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【山記録】 | |||
日時・天候 | 2013年12月28日(土)晴/雪 | ![]() 大平谷の頭三角点771m |
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山名・標高・区分 | 大平谷の高(875m)・大平谷の頭(771m)・間弓の行者山(729m)/伊勢近辺。 | ||
山域 | 三重県大紀町 | ||
交通 | 伊勢IC乗車~紀勢大内山IC下車~国道42号間弓~グリンパーク大内山(タイム70分) |
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コースタイム |
グリンパーク大内山~四季ふれあい広場の駐車地(7:55)~登山口(林道終点8:10-8:30)~大滝(8:54-9:20)~ガレ場(9:55)~南尾根(10:50-11:00)~大平谷の高(11:15-20)~展望岩(11:30-40)~大平谷の頭(12;20)~鞍部昼食(12:30-13;15)~間弓の行者山(13:45-14:00)~尾根下降地(14:15)~間弓の行者山登山口(15:05) ●総タイム7時間10分 ●コースタイム5時間20分程度(休憩・ロスタイム90分撮影タイム20分) |
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距離/累積高度差 | 沿面距離8,3km 累積高度+1040m -1054m |
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団体名・参加人数 | 単独 |
【足跡】 |
今年の忘年登山は、三重県南部の大紀の山に出かけました。 三重南部は、温暖地帯なので例年は雪のない山ですが今年は違っていた。 駐車地のグリンバーク大内山から見える山は、青空に朝日が射し薄らと雪化粧をしていた。(トップ画像) 白くなった山の名は分からないが、方向を見ると間弓の行者山辺りなるのだがーー。 今日の山の天気は急変した。 午前中は快晴でお昼頃から雲行きが怪しくなり雪が舞ってきた。 大平谷の高から南亦山へ行く予定であったが天気が急変したので南亦山行きは中止した。 今回の山行きは、「大紀の山々」(小野幸年著)に掲載されている「大平谷登山地図」を参考に歩いた。 実際に歩いて見ると、 ①現在地と大滝と小滝の位置が合致しない。 ②大滝コースのルートと現在地が合致しない。 帰宅してからPCでカシミールの軌跡を見て疑問は解けた。 自分なりに解釈すると、 ①大平谷登山地図にある小滝・大滝の位置は、間違いである。 ②大平谷登山地図と今回歩いた道とは別ルートである。 大平谷登山地図に落としてある登山路は、カシミールで落としたものには間違いはないが良く見ると線の 中に黒丸が付いている。 これは探索へ出かけるときに新規作成するルート線で手書きで書いたものと想像する。 結論は、 本に書かれているルートと自分が歩いた軌跡とは別物ということである。 本に書かれている説明文と、自分が歩いた軌跡とは合致しているように思える。 ということは、大平谷登山地図は疑問符がつくといのが私の結論である。 <感想> 登山口の案内板は、グリンパーク大内山~大平谷高~南亦山へとなっている。。 林道終点には、東屋あり駐車スペースもあるのでここまで楽に車は入る。 本コースの目玉は小滝・大滝だろう。今回は、水量がすくなく迫力にかけた。 シャクナゲの木が多いことから登山の適期は五月頃。 登山路は、標識やテープもあり初心者向きだが経験者と同行のこと。 雪のある時は避けた方が良い。 |
【大平谷縦走軌跡・山旅25000図93%縮小】 赤線は登り青線は下り |
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「大紀の山々」本の大平谷登山地図 |
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【四季ふれあい広場へ駐車】 |
![]() ![]() 四季ふれあい広場の駐車地は、道路を挟んで二か所に広い駐車場あり。 公園を散策した後、7時55分出発する。 |
【林道終点】 |
![]() ![]() 林道終点に東屋が建っている。 手前にかなり広い駐車スペースあり。 東屋入口には、「スズメバチ要注意」の標識あり。小滝は、東屋の裏に位置する。 |
【小滝】 |
東屋近くに来ると滝の音が聞こえてくる。小滝は東屋の後ろにあり水量は少なく平凡である。 |
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【登山口】 |
![]() ![]() 東屋の奥に左の橋あり。 四季の森まで1.0km・大滝まで1.0kmとの標識あり |
【大滝】 |
![]() ![]() ![]() 大紀の山本には岸壁の上に石仏が祭られ由緒ある滝と書かれている。石仏があると後から知った。残念なことをした。 |
【大滝分岐から】 |
![]() ![]() ![]() 足場の悪い急坂を上がると開けた谷に出る。 正面に目は行くが、右尾根に向かってテープが付いている。帰宅後、持っている地図(ガイド本を見て書き込み)と軌跡図とすり合わせたら、持っていた地図のルートとは違っていた。 「南亦山3.4km」の標識を過ぎると道は明確なる。 |
【尾根】 |
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【本コース中最大の難所】 |
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![]() 雪が凍結していなかったのでアイゼンなしでも登れた。 凍結していたら難しい。 |
【南尾根下の坂道を行く】 |
![]() ![]() 奥へ行くと雪が深くなり、踏み跡も分かりづらくなってきた。正確なルート地図でないので山感で行くしかない。何処で南尾根へ上がるのか。意識しながら進む。 |
【倒木と積雪で前は塞がる】 |
積雪と倒木で何度か迂回し消えた登山道を歩いてきたが、前は樹林が密生しヤブの様相である。 この辺はかなり谷が詰まって厳しい。このまま前進するのは一寸冒険のような気がしたので南尾根へ取りつくことにした。目測50mの登りである。 |
![]() 帰宅後、検証した結果の地図を写真の上に貼りつける。 |
【ヤブに入る】 |
![]() 冷たい。何ども背中をゆする。 少し先で踏み跡を見つける。 雪のヤブは疲れるので助かった。 |
【南尾根からシヤクナゲ坂】 |
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【大平谷の高】 |
![]() ![]() 大平谷の高から南亦山へ行く予定をしていたが、快晴のお天気がお昼近くなって小雪がパラパラと怪しくなってきたので、南亦山行きは取りやめることにした。 |
![]() こりゃんなんだ。雪のユーホが現れた。 |
【展望岩】 |
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![]() 紀勢高速道が見えた。手前の山は、矢ケ峰辺りでしょうか。 下、手前が南亦山か。 |
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【大平谷の頭】 |
![]() ![]() 雑木の中に三角点あり。 |
【【大平谷の頭鞍部で昼食】 |
![]() 気温が低くて点火に苦労する。鍋で肉うどんを作る。 |
【間弓の行者山】 |
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![]() (役小角)。 石仏は、 1939年4月12日建立。 僧侶のような着物を着て頭巾をかぶり一本歯の高下駄を履きひげをたくわえ、右手に錫杖、左手に巻物を持ち岩に腰掛け堂々とした像である。(大紀本) 下、断崖絶壁の岩からの展望。吹雪で視界悪し。 |
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【行者尾根を下る】 |
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【間弓の登山口へ下山】 |
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![]() グリンパーク大内山にある間弓の登山口へ無事下山する。 |
【帰路、頭之宮四方神社による。】 |
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