日時 06月02日(日) | 伊勢湾に浮かぶ神島 伊良湖岬 三島由紀夫のモニュメント 潮騒の舞台洗濯場にある説明板 |
●小百合さん49年振りに神島を訪ねる ●タイム:9時〜16時 天候曇り。 ●雑記 女優吉永小百合さんが映画「潮騒」のロケで神島に訪れたのは、1964年で今から49年前と新聞等に書かれていた。私が神島へ訪れたのは、吉永さんより数年前のことである。 1959年、高校のクラブ(バドミントンの合宿)で二週間滞在した。あれからもう半世紀以上も経ってしまった。浦島太郎になって戻ってきた。 さて、今の神島に興味深々である。 船着き場に来たら「お帰りなさい吉永小百合さん」の垂れ幕があり島民の皆さんや「潮騒の集い」関係者や第一便で来たサユリストの人たちも沢山いて何かと騒々しい。 翌日の新聞を見ると、島民は400人。船で来た人が1500人以上で宿泊客を入れると全部で2000人位の人が集まったと書かれていた。 私は、第二便で到着したが、セレモニーは、11時半からなのでまだ二時間もあるので島を一周することにした。 神島は、人が通れるほどの狭い通路が入り組んでいる。その通路沿いに肩を寄せ合うように家が建ってい.る。 家並みは、今も昔も変わりようがない漁師町で素朴な人柄も同じである。 恐らく三島由紀夫が島へ来た当時もこのような環境であったと思う。ここは、時計の針が止まったかのような感じさえする。 島一周約4キロを歩く。 新しく三島文学の説明板が要所にあり。 ここは、潮騒の島であることが容易に理解できる。 島民は、第6部作が待ち遠しいとーーー 今、NHK朝のドラマ「あまちゃん」が放映され人気ドラマとなっている。 これって三島由紀夫の潮騒とは関係ないんたろうが「潮騒のメモリー」とか「歌島」とか。何処か「潮騒」と似てる。きつくいえば一部パクリ。 何処かの国じゃないし。天下の公共放送なんだょ 失礼しました。 |
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神島漁港 船着き場 |
潮騒の集いで挨拶をする女優吉永小百合 |
神島灯台 |
新潮文庫の神島灯台 |
八代神社 |
神島港待合所にあった写真 |
初枝(小百合) が磯着で登場したニワ浜、 ここは、カル スト地形で太平洋の荒波が押し寄せる断崖。 先端には、磯釣りの釣り人がいた。 |
潮騒のクライマックスとなった監的哨 | |
神島港待合所に飾られていた潮騒関連の写真。 | |
小百合さんさようなら | |
.Shunonと神島(朝熊ケ岳金剛証寺の道(山上公苑の記事より) | |
神島は、小説「潮騒」の舞台となった。 「潮騒」の作者三島由紀夫は、日本を憂い市ヶ谷の自衛隊本部で壮烈な最後を遂げました。 友人の東京都知事石原慎太郎は、彼の文学才能が半途で消えてしまったことがとても残念と語っていました。 私は、昭和三十年代の夏初めてこの島を訪れ一週間ほど(高校クラブの合宿で)滞在しました。 当時の定期船は、船便も少なく天候によって左右され欠航も多いことから、漁船(先輩の親が坂手の漁師だった)で神島へ上陸しました。 八代神社の階段や映画の舞台となった監的硝まで毎日トレーニングです。 子供は、いつも私たちのそばにいて離れようとしません。小学生全部で10数人(記憶定かでない)、島から出たことがなく遠足(1泊2日)で伊勢へ行くのが待ち遠しいと言っていました。 映画のシーンに出てくる素朴な島の暮らしと同じでした。 今は、定期便が日2回出ており日帰りで行くことができます。何十年振りに訪れたいと思ってます 映画「潮騒」は、第1回(1954年)が久保明・青山京子。 その後、山口百恵なども出演し全部で5作品も造られました。 話題になったのが、吉永小百合の濡れ場シーン(ロケではなくスタジオで撮る)) 彼女が初めて裸になった初々しさがとても素晴らしい作品でした。 吉永小百合が、大女優になったのもこの映画に出演したことがキッカケと云われています |