【山記録】
日時・天候 2018年07月13日(金)・晴
山名 鷲嶺観音探しと水穴
コースタイム 下村林道終点(08:30)〜谷(観音道)〜鷲嶺〜観音地蔵探索(50分)〜宮川パーク第三展望台〜鷲嶺〜展望岩〜鷲嶺水穴〜下村登山口(14:35)
総タイム6時間05分(探索タイム60分+休憩40分=100分程度含む)
距離/累積高度差 沿面距離6.4.3km 累積高度(+609m −613m)
参加人数 単独

<鷲嶺観音を探す山行き>
 20数年前、元教員である地元出身のFさんの案内で鷲嶺に登り立派な観音さんを見た記憶がある。
 だが、そのルートとなると全く記憶がない。
 鷲嶺観音は、何処だ。今回は、観音さんを探す登山である。
 下一郷橋から右折れ5分ほどで鷲嶺登山口に来る。
 ここは、小広場で5台ほど車の駐車可能。鷲嶺水穴への入口でもある。(水穴まで30分程度)
 広場の片隅に鷲嶺観音と書かれた古い標識の残骸あり。
 踏み跡のない暗い谷間を登っていく。
 初心者なら尻込みをしてしまいそうな不安な気持ちに刈られるだろう。
 標高500m辺りに来ると、武蔵が修業した大きな岩が幾つも連なる岩盤地帯に来る。
、(観音さんは岩場の厳しいところにあった記憶から)岩盤地帯を探索したが古道を見つけることができなかった

 一旦、ここは撤退し鷲嶺で頭を冷やすことにした。
 地図を見て検討した結果、鷲嶺西尾根上から探すことにした。
 展望可能なところから覗きこむが、前は見えても崖下は見えない。
 下っていくと、宮川パークの別荘地帯へと降りていく。
 宮川パーク第三展望台に来ると、剥げ落ちた旭鷲山の人物像の看板が今もある。
 観音さんを探すのをあきらめめ引き返すことにした。

 宮川バーク入口(鳥獣捕獲禁止・三重県神宮司庁の看板が建つ)に来ると、往には気がつかなった「右、鷲嶺観 音」の石碑を発見した。
 入口は、崖淵で厳しい。石碑がなければ奥へ突っ込むことはしないだろう。
 10分ほど行くと大岩の中に大きな観音さんが祀られていた。
 観音さんの前には、線香や花が飾られ地元の人が信仰に来られているものと思われる。
 車で来ると宮川パーク経由で観音さん入口まで容易に来られることが分かった。
 奥にあったと思われる古道は、木が積まれてて通せんぼしてあった。
 数回、この道を歩いているのだが気が付かなかった。案内板の石碑は、近年建てられたような気がもするが?

<鷲峰周辺を探索した詳細図>

【下一郷橋から登山口へ】
上左、
矢持町下村に架かる下一郷橋。ここを左に曲がり林道を1キロほど走る

上右、
下一郷橋袂にある鷲嶽観音標識。

左、
林道終点。
ここが、「鷲峯観音」登山口。

下、
暫く行くと鷲嶽観音の古い標識あり。

【標高330m付近で右岸側へ渡る】

左、右岸側へ渡る。
右、古いピンクテープが時折でてくる。

【標高510m地点に来てルート分からず】
左、
標高510m地点。大岩の多い岩盤地形。
ここに来て踏み跡が幾つもある。


【鷲嶺に来て思案する】
30分ほど岩場の道を探したが、古道を見つけられず。
 ここは、一旦撤退し鷲嶺へと向かい作戦を練る。

【西尾根から探すことに】
尾根上の切れ間から大岩を覗きこむが下は見えず。

【宮川パーク第三展望台】
上、
何故か、かわら投げ旭鷲山の写真があるが傷んでいた。
旭鷲山のシコナが、鷲ということから御縁があるのだろうか。

左、
展望台からの景観。

【復路で案内標識発見】
上、
宮川パーク道から山道に入るところにある標識。
「鳥獣捕獲禁止」三重県・神宮司庁の注意看板のあるところに
右、鷲嶺観音
の石碑あり。

左、
右鷲嶺観音
の石碑。
右側の崖淵を行く。

【鷲嶺観音】

上、
鷲嶺観音。
猿か天狗のほかに行けそうもない断崖絶壁にいらました。

左、
観音菩薩前

【鷲嶺に再び戻り昼食をとる】
 鷲嶺は、ケルンがシンボル。気温27℃と涼しい。

 樹林が鬱蒼し太陽を見ることはない。
 昔は、迷い山魔の山が代名詞だった。

【展望岩】
山頂、直下にある展望岩からの眺め。

鷲嶺のテッペンに「展望岩へ3分」との表示あり。テープはないが、真っ直ぐ南に降りると岩が見える。

【平石】
平石で尾根乗換る。

東、竜ケ峠
南、鷲嶺水穴

テープは、竜ケ峠方面についているので注意。

【展望地】

樹林の中をひたすら下る。展望地は、ここのみ。

【分岐】

ここから急斜面を下る。100mほど先で、トラバースしながら水穴へと向かう。足元は、軟弱で滑りやすい。

【鷲嶺水穴】
鷲嶺水穴。
三重県天然記念物指定。
かなり奥まで入って実態調査をしたがまだ不明な点が多いと聞く。

市内の高校生が出られなくなって大騒ぎしたこともある。

【鷲嶺水穴中に入る】
中に入ると寒い。気温、体感20℃以下、