【山日誌】      
 山名・ 山域   大方山(258m)丸山(182m)阿曽浦浅間山(111m) 
三重県南伊勢町  
日時・人数 2012年04月04日(水)・単独・ 晴
交通・駐車地・
登山口等
国道260号線南伊勢町分岐から大方まで約5km。車で15分。(ショートカットのふるさと夢トンネル経由の距離タイムです)
コース・タイム 
駐車地(9:20)~登山口(9:35)尾根(10:00)主尾根(10:40)~P258(大方山西峰11:00)P207(大方山東峰11:25)~局ケ頂分岐(11:40)塩竉浜(12:30-13:00)丸山分岐(14:00)丸山(14:40)~志戸の鼻分岐(15:45)~地蔵堂(16:10)~阿曽浅間神社(16:30)~阿曽浦(16:40)~駐車地(17::20)
距離・時間  総タイム8時間。 距離17.5キロ 累積標高+1606m -1604m
山頂の展望  大方山東峰と西峰からの展望良し。丸山と浅間山は展望なし

軌跡図山旅改訂25000図

【足跡】
 南伊勢町大方竉へ来たのは今日が初めてである。
 車で伊勢から1時間ほどかかった。
 国道260号線南伊勢町分岐から
県道を走り大方まで約5km。車で15分だった。
 県道は、舗装はされているが曲がりくねった狭い山道を走る。
 
途中、ショートカットのふるさと夢トンネルを抜けたらそこは、大方竉だった。

 ここは、漁村の町で海岸線沿いにしがみ付くように家が建っている。
 後ろは崖が迫っていて厳しい地形なので、地震や津波が来たら逃げ場がないような感じもする。
 道路は狭くて対向も難しい。
 従って乗り物の主力は、単車である。放置でもしてあるかのように路上に並んでいた。

 今日の目的の山は、地元のガイド本、南海の山40山(福井著・2003年発行)に掲載されている。
 大王山「ダイオーサン」である。
 この本には、「八ケ竉八幡神社前を通り奥へ進むと途中から道が消え薄い踏み跡を辿りながら尾根を直登すると山頂に出る」と記されている。
 山頂標示もなくよほど山慣れた方にしか登ることのできない藪山と書かれていた。
  
 前日、25000の地形図を見て登り口を2箇所ほど検討していた。
 そこから、尾根伝いに大王山に登り、局ケ頂分岐から塩竉浜に出て登り返して丸山に登り阿曽浦浅間山神社までの縦走コースを計画した。
 課題は、登り口の尾根である。。
 探すのに1時間ほどでロスはしたが、何とか小ピークまで来た。
 そこからP258まではヤブコギで苦しめられたが短時間で突破した。

 大王山(P207)に来ると古い標識が建っていた。
 これを見て疑問が湧いてきた。
 標識に書かれていた字は消えかかり読みにくいが、--。
 縦字は「ここは東峠」と読める。
 斜め字は「西峠まで1.0kmふもとまで500mと記されていた。
 西1.0kmとなるとP258にあたる。
 変だぞP258もP207もとても峠とは自分の頭では理解できない。
 そこで、現在地をGPSで確認するも間違いはなかった。
 この標識は、かなり古いが立派なものだ。
 旧南島町か環境庁か、国土地理院かとにかく行政側が作成したものと思われるので、間違いなどあろうはずもないので頭が混乱した。

 しかも不思議なことに、南伊勢の山なら何処にでもある地元の「南勢テクテク会」さんの標識もないのだ。
 三重・山の狩人「いせ青木」「いせ愛山会」のプレイトもなし。
 これは、とても信じがたいことである。
 何故なんだ。
 もしかしたらP258もP207正式な山名がないということかもしれん。

 帰りに地元の人に「大王山」の山名を聞いて見たが誰も知らなかった。
 帰宅してからも気なるので、ネットで「大王山」を検索したが見つからず。
 「大王山」は、大方山の間違いではないのだろうかと思った。
 それに「ここは東峠」の意味はどう考えても分からない。
 
 知っている方がおれは教えてください。
 取り合えずs分かりやすく大方山東峰(P207)大方山西峰(P258)と仮名を付けることにしました。

【初めて南伊勢町大方竉に来る】
 駐車スペースはないといってよい。左の場所へ車を置いたが奥の人たちの駐車地かも知れぬ。

【地図を見て登り口を探索する】
前日、地図を見て登り口を2箇所ほど検討していた。
最初の尾根を試みたが厳しくて撤退する。
次の候補地(下右の場所から)登った。結局、1時間ほどロスしてしまった。
下左、対岸から見た登り口。中央の尾根を登る。

【ヤブコギ。最初の尾根ピークまでは、何とか行けたがーー。】
ここは、最初の尾根ピーク。この奥からP258までヤブの中、杖もカメラもリュックにしまい右に左に障害物を避け突入する。
 主尾根に上る手前が厳しくて苦戦した。

【P258】
 P258に来たらヤブから解放された。
 ここに国土地理院の測量用ポールが建っていた。
本コース中の最高峰。
 丸山から阿曽浦浅間山まで太平洋側の縦走路が良く見えた。局ケ頂と直下の海岸に白波がたっていた。
 北方面に道行へ降りて行く道もあった。

【P258からの展望1丸山】

【展望1の続きー右端、阿曽浦浅間山】

【上の続きー阿曽浦】

【P207】

測量用のポールと左の標識が立っていた。この標識を見て疑問がわいてきた。
【P207、諸炬羅山方面の展望良し】

【八ケ竉神社分岐】
P207(大方山東峰)から100mほど降りたところに大方
竉へ降りて行く標識あり。
ここは、400m直進すると次の分岐あり。

【局ケ頂塩竉浜との分岐

塩竉浜海跡湖とP258とP207

塩竉浜と局ケ頂

塩竉浜

【海岸からの登り口】

【分岐ー丸山登り口】

 この標識を見落とないこと。

【小滝】


登り口から10分ほどで着く。
滝の上にある池と山 

【丸山】
視界なし。
頂上付近、周回する。

【大島小島展望地】

【志戸の鼻】

【地蔵堂】

【浅間神社】

【阿曽浦浅間山。背景は姫後山と有地山と思うが?