【山日誌】      
 山名・ 山域 七洞岳(778.3m)獅子ケ岳(733.3m)・(三重度会) 
七洞岳一等三角点
日時・人数  2011年11月05日(土)・5人
交通・駐車地・
登山口等
伊勢自動車道玉城ICI下車。県道65号県道22号で度会町小萩集落へ。奥の小萩林道を走り小萩登山口前広場に一台駐車。もう一台の車に全員が乗り新藤越林道を走り一之瀬南登山口に向かう。
コース・タイム  一之瀬南登山口(9:45)主尾根:(10:07-15)〜七洞岳(10:34-45)〜展望岩(11:05-10)〜P610付近で昼食(11:45-12:10)〜P731(12:25)〜P715(12:54)〜P691(13:17)西獅子ケ岳(13:37-45)〜獅子ケ岳(14:0014:05)〜小萩登山口(14:32)
時間  総タイム 4時間48分
距離   6.7キロ
山頂の展望  ガスで視界利かず

【軌跡図山旅改訂40000図

【足跡】
 <初めに>
 
昔の地元ガイド本。
 獅子が岳から七洞岳縦走コースは、「度会アルプス」「度会山脈」と言われ南伊勢では最も奥深い山である。地元ガイド本「度会大宮南伊勢」(福井著)によると、このコースは、南伊勢の山100回位登った後、卒業試験としてお出かけいただきたいとある。(1997年)

 
過去の「獅子〜七洞」縦走路。
  2000年代当初、以前あった獅子ケ岳への案内板は総て撤去され入口にはロープが張られ入山で   きなかった。
  2000年代中頃、縦走路の整備がなされたのかロープはなくなっていた。
  その頃、 新藤越林道(20キロ)が完成し七洞岳と獅子ケ岳の日帰り周回が可能になった。
  この林道は、明るく山と海の景観は素晴らしい道である。
  小萩林道分岐から登山口まで3.9kmあり、歩くのは地元以外の人は時間的に難しい。

 
 開通後の平成8年、新藤越林道を歩いて地形図を見ながら適当にヤブを突破し尾根に上がりそこ   から藤越峠に出て七洞岳へ登った。その頃は、標識やテープなど何もなかった。

 
<今回の記録>
 suzuka
iyg山仲間から案内を頼まれたので下見に歩いた。
 前回歩いた時にはなかった新登山口が出来ていた。
 この道(谷道から主尾根に上がる)は、案内板もテープあり踏み跡も薄いながらもしっかりしていた。
 七洞岳へ1時間弱で行ける。絶好のコースといえる。
 小萩林道分岐から藤越林道・一之瀬南登山口までの道路は、ダートな道もあるが普通乗車でも行ける。

 100mビッチで距離表示の立札あり。3.9キロ地点が登山口である
 11月5日藤越林道登山口〜小萩登山口まで6.7キロを5時間弱で歩いた。
 車の転送を含めると5時間半程度。
 お天気は、ガスが濃くて展望はなし。西獅子ケ岳辺りから雨が降ってきた。

 七洞岳は、関西百名山の一つ。
 こんもりした山頂の雰囲気がとても良い。
 360度の眺めなのだが、残念ながらガスが濃くて何も見えなかった。
 七洞岳近くにある大展望岩からもガスで見えず。
 
 野原新田分岐から獅子ケ岳縦走路に入る。
 P731、P715、P691、西獅子ケ岳とコブを幾つも越えて獅子ケ岳まで約5キロ弱。
 ゴツゴツした岩場もあり自然林もかなり残されている。
 次から次へと変化していく尾根歩きなので適度に緊張感がある。
 全然緊張感のない山は退屈で面白くない。
 
 今回、歩いた感じでは登山道はかなり整備されているが落とし穴もあることが分かった。
 P731からP695までの間にテープの指示どおり歩いていたら2回も道が消え伏せた。
 地形は、分かっているので修正は出来たが初めて来た人なら面食らうだろう。
 ここは、歩いて来た道を戻るのが正解だ。
 経験者と同行するのが望ましい。
 新発見は、藤越林道へ降りて行く道が2箇所あり案内標識も立っていた。

 もう一つの楽しみは、
 獅子ケ岳から「日の出の森」へ下山することもできる。
 「日の出の森」は、

 度会町がルネッサンスの森として家族連れで楽しめる憩いの場として整備した森。
 「もみ造り小屋」、展望台(ししの舞)、紅葉街道、山桜街道など里山散策路がある。

 今回歩いた、藤越林道〜七洞岳〜獅子ケ岳へコースは、デビュしたばかりで殆ど知らていない。
 三重県南部では、魅力のある山ナンバワンだ。


 【一之瀬西登山口】
3.9キロ表示の前の空きスペースに駐車する。(上左)

右のガードレール切れ間のところに登山口の標識あり。(上右)

【谷筋の道を上がる】

【主尾根に出る】
左、主尾根に合流。周りに標識がある。

【七洞岳への道】

【七洞岳】

 こんもりした山頂部は、何とも雰囲気が良い。
残念ながらガスで何も見えません。
近くにトリカブトが咲いていました。
 

【大展望岩に立つ、ガスで何も見えず】

【大展望岩からの眺望2008.3.8撮影。】

【野原新田道と分かれ道から間もなく一之木登山口1Kという標識が建つ(左)。予想される登山道(右)】

【昼食】
自然林の鞍部で昼食。この先は岩がゴロゴロした岩がある

【P731ここは別名中岳ともいう】

【中岳を過ぎるとガスが一段と濃くなる】

【P715】

【P715付近に小萩西登山口の標識新発見】

【西獅子ケ岳付近から見た七洞岳への大縦走路 2008.3.8撮影】

中央奥が七洞岳。

 七洞岳手前のピークがP731(中岳)
 
 その手前こんもりした山はP715

【西獅子ケ岳】

西獅子ケ岳への道。
本コース中、最もきつい登りです。
ロープに掴まりながら喘いで登りました。

左の標識、間違い発見。
七洞岳とあるのは間違い
正しくは獅子ケ岳です。

【獅子岩】
  笠をさして岩の上に立つ。

【獅子ケ岳】
 雨が猛烈に降っています。

【新藤越林道から見た獅子ケ岳2008.3.8撮影】
左、西獅子ケ岳。

右、獅子ケ岳。