観でした。

【山頂直下】

山頂近くに来ると、空は三千メートルクラスの山に登っているかのような青い空。展望も素晴らしかった。

【鈴北岳で記念写真】
鈴北岳で参加12名記念撮影。
上左、
水を飲んでいるのがAさん夫。その隣にいるのがY氏
上右、
いせ人の山楽誌管理人のOです。
左、
前列左からH・Aさん妻・N・K・K氏。
後列、左から世話人のU・K・O・T氏
下、
鈴北岳山頂からの展望。中央、霊仙山。背景、右に伊吹山。

【昼食地、木陰へと向かう】

鈴北岳から少し下った木陰で昼食をとる。天然クーラの風が吹く。
何とかメーカのクーラ「霧ヶ峰」より快適です。

【池散策】
昼食後、池の散策。制限時間を設けているので遠くの池はカット。これが「ナナハチ会」の登山スタイルもうハードなことはしないご老人たちの仲間です。
左、真の池。下、北池。

【復路、鈴北岳に戻る。亡き友よさらば】


【P1056付近の木陰で休憩】
 Kさんお疲れのようゴロンタしています。いつもこのような休み方が一番疲れがとれるようです。ーー


【鞍掛峠】
左、
鞍掛峠の鉄塔建設現場。

下、
鞍掛峠。

【予定時間内(15時)までに駐車地へ下山しました】


【PにてUさん梅ジュースのサプライズ】