【山記録】      国見山の主
日時・天候 2013年04月20日(土) 晴 
山名・ 山域   大紀国見山(734m)焼尾山(730m)八重谷山(711m)
交通・駐車地等 県道46号線藤木屋から林道奥河内線に入る。阿蘇峠へ駐車。
藤木屋から阿蘇峠まで4キロ程度。
コース・タイム  阿蘇峠(09:10)〜登山口(09:20)〜焼尾山(10:00-10;10)八重谷山(10:30-40)
霧穴(10:50-11:02)〜林道出会い(11:25)〜国見鉱山(11:40-12:10)〜国見山(12:20-13:00)〜国見岩(13:06-13:20)〜花撮影-林道出会口(14:00)〜阿蘇峠(14:55)

総タイム4時間40分。実タイム凡そ上り2時間00分。下り1時間30分
沿面距離 9.0km
 人数  単独

【軌跡図】

鳥瞰図】

【山記録】
 4月4 日は、大紀国見山へ行く積りできたが道を間違い奥河内林道へ入り損ねた。
 今回は、リベンジの山行きである。
 前日、大紀町役場に林道の入口を聞く。
 「藤木屋から1キロ余り走った地点に佐田橋あり。これを渡り直ぐ右に曲がる」
 ここが、奥河内林道の入口と教えてもらった。
 
 前回は、ここを直進(県道46号線)してしまったので藤坂峠まで行く嵌めになった。
 この県道46号線は、
 県道という名は付いているが道幅は2メートルほどで狭い。
 角度のないカーブが連続し、ガードレールもないので初めて走る者にとっては怖い山道だった。
 奥河内林道は、多少落石はあったが道幅もまずまずで阿蘇峠まで行けた。
 藤木から15分程度で阿蘇峠へ到着した。
 伊勢から藤木までは1時間余かかった。

 今日は、家へ地図とコンパスを忘れてきた。
 復路、国見岩から藤木屋登山口の南尾根を下り谷を跨いで木屋村山林道へ取り次ぐ予定であったが、地図を持っていないので尾根上部の分岐から安全な木屋村山林道を歩くことにした。
 今回歩いた道は、テープや標識はあり何もなくても迷いそうなところはなく軽ハイキングコースだった。

 焼尾山に延びる尾根は、林道が並行して走っている。
 P493付近は、多少痩せてはいるが後は歩きやすい山道である。
 植林と自然林が背中を分けている尾根筋である。今は、ピンクのシヤクナゲが鮮やかに咲いていたのが印象に残る。

 P730近くになると焼尾山の別名「P730西国見山」という標識が出てきた。
 焼尾山は、樹林の中で広くてただの通過点である。
 山頂中心地には分かりよい山名札が建っていた。
 「焼尾山730m」と「阿蘇峠登山口2.1km・林道分岐100m下る」と書かれていた。
 反対側には「国見岩・木屋」という名札が木にぶら下がっていた。
 この地点にあってもよさそうな「八重谷山へ」の標識は見当たらなかった。
 「林道分岐100m下る」という地点に来て「八重谷山」という名札が出てきた。
 ここは林道に出て国見山へ行く道でもある。

 八重谷へ、
 焼尾山730m・八重谷山710mと高低差のない広くて明るい快適な尾根である。
 分岐から15分ほどで八重谷山到着。
 広い大地に巨岩が転がる。周りは樹林に覆われた凡なる空間地で感動なし。
 やたらに名札がぶら下がっている。
 標識として価値のあるもの以外は整理して欲しいものです。

 霧穴
 入口から底まで垂直に50m落ちている洞窟で落ちたら助からないとの注意書きあり。
 地獄の1丁目を覗くと、壺という感じではなくすり鉢の形状をしている。
 鹿のような大きな動物でも吸い込まれてしまいそうな大穴であった。
 現在、ジェットが調査中の表示あり。
 

 国見山鉱山現場
 建設機械の音が唸る鉱山現場を上から眺めると藤原岳とよくにた光景である。
 山頂近くまで掘削されていて国見山の半分近くはなくなってしまったようで山を愛する者には悲しい。

 皮肉にも工事で削られた山の先端からの眺めは最高に良いのだ。
 4月4日に眺めた683.6三角点峰がスリ鉢の頂点に見える。
 度会三山の栃谷山・七洞岳・獅子ケ岳の眺めも素晴らしい。
 南島の海や山が一望できた。
 まさに国見山の名にふさわしい展望である。
 国見山山頂
 こじんまりした山頂部は、樹林に覆われいているが意外と明るく雰囲気が良い。
 大紀町友山会が作成した山名標識。
 「国見山(岩)734m」という字が刻まれたいた。
 この標識は、他の山では余り見られない特色あるもので友山会の熱意が伝わってくる。
 この名札一つでこの山のことは忘れえぬ山となった。

 国見岩
 個性に富ん大岩である。
 眺めも素晴らしい。岩の中央にシンボルの人間像が建っている。
 周りは、ツヅシ類の花が多く咲いていた。
 国見山は、石灰岩の山なので花が多く咲いていた。

【阿蘇峠】

上左、国見岩まで3.0km。
上右、国見山まで2.7km。

一寸考えてしまいましたが、上の読みが正しいと思う。

 林道入口に上の標識がありました。

【登山口】

左、国見ケ岳の上部にも林道が通っているのが見える。
右、林道を離れ指示標に従いここから入る。

【尾根に出ると間もなくシャクナゲが咲いていた】


【尾根道】

 標識やテープもありしっかりとした踏み跡あり。シャクナゲも咲いている楽しい尾根です。

【焼尾山】

【八重谷山】

 広い大地で大岩あり。何処が中心部か分かりません。

【霧穴】

 恐々覗くと穴は直に落ちているのではなく、スベリ台のような恰好をしている。
 50メートルも直に落ち込んでいる。地獄の1丁目です。
 動物もかなり落ちているような気がします。

【林道を歩いて国見山へ】

新しく増設された林道のようです。

 道路端に建っていた看板には、
 「県営林道木屋村山線村山第二工区開設工事」と書かれてありました。

 

【上の林道から見た風景】

【林道から国見尾根筋に入る】

【戦没者慰霊碑】

 太平洋を眺められるところに「戦没者慰霊塔」が建っていた。
 故郷の地からの出征した兵士に哀悼を捧げる。
 

【国見鉱山現場】

【南伊勢町神崎浦】

【七洞・獅子方面】

【国見山】
国見山山頂
 こじんまりした山頂部は、樹林に覆われいているが意外と明るく雰囲気は良い。
 大紀町友山会が作成した山名標識。
 「国見山(岩)734m」という字が刻まれたいた。
 この標識は、他の山では余り見られない特色のあるもので友山会の熱意が伝わってくる。
 この名札一つでこの山のことは忘れえぬ山となった。

【国見神社?】

【国見岩】

【国見岩と付近に咲いていた花木】