山名・標高→佐見山(通称音無山)・標高119.8m。音無山は、夫婦岩表参道の南、立石岬から南西に連なる標高119.8メートルの低山。
山域→三重県伊勢市二見町
登山口→音無山無料駐車場に登山口で案内板あり。ここから夫婦岩も近い。国道42号新二見トンネル西口手前100m。小型車、20台位留められる。JR二見駅から徒歩10分程度。
登山コース→近年、遊歩道が3本(日の出・散策・お花見コース)あり登山道は、整備され案内板も完備している。春は、花の名所(八重桜・椿・スミレ・リンドウなどが咲く)。秋は、紅葉。冬は、ウオーキング。「花多し、展望良し、紅葉良し、音成神社あり、」と歩いて楽しい里山です。夫婦岩を見学したあと誰でも気軽に音無山へ登ることができるようになった。
山頂→展望台から西へ凡そ400メートル行った先(ケーブル跡近く休憩小屋裏)に三角点あり。周りは、広くて明るいが展望なし。音無山駐車地から山頂へは10分ほど。
展望台→東屋あり。雄大な伊勢湾と鳥羽の島々や水平線の彼方に富士山が望めることも。ここは、「日の出」の名所として人気がある。音無山駐車地から展望台まで30分ほど。
歴史→源義経の家来で平家と戦ったとして知られる伊勢三郎の居城といわれている。別名三郎山。戦時中は、ロープウェイが存在していた。山頂近くにその痕跡あり。 
登山レベル→初心者・ファミリ向き。

【軌跡と周辺案内】

 挿入歌 伊勢めぐり 作詩 田久保真見作曲弦哲也歌手水森かおり 
 風に吹かれる木の葉のように夢はこの手にすり抜ける。肩を寄せ合う夫婦岩。見れば心が熱くなる。女旅たち伊勢めぐり胸の胸の痛みを道連れに


【2022.06.01】
 6月ササユリの咲く季節。カメラ(Sonyα6400)で撮影に行ってきました。
登山道沿いに多く咲いていた。終わった花もあり蕾もありと今が見ごろでした。
後、一週間ほど楽しめるのではないかと思いました。
ササユリは、近辺の山でも多く見られたが今は鹿に食われて見かけなくなった。
音無山は、独立した里山で人家がるので今のところ鹿が来ていないようだ。
何時までもこのような環境であって欲しいと祈るばかりである。
近くの朝熊ケ岳は、有志の方が網で囲い込みをし鹿害を守っている。
効果は、ある程度見られるが管理が大変だ。

【ササユリ】

【】

【】


【2021.01.01音無神社】
日の出時刻は午前7時14分気温体感5℃参拝50人位。監視員の方もいられた。

左、音無山展望台。
下、音無神社。新しい年。健康と家内安全を祈りまた。

【夫婦岩】
上、
元旦の朝二見浦。
伊勢シーパラダイスがコロナ対策のため休業となったので二見興玉神社へお参りする人も少なく寂しいお正月でした。

下、
夫婦岩。

【2020.10.07日誌】
桜の園登山口から登る。登山口から桜の園への登山道は、草が高く深く覆い茂り登山道を塞いでいた。僅かな距離だがズボンにドロボウ草がくっつき手間取る。快晴の展望台から伊勢湾がきれいに見えた。下りは、大江寺から江の街並みを抜け神前神社へと向かう。神前神社は、内宮の末社で標高80メートル位のところにある。愛受院火葬場の奥から入る。神前神社入口から階段が山頂近くまで続いている。足幅と高さがマツチしないので老人には以外ときつい。普通の山道の方が楽である。神社から長瀬山までは、15分ほどで行けるが展望もなく平凡なヤブ山で上る人は少ない。江海岸に降りて夫婦岩へと向かう。江海岸は、整備されてきれい。若いころ投げ釣りでキスを沢山釣れた。今日も堤防の先には釣り人が三人いた。少し先には、夫婦シーパラダイスがある。最近テレビで紹介され人気のアシカの声が聞こえる。塀の10cmくらい隙間から除くと調教師やお客さんが見える。何とまぁいじらしいです。どうぞ入場してくださいとのお誘いの隙間のようです夫婦岩の上には、夫婦鳥が止まっていた。こんな光景初めて見た。何か幸運を呼びそうな神鳥のようです。

【桜の園登山口】
桜の園は、人が入っていない。登山道は草がのびてヤブコギとなっていた。

【音無山山頂と三角点】

【音無神社と展望台】
上、音無山の東屋と神社。
左、江海岸と長瀬山。
下、大江寺へ下る道から朝熊ケ岳が見えた

【江の街中に降り神前神社へ】
上左、江の街並みと神前神社。
上右、愛受院ペット火葬場。この奥が神前神社への入口
左、神前神社

【江海岸と夫婦岩】


【2020.04.27日誌】
 コロナウイルスで5月7日まで緊急事態が宣言されてから二週間となった。
外出の自粛を徹底欲しいとの政府の呼びかけで効果は出ているようだがーー。
感染者は、横ばいで余り減っていないのが現状である。
単独で近くの音無山に出かけたが1人も出合わなかった。
音無山は、花の多い山である。キンランなど多くの花が咲いていた。
夫婦岩付近で、10数人見かけた。
旅館は、すべて閉鎖しひっそりとしていた。

【神社コース】
上、
神社。

左、
神社前の谷道。

【伊勢安土桃山城】
上、
天守閣

左、
伊勢安土桃山城。

下、
伊勢安土桃山城から朝熊ケ岳を望む。

【花を愛でる】

【観光客のいない夫婦岩】



2019年06月16日日誌】
 ササユリは、蕾もあったが終わり近しの花でした。
 オカトラノオは多く咲いていた。
 大江寺参道に咲くアジサイは、見ごろでした。
 夫婦岩に来ると、伊勢湾に強風が吹き波しぶきが高く舞い上がっていた

【登山口】
 一里塚公園駐車場に車を駐車し登山口に来る。
 入口は、草が伸び足元は見にくい。

【オカトラノオ】

【ササユリ】

【音無山の三角点】

【音成神社】
展望台、怪しい雲に覆われていた。伊勢湾は荒れ模様のお天気でした。

【東屋に居たカマキリ】

【大江寺参詣道のアジサイ】
アジサイは見ごろでした。

【二見浦夫婦岩】
二見浦は、荒れ夫婦岩参道にも波がかぶっていた。


【2018年06月02日日誌】
 2018年6月02日快晴15時過ぎ登山口の緑の一里塚着。
 駐車地は、。ここは、津波の避難所として整備された公園でもある。
 東屋のあるトイレ付き公園は、10台位駐車可能。 
 6月ともなれば「ササユリ」が咲く。
 近年、鹿の食害によりササユリは全国的にも希少価値となっている。
 伊勢の山(朝熊ケ岳・鼓ケ岳・前山)にも多く見かけたが、近年、鹿が来るようになってからは絶滅に近い。
 音無山には、鹿の糞を見かけないが何れ鹿が現われそうな不安が常につきまとう。
 人間と動物と共存できる自然環境が荒廃したいま悲しい現実である。

【駐車地、緑の一里塚】
上、
緑の一里塚。
ここは、津波の避難所として整備された公園。

左、
桜の園登山口。
 小尾根に出るまでは、胸辺りの草を掻き分け進む。今の季節は、ツツガムシ・マムシなどがいるので要注意。スパッツは必携。

【ササユリが咲いていた】

【トラノオ】

【山道に咲くササユリ】
遊歩道に合流すると歩きやすくなる。

【ササユリは、採らないで】

【三角点付近】
上左、
東屋。

上右、
東屋の裏に三角点あり。

左、
ロープウエイ駅跡。

下、
三角点のあるところにあるプレイトには「佐見山」と書かれている。

【アザミは、アサギマダラのために残そう】

【展望台】
上、
展望台にある音成神社。

左、
展望台。
伊勢湾の大海原が見える。6月は、日の出はここから眺める。

【太江寺と二見浦】
上と左
太江寺。

下、
二見浦の夫婦岩。音無山の先端が落ちている。


【2016年03月22日の日誌】 
 午後3時前音無山駐車場着。
 今日は、天気が良く温かい春の陽気である。
 神社からさくらの園へ。
 20分ほどで展望台に到着。
 西方向から太陽が辺り海は輝いていた。
 青い海を見ると、飛島近くを漁船か貨物船か分からないが浮かんでいる。その向こうに浮島や桃取が見える。 大阪から来た老人が1人登ってきた。
 暫く会話をすることにした。
 彼は、紀伊半島の古道を歩いて一周したとか。
 今日は、伊勢神宮にお礼参りし伊勢市駅前に泊まる。明日は、熱田神宮へ行くと話していた。

【神社から入る】 

左、神社から入る。
右、参道にショウジョバカマが咲く。

【佐見山三角点119.8m】

正式名は、佐見山。

【二見海岸】 
ケーブル駅跡地付近から撮る。
昔もこんな光景?

【展望台】 

大阪から来たご老人。

【大江寺道の道】 
下、
途中、朝熊山が見えた。
 



【2015年10月15日の日誌】 
 9時40分音無山駐車場着。
 東口から登る。
 間もなく消防車と救急車が数台サイレンを鳴らし二見海岸に向かっていく。
 空には救急へりが飛来し上空を旋回始めた。
 後から来た人に聞くと海で溺れた人を救助しているとのこと。
 釣りでもしていて海に落ちたのかと聞くと、どうやら自殺をしたらしいとの話し。
 大がかりな救助体制をしいていた。

【音無山東口から入る】 
 
登山口から左のルートへ。二見浦上空に突然救助のヘリーが現れた。

【整備された登山道を行く】 
 少し上がると二見浦海岸線が見えた。

【展望台】 
20分ほどで展望台に到着。
江海岸の向こうにイルカ島が見えた。

【三角点】 

休憩所の裏に三角点石あり。

【帰路】 

アサギマダラが飛来していた。


【2008.04.13日誌】 
 今回は、時代村へ行くトンネル手前から入る。
 登山口は、椿や桜の木が多い。5分ほどで桜の園があり山桜やソメイヨシノが咲く。
 花は盛りを過ぎていた。
 音無山の特色は、桜の木が多てくピンク色に染まり山全体が美しいことである。
 三角点のあるところまでは、スミレの花が多い。アサギマダラが飛んでいた。
 低山なから変化があり楽しい道が続くー。
 山頂(119.8メートル)まで写真撮影などゆっくり歩きで1時間程。
 展望台から駐車場へ降りるのが最も早いが、由緒ある太江寺へも寄ってみたい。(全行程90分程度)

【西登山口】 
左の歩道から入る。
 石垣の終点が登山口。
 車は、国道沿いの音無山駐車場へ留める。10分ほどで登山口に着く。

【登山口】 

桜の園は、のんびり家族連れで楽しめる。花の名
所でもある。

【JR二見駅】 
 少し上がるとJR二見駅・国道42号線・伊勢湾の眺めが良い。

【ロープウェィ駅舎と三角点】 

駅舎の近くに三角点あるが分かりにくい。

昭和10年代にあったロープウェィ。公園内にある写真を拝借 


【大江寺】 
1200年前、行基が開いたと伝えられる真言宗の古寺で、天長二年(825)の朝熊岳開創の折には、弘法大師(空海)も 再三訪れ、真言の秘法を伝えたとされている。
 ユースホステルとしても利用されていたが今は、閉鎖か?