【山記録】
日時・天候 2014年 01月24日(金) 天候 
天神山三角点290.6m
山名・標高・区分  天神山(290.6m)/伊勢近辺。
山域 三重県南伊勢町方座
交通 国道260号線南島トンネルを抜けた先で左折れ方座浦へ。伊勢から70分程度
コースタイム
方座浦寺倉林道口8時40分着。1時間余り探索。
駐車地(B地点)9時50分発
天神山(11時45分着・12時50分発)
駐車地(B地点)14時15分着
総タイム4時間25分
距離/累積高度差 沿面距離    km 累積高度+   m -   m(GPSデータ90%の数値)
団体名・参加人数 単独

【足跡】 
 天神山は、標高290mの低山ながらこの山の魅力は展望か素晴らしいことである。
 山頂から三ケ所それぞれ違った海の景観が眺められる。 (下記画像参照)
 ①対岸は、南古和浦湾である。
 近くに海跡湖の座佐の池とたまご浜が見える。浜と池の上は稜線が広がっている。一番高いテッペンが  座佐の高である。その背後に姫越山が顔をだす。
 ②寺倉浦。島の先端は、音瀬の鼻。その先は大海原の熊野灘。
 ③古和浦湾と古和浦の街並み。背景はオロチ山・有地山方面。

 一般コースとしては、国道260号小方トンネルを抜け栃木寵から林道を走り小方峠から尾根伝いに山頂へ
 西側の方座から登るとなると道がないようである。
 ネット検索したが見つけることができなかった。
 今回、方座側から登ったが事前調査や資料もなくブツツケの山行きです。
 思いつきままのレポにつき参考程度にと留めてください。
 
●初登頂の天神山。
 天神山の地形は、海に突き出た半島にあり海洋性の気候で植生も少し違うようだ。
 樹林が密生しシダ類の多い山で登山には適していないような地理を有す。
 従って、登頂にあたっては、鎌・鋏・のこぎりなどは必需品である。
 ルートも下見をしてから決めるのがベストである。

 国道260号南島トンネルを抜け暫く走ると方座浦の標識に従い左折。
 集落に入る橋の手前で右折れ林道寺倉線に入る。
 この林道は、半島(寺倉湾)の先まで延びているようだ。
 養殖作業をしている軽トラ車が走っていた。
 途中からダートな道になる。
 この辺りに来ると、この先私有地との看板あり。
 前日、決めたポイント4地点に向かって車を走らせる。

●計画と結果報告
 前日、ルートを検討する。
 登山口は、CかD地点
: :下山口は、AかB地点
 当日、車でABCDの地点を1時間ほどかかって探索する。
 その結果、C地点から登りB地点へ下山することにした。             登り口。
 B地点に駐車。
 歩いてC点へ、谷から真っ直ぐに尾根を目指したが、尾根まで50mの地点でシダにぶつかり撤退。左の谷へ進んだが難路だった。本コースは、途中から赤点線の谷道を辿りP262へ行くのがベストと思った。
D地点尾根のルート。
 入口は、木が密生しているが何とか無難に行けそうな気がした。

下山、天神山~B地点へ小方峠の尾根コースを歩く。ここは、テープも標識もあり一般コース。
 標高180m辺りの分岐から東北尾根に乗る。テープなどはないが普通に歩ける。途中から南東尾根に向きを変えB地点に向かうがこの尾根はヤブコギである。下に来るとシダが群生している。
 最初の降下地点は、崖でバックする。再び尾根が分かれている地点まで戻り南の尾根へ向きを変える。
 シダが群生し前の様子かよく分からないが中心部を外さずに急降下すると林道が見えた。車の駐車地にドンピシャで降りられた。

【軌跡・】 赤線は登り青線は下り

【方座浦】

 国道260号南島トンネルを抜け暫く走ると方座浦の標識に従い左折。
 集落に入る橋の手前で右折れ林道寺島線に入る。
 この林道は、半島(寺島湾)の先まで延びているようだ。林道は日常使われているのかまあまあ走りやすい。

【林道から見たP262と天神山】
 B地点手前の浜が見えてます。


【C地点から入る】 

【シダのジャングルで突入不可能、撤退する】 

【左に回り込み尾根筋が見えて来た。】 

 シダのヤブもようやく先が見えた。
 僅かな距離前進か撤退か選択に肉体もさることながら精神的にも疲れる。

【天神山】 
 山名札を見ると、山行好人(K/T)さんは2014.1.23登頂とあり。何だ昨日登ったのか。
昨日も天気が良かったのでーー。

 薄月池へ降りて行く道がないか探したが分からなかった。
 ヤブコギ覚悟で降りないとダメだ。
 今日は、鎌やナタを持ってこなかったので断念。

【天神山からの展望③ー古和浦と街並み。背景はオロチ山・有地山方面】 

【天神山からの展望①ー座佐の高と海跡湖の座佐の池。手前、同じく海跡湖の薄月湖】 

【座佐の高とタマゴ浜】 

背景は、姫越山。

【天神山からの展望②ー寺倉浦。島の先端は、音瀬の鼻。】 

【復路】 

小方峠への道を行く。

【分岐】 

左、小方峠
右、北東尾根

【北尾根】 
上左、北東尾根分岐近く。
上右、尾根に乗換え地点。進路を右へ

左、北尾根途中から天神山が見えた。

【下山地手前のヤブ】 

【下山地】 
左、車が留まっているところが下山したB地点。


【養殖筏と寺倉浦】